東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

科学者の卵養成講座

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和元年度 まちかどサイエンス

科学者の卵たちが見つけたちょこっとサイエンスをご紹介します。

蝉の見分け方

2019.08.13自宅のベランダ

宮城県仙台二華高等学校

穂積尚子

蝉の見分け方

皆さんこんにちは。突然物音がするとその日はトイレに行けなくなる穂積尚子です。夏、一番驚くのは、死んでいたと思ったら突然動き出す蝉です。

先日もベランダで蝉が寿命を迎えました。どうやって生死を判断したのか?今日はその見分け方についてです。アブラゼミとミンミンゼミの見分け方は、まだ抜け殻でないと分からないレベルなので、少しお待ちください。ちなみに写真の蝉はミンミンゼミだそうです。

蝉は大体背中を地面につけて死んでいます。力なく生きているときもそうですね。理由は分かりませんが、うつ伏せて死んでいる蝉を見たことがある方はいらっしゃいますか?蝉は生きているなら、自力で起き上がろうと六本の足をばたつかせます。だから、生きている蝉の両手は開いているのです。それに対して、この写真にあるように死んでいる蝉は、全ての足が縮こまっているのです。

生き物って、どこまでも興味深いですね。