東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

科学者の卵養成講座

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和元年度 まちかどサイエンス

科学者の卵たちが見つけたちょこっとサイエンスをご紹介します。

アサリの貝殻

2019.09.05夕食の場にて

仙台市立仙台青陵中等教育学校

星野鈴佳

アサリの貝殻

お久しぶりです。仙台青陵の星野鈴佳です。まず最初にお詫びします。


写真、ちょっと気持ち悪い感じですみません!


これ、蛾などの虫ではありません。アサリの貝殻です。今日、夕食にアサリの味噌汁が出たのですが、そこでふと疑問に思うことがありました。それは、「アサリの貝殻の模様って、どんな風にできているんだろう!?」ということです。調べてみたところ、そもそも貝は軟体動物で、特にはっきりとした貝殻を持つものの総称なんだそうです。そして、貝殻の主成分は炭酸カルシウムとコンキオリンということでした。貝は卵から生まれ、最初の頃は殻を持たないトロコフォア幼生と呼ばれる状態なります。そして、口の開く部分から炭酸カルシウムとコンキオリンを分泌して殻を形成し、少しづつ貝を大きくしていきます。それでは、なぜ一つ一つ模様が違うのでしょうか。単純に個体差なのか、それとも遺伝が関わっているのか、興味を持ちました。詳しい方、是非教えて下さい!私自身もこれから追いかけていきます!