東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

科学者の卵養成講座

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和2年度 まちかどサイエンス

科学者の卵たちが見つけたちょこっとサイエンスをご紹介します。

バナナの皮と現実

2021.01.28自宅

八戸聖ウルスラ学院高等学校

野呂知世

バナナの皮と現実

 お笑いやアニメでよく、バナナの皮で滑っている人って見かけませんか?でも実際にバナナの皮を踏んで滑って転んでいる人なんてみたことがないですよね?道端にバナナの皮が落ちているっていう状況さえもみたことがありませんが(笑)昨日バナナを食べたのですが、皮だけの写真を撮るのもなんかな…と感じたので、すみません、今回も引っ張ってきました。(http://www.prana-g.com/miyazaki/20200717-3-2.html より)
 まず、なぜバナナの皮は滑るのか。これは、バナナの皮の内側と私たちの歩き方に関係しているそうです。バナナの皮の内側は、力をかけられると白い小胞が粘液状になります。そして私たちが足の裏と地面の摩擦を利用して歩いているところにバナナの皮が置いてあると、予測していたよりも小さい摩擦が起こることで滑るのです。ちなみに摩擦係数を研究した方もいらっしやるそうで。興味のある方は調べてみてください。
 最後にひとつ。実はバナナよりもネギの皮の方がとても滑りやすいそうです(笑)