東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

科学者の卵養成講座

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和2年度 まちかどサイエンス

科学者の卵たちが見つけたちょこっとサイエンスをご紹介します。

のりってなんでくっつくの?

2021.03.08自宅

八戸聖ウルスラ学院高等学校

野呂知世

のりってなんでくっつくの?

 右側に水で膨らむビーズがありますけど気にしないでくださいm(_ _)m
 皆さんはのりがなぜくっつくのかを知っていますか?私はなんとなく、ベタベタしているからくっついているのだと思っていました。が!実はそれ以外の理由もあるみたいなんです。
 全ての物質は粒子からできていると考えると、のりも、くっつける物質も小さな粒子でできているわけですよね。小さな粒子が合わささってできている、つまり必然的に凹凸が生じます。例えば紙を例に例えますが、紙の表面にある凹凸にのりがその間に入り込むことで、紙同士がくっつくそうです。
 ではのりがベタベタなのは関係ないのでしょうか?でも、のりの粒子が互いにくっついていなければ紙同士をくっつけることはできないわけですから、やっぱりベタベタは必要なのだと考えます。つまり、もしベタベタしていなくても粒子同士が互いに結合を保つことができたら、のりはベタベタではなくなってしまうかもしれないと感じました。