東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

科学者の卵養成講座

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和3年度 まちかどサイエンス

科学者の卵たちが見つけたちょこっとサイエンスをご紹介します。

泰山木の花が咲きました

2021.07.24学校

東京学芸大学附属高等学校

大倉早葵

泰山木の花が咲きました

こんにちは。東京学芸大学附属高等学校1年の大倉早葵です。
今回は私の学校の校章にも用いられている、泰山木という植物を紹介しようと思います。
 
泰山木は北アメリカ原産のモクレン科に属する常緑高木です。英名はSouthern magnolia、学名はMagnolia grandifloraと言います。泰山木の特徴は、直径20cm以上である花があることです。この花は芳香を持っていて、 香水の原料や化粧品の香料に用いられているそうです。また、表面がツルツルで丸みを帯びた硬い葉も泰山木の特徴と言えます。そもそも、なぜ、どの植物においても葉の表面がツルツルしているのか疑問に感じたので調べてみました。調べた結果、葉の表が裏に比べてツルツルしている理由は細胞壁の外側にあるクチクラという透明で水を通さない層と、その表面のワックスの層にあると分かりました。泰山木の葉の表面が特にツルツルしている理由を知りたいです。
 
コブシやモクレンの花と似て非なるもので、街中で泰山木を見る機会は少ないので学校の泰山木が開花したのを見てとても感動しました。泰山木は実をつけるそうで、いつ見れるのかなと楽しみです。