東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

科学者の卵養成講座

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和3年度 まちかどサイエンス

科学者の卵たちが見つけたちょこっとサイエンスをご紹介します。

カモかも?part 2

2021.08.16

宮城県仙台二華高等学校

石川結愛

カモかも?part 2

前回の投稿で、街で見つけたカルガモについてご紹介させていただきました。
あれから約1ヶ月。旅先で、またしてもカルガモと出会うことが出来ました!っていう夏休み中のお話をします。

今回は、水面を泳ぐカルガモの様子の画像を添付しております。ちなみにこのカルガモは全体的に色が黒っぽく、背中の羽に白い縁取りがないので、オスです。

炎天下の中でしたが、このカルガモはしっかりと日光を避けて、植物の日陰のところを泳いでいました。
泳いでいるカルガモを見ていたところ、カルガモってどうやって泳いでるんだ⁇という疑問を持ったので、自分なりに調べたことをまとめさせていただきます。

カルガモは、趾(あしゆび)と趾の間に蹼膜(ぼくまく)=水かきが張った蹼足をもち、水中で足を前後に動かして泳ぎます。脚が最前方に全部の趾を伸ばし広げて膜の面積を最大にし、後へ蹴って前進します。その脚を前に戻すときは、水の抵抗を減らすため、全部の趾を接して膜をたたんで閉じます。
歩くときも膜をたたんで前方に出し、着地寸前で水かきを開きます。

今回は以上です。またカモがいたら、お知らせさせていただきます。