東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

科学者の卵養成講座

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和3年度 まちかどサイエンス

科学者の卵たちが見つけたちょこっとサイエンスをご紹介します。

しっぽ

2021.09.20学校

山形県立鶴岡南高等学校

伊藤さや

しっぽ

こんにちは。鶴岡南高校の伊藤さやです。
前回の投稿からだいぶ間が空いてしまいましたが、面白いものを発見したので投稿してみようと思います。
本日は、学校で見つけた虫について紹介します。
(苦手な方もいらっしゃると思うので写真は小さめにしました。)
調べてみたところ、これはスズメガという蛾の幼虫でホウセンカやサトイモの葉などによくいるそうです。スズメガの幼虫にはしっぽのような尾角(びかく)があり、尾角の先は真っ白です。私はこの幼虫を見たときに一瞬どっちが頭なのだろうと困惑しました。触覚のようなものが後方についていることに珍しさを感じ、調べてみました。すると、どのような役目をしているのかはよくわかっていないようで、進行方向に振るとよく言われているようです。後方にあり、わざわざ白くなっているというのは、自己防衛のためなのか、ただバランスをとるためなのか、蟻のように何かの成分を含むものを分泌しているのか。皆さんはどう思いますか??