東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

科学者の卵養成講座

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和3年度 まちかどサイエンス

科学者の卵たちが見つけたちょこっとサイエンスをご紹介します。

カモかも?part 6

2022.01.02

宮城県仙台二華高等学校

石川結愛

カモかも?part 6

※重要
先にお知らせしておきます。カモじゃないです!
皆様何卒ご理解の程よろしくお願いします。

では。本題に参りたいと思います。
画像にあるのは、ツル目クイナ科オオバン属に分類される、オオバンという鳥です。
画像は、全てオオバンです。あまりいい写真が撮れなかったので、4枚組み合わせて少しでも分かりやすくしてみたつもりです。

オオバンの特徴は、黒い体、白いくちばしと額です。カモのように水辺にいることが多く、カモに間違えられることが多いですが(私のように。)、くちばしは尖り、指と指の間にある膜のような水掻きがないのでカモとは全く違います。

近年では、オオバンは国内では増加傾向にあり、分布域も広がっています。この謎については調査が進んでいて、2005年1月に13,743羽だったのが、2016年1月には82,928羽になったという調査結果もあります(琵琶湖岸全域と周囲の内湖や河川など計180カ所で「日本野鳥の会滋賀」のメンバーを中心に延べ300人体制で実施した調査の結果より)。

オオバンは、クイナの中では最も大きく、太っています。画像にある、羽を広げているオオバンを見ていただけると、お腹の大きさがわかると思います!

今回は、カモ科以外の鳥にも出会うことができて、とても嬉しかったです!