東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

科学者の卵養成講座

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和3年度 まちかどサイエンス

科学者の卵たちが見つけたちょこっとサイエンスをご紹介します。

白鳥たち。

2022.01.02

宮城県仙台二華高等学校

石川結愛

白鳥たち。

今回見ていただきたいのは、手前にいるカルガモではなく、右の方に固まっているオナガガモでもなく、7羽のハクチョウたちです。

まず、このハクチョウの種類を調べました。オオハクチョウとコハクチョウで迷ったのですが…。
くちばしにご注目ください!
オオハクチョウとコハクチョウの違いはくちばしの黄色の面積の大きさです。オオハクチョウは黄色の面積が大きく、くちばしの先の黒い所との境目の下の方が少し尖っています。コハクチョウはオオハクチョウに比べて黄色の面積が小さく、黒い部分との境目の下の方が尖っていないそうです。
よく見ると…おそらくオオハクチョウかと思われます!

手前の3羽、色が気になりませんか?白鳥じゃなくて、灰鳥じゃない?と思われるかもしれません。
私も疑問に思ったので調べてみたところ、灰色の3羽は、オオハクチョウの幼鳥でした。2、3年で徐々に白色の毛が混ざり、成鳥のような真っ白なハクチョウになるのですね!
このハクチョウたちは、所々白い毛が混じっています。私はこれを調べた時、童話の『みにくいアヒルの子』を思い出しました。

今回観察できた鳥は過去の投稿も含め、以上になります。冬はたくさんの冬鳥が日本に渡ってくるので、観察しやすいかと思います!
冬は最高ですね!皆さんもぜひ、水辺を見に行ってみてください!