東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

レッドキャベツ、ネギ、ハツカダイコン7~12(農:竹本貴世子)

2015年10月21日 (水)

渡辺先生、コメントありがとうございます。今日はぐっと気温が下がって自分でも寒いと感じるので、今晩は室内飼育をやってみます。やはり、少し大きくなるまでが勝負ですね。せめて本葉が何枚か出るまで気合を入れてお世話したいと思います。観察もしっかり頑張ります。

10月17日~21日までの報告をします。

うちの子たちは毎日変化しているので、最近は朝に変化を見るのが楽しいです。そろそろレッドキャベツが収穫できそうなので、ますます楽しいです。やっぱり食べるというご褒美があるのはいいですね。たぶんご褒美がなければいやになってきたころだと思います。食べるために、頑張れそうです!もちろん、観察もがんばりますよ。


レッドキャベツ

20151021165845-7fd215a2344d6ddbe9b499007e4435b2273b5539.JPG20151021170019-1fcfc1921f70a80e6ed1435894264e9193273a6c.JPG

10月18日と20日の写真です。一番長いものはコップからはみ出ています。レッドというだけあって身体中赤みがかった色をしています。植物としてあるべきはずの緑色がどこにも見当たりません。ずっと暗闇にいたので光合成をする必要がなく、緑色でないのは仕方がないかもしれません。そろそろ、おいしそうになってきたなあと思うので光に当ててやろうと考え、20日から日に当て始めました。日に当てたら緑色が出てくるかもしれないので、よく観察したいと思います。また根ですが、こちらもぐんぐん成長しております。前にまっすぐ伸びていると書きましたが、まだ比較的まっすぐ伸びています。これだけまばらにしかなければ絡み合うこともないからでしょうか。お手本のように絡み合っているのは観察できません。みんな根毛をふさふささせ、下に向かっています。このままおいしくなってほしいです。


ハツカダイコン

20151021172310-65e170a753d39f929c5bc22c9e0938a29525ffde.JPGがんがん芽が出てきました。18日の写真です。早速間引きました。

20151021172446-65568ad077bcfb5aef3d2bfa5d7359b522ca8484.JPG間引いた子たちは植え直しても上手く育たないそうなので、鍋に入れちゃいました。しっかり味わってコメントしようと考えていたのですが、鍋の味に負け、全然わかりませんでした。それだけよく染み込むというのだけは言えますかね....次はしっかり味わえるような調理方法にします。まだ徒長は見受けられないので土寄せはしていません。次に間引いた時にでも土寄せをしようと考えています。今はなるべく光に当て、上手く育っていくことを祈っておこうとおもいます。


ネギ

20151021173252-a3c462ce57d6c555b0e9c2fd1f7713c4bf3d550b.JPG18日の写真です。鉢の右側に小さい目が出てきました!それからもしばらく新聞紙作戦を実行していましたが、20日に鉢をみてみると....

20151021173537-f3a65f7e92de36b312f812b62519da788288b00c.JPGにょきにょき出てきました!土の乾燥に特に気を付けなければいけないのは芽が出るまでだったので、今日から新聞紙は外し、光に当てて育ててゆきます。もう少し大きくなったら、こちらも間引きをします。ひとまず芽が出て一安心です。単子葉類なだけあって、双子葉類のハツカダイコンと比べるとヒョロっとして頼りなさげです。頑張って大きくなってほしいです。

コメント

農学部・竹本さん

遺伝の渡辺でございます。今朝は、寒かったですね。曇りでしたし。書かれているとおり、本葉が数枚でるまで、朝晩は、部屋の中という作戦、よいかと思います。日々の天気であったり、朝晩の気温を気にしたり、生長具合を気にし始めれば、農家レベルだと思います。よいことです。観察、収穫の楽しみを持って、活動しているのがniceです。

レッドキャベツの根っこの絡まってないという観察、おもしろいですね。渡辺にも理由はわかりませんが、スポンジの素材がよいのでしょうか。程度に穴が空いている。葉緑体ができる前に、こうした紫の色素が合成されるのだと思います。普通は、黄色ですからね。その意味で、是非、光を当てたあとの変化をしっかり観察して下さい。

間引きはうまくいっているようですね。それを味わったのはよいことですが、まずは、そのままの加工しないで食べて、食味を確かめる、そんなのはどうでしょうか。そうしたら、ダイコンそのもの味がわかると思います。次のタイミングの時に。それは、レッドキャベツのスプラウトも同じですね。

ネギは、戦略が成功でしょうか。新聞紙という。もうすこし拡大した写真があると、単子葉というのがよくわかるのではと思います。他の受講生で悩んでいた方もいたような気がするので、見本というか、先達としては、そんな写真はどうでしょうか。

わたなべしるす

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