豆苗2回目の収穫(工:大和田莉央)
2015年10月28日 (水)
図1 収穫前の豆苗
こんばんは、工学部の大和田莉央です。
最近は気温が下がってきて、部屋の中でも肌寒さを感じるようになってきました。そんな中でも、元気に生長している植物たちの様子を報告します。
豆苗について
図2 1回目の収穫の時の豆苗
図3 2回目の収穫の時の豆苗
図4 豆苗入りわかめスープ
豆苗は二回目の収穫を迎えました。前回の投稿(10/25)の時は最長のもので13cmでしたが、26日になると16cmとなりました。1回目よりも光に当てていた時間が長いせいか葉が濃い緑となり、茎も少し緑色が濃くなりました。(図3)
そこで最も長いものを包丁で切り取り市販のものと比較してみました。市販の豆苗は1回目の収穫で用いた豆苗から2回目に収穫したものです。長さは18cmでした。2つの豆苗を食べ比べてみると、栽培したものは市販のものよりも味が濃く、少し苦味が強いような気がしました。また栽培したものの方が茎が少し硬かったです。わかめスープに入れて食べるとやわらかくなり、味もしっかりしていておいしかったです。(図4)
再び段ボールの中で栽培して、3回目の収穫を目指します。
ホウレンソウについて
前回の投稿から時間が開いてしまったので日付ごとに報告します。また、唯一子葉が出ている苗をⅠとして説明します。
図5 10/26の様子
10/26
25日に蒔いた種が少しずつ殻から出てきて白い部分が見えてきました。Ⅰは子葉が4cm、本葉が5mmになりました。
図6 10/27の様子
10/27
Ⅰの本葉の長さが1cmになりました。他の種は白い、茎のようなものが見えてはいるものの、26日と特に変化はありませんでした。
図7 10/28の様子
10/28
Ⅰの本葉の長さが1.3cmとなり、葉っぱの形がちゃんと見えるようになってきました。しかし、今日は部屋の中で育てていて、一方向からしか光が当たらなかったせいか、窓の方へ傾いてしまいました。明日はちゃんと光の当たる場所に置こうと思います。
ここまでの栽培で気になっているのはⅠ以外のホウレンソウの種です。前回、先生から少し土を掘ってみてはどうかというコメントをいただいたので、スプーンで少し表面の土をとってみました。すると17日に鉢へ入れた種を発見しました。見てみると、周りが土で固まってしまい、根が出てきていない状態だったので、種の周りの土を少しほぐした後、土を軽くかけて水をやりました。無事に芽吹いてくれたらいいな、と思いつつ観察しています。
ハツカダイコンについて
図8 苗の番号
今回も苗の番号を用いて説明します。(図8)
図9 10/26 ①~⑥の様子
図10 10/27 ①~⑥の様子
図11 10/28 ①~⑥の様子
前回投稿した25日からさらに生長し、①は26日に3,4枚目の本葉が出てきました。本日28日には、3枚目の本葉が1.5cmになりました。(図11 左)③、⑤も3,4枚目の本葉が見え始めています。②、④は①③⑤⑥よりもだいぶ生長が遅れていますが、ようやく1,2枚目の本葉が1~0.5cm程になりました。(図11 右)
このように写真を並べてみると、それぞれが少しずつ成長してきていることや、入れ物が鉢かパックかで生長ぐあいが大きく違うことがわかります。気温が下がってきて、部屋の中で温度が下がってきたのでわずかな変化も見逃さぬよう注意深く観察していきたいです。
2015.10.28 曇り 室温20℃
コメント
工学部・大和田さん
遺伝の渡辺でございます。コメントをしようと思いつつ、他の案件に時間をとられていて。失礼しました。
豆苗、2回目の収穫というのが、すばらしいです。普段からも購入したものを2-3回、収穫しているのだと思いますが、それを自分ので実現できるのが、すばらしいです。2回目の方が、茎がずいぶん太いように思いますが、徒長と光を当てるタイミングがよかったのではないでしょうか。長さもそうですが、太さも着目してはどうでしょうか。苦みの問題は、少し難しいですね。いわゆる、二次代謝産物の量になると思いますが。少し光の当て方、強かったというか、多かったというか、これが生き物だと言うことだと思います。いずれ、よく管理できているかと。是非、3回目を楽しみにしております。
ホウレンソウは、1つだけ、がんばっていますね。他のは、根っこが出てから、芽が出るまでのと頃で、水分管理が少しうまくいかなかったのではと思います。これは、これまでの渡辺の経験ですが。1つをしっかりがんばって下さい。
ハツカダイコンは、環境によって、ずいぶんちがうことがわかり、おもしろい実験系になっていると思います。是非、大きく育てて下さい。室内が寒くなってきましたね。今日など、特に。何か、工夫をすることを考えてみてはどうでしょうか。あたたかくすることを。
わたなべしるす