東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

ハツカダイコンの生長(工:大和田莉央)

2015年11月20日 (金)

図1 苗(ハツカダイコン)の番号

こんにちは、工学部の大和田莉央です。

中間発表から初めての投稿です。新たな気持ちで頑張っていこうと思います。

ハツカダイコンについて

今回もそれぞれの苗に振った番号を用いて説明していきます。(図1)

初めに、前々回の投稿時に枯れかけだった②、④について報告します。

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図2 11/19の様子

 11/16の投稿に対して、渡辺先生から水を控えすぎたかもしれない、というアドバイスに、昨日の11/19に気が付き、さっそく水を100mlやりました。このとき、④は本当に枯れる寸前で、爪楊枝の支えなしでは倒れてしまうような状態であり、②も萎びて倒れかかっていました。(図2)

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図3 11/20の様子

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図4 ④の枯れた本葉の隙間から見える新しい本葉

 しかし、本日20日に様子を見てみると、②④ともに支えなしでもまっすぐ立てるようになりました。(図3)そして、④は1,2枚目の本葉は完全に枯れてしまいましたが、新たに3枚目の本葉が出始めました。(写真からは少しわかりにくいのですが...)(図4)これからは水の管理に特に気を配っていくようにしたいです。

次に、①③⑤⑥について報告します。

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図5 11/18の様子(一部分)

鉢の方は11/16に追肥を行い、水を100mlやりました。このときはまだ子葉は枯れ気味だったのですが、18日になると追肥したおかげか、子葉の枯れがおさまりました。(図5)

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図6 11/20の様子

そして、本日20日になると少し萎びていた子葉が元気になり、垂れ下がっていた本葉もまっすぐになってきました。

①は完全に子葉が枯れてしまいましたが、葉は最も濃い緑色をしており、5mm程の6枚目の本葉が出てきています。③は5枚目の本葉が出てきているのですが、一部の葉が①の葉と被っており、少し黄色っぽくなっています。⑤⑥は、子葉が1枚枯れてしまいましたが、もう片方の葉は元気になり、しっかりとしています。

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図7 ⑥の本葉

 ここで気になっているのが⑥の本葉についてです。図7からわかるように1枚の本葉から小さな葉が出てきています。このような葉は初めて見たので驚きました。これは葉が出てくる途中でとなりの葉がくっついてしまったのでしょうか?もう少し観察を続けていきたいと思います。

今回の報告はここまでです。次回はホウレンソウと豆苗について報告します。

2015.11.20  曇り 室温18℃

コメント

こんにちは、ラボスタッフ増子です。

はつかだいこん、順調なようですね!素晴らしいです。そろそろ大根も太ってきたんじゃないでしょうか。パックと鉢と、深さが違う2種の容器での栽培、楽しみですね。大根の大きさに差が出るのかも楽しみにしています。この程度の大きさになると、十分に肥料を消化できるため、追肥をしたのは良かったと思います。もし、少し土が残っているようなら、土を盛ってやり、胚軸を隠すような形にするとよいかもしれません。土を盛る際、根元をグッと押さえるようにすると、しっかり安定します。

葉の上の小さな葉っぱ、不思議ですねー。隣の葉がくっついたのかな。ここから出てきたのかな。経過を楽しみにしています。

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