ハツカダイコンの生育(工:大和田莉央)
2015年12月16日 (水)
図1 ハツカダイコンの苗に振った番号
こんにちは、工学部の大和田莉央です。
ハツカダイコンについて報告するのは約1か月ぶりとなってしまいました。まとめて報告していきます。説明には、前回同様、苗に振った番号を用いて説明します。(図1)
②、④について(パック)
前回報告した時、④は1,2枚目の本葉が枯れかけて3枚目の本葉だけが残っている状態であり、②は本葉が2枚出ていてなんとか支えなしで立っているような状態でした。(図2)このときは、④もまだ葉が緑色だったのですが、11/25になると②は完全に持ち直したのに対し、④は3枚目の本葉以外は完全に枯れてしまいました。(図3)この日は水50mlを与え、追肥を行いました。
11/30になると④は完全に枯れてしまいました。スプーンで掘り返してみたところ、図5から分かるように、④は地下の部分のほとんどが徒長してしまった茎であり、根がほとんど伸びていませんでした。④はもともと徒長がひどく、茎を深めに植えてしまったので根が伸びるスペースがなくなってしまったものと考えられます。
ここからは②についてだけ報告していきます。
④を抜いた後、②は3,4枚目の本葉が少し大きくなったことと、5,6枚目の本葉が出てきたこと以外にはあまり変化はなく、ゆっくりと生長していました。しかし、6日になると子葉が黄色くなってきてしまったので追肥を行いました。また、12/3には水40ml、12/8には水80mlを与えました。ここで気になっているのは、図8からわかるように3,4枚目の本葉の先が黄色くなってきてしまっていることです。最近天気が悪いため光が当たらず、室温も低いままであることが原因かもしれません。とりあえず昼間は日のよく当たる場所に置き、夜は温度の下がる窓際から離すようにしていこうと思います。
①、③、⑤、⑥について
鉢のほうに植わっているハツカダイコンたちは皆元気で、一枚の写真に全体を収めるのが難しくなるほどに大きく成長しました。現在9~10日おきに追肥を行い、3~5日おきに水を約100~160ml与えています。
その結果、12/13頃から①の茎の根元が太くなり始め、12/15には1㎝ほどになりました(図12)。2,3cmになったら収穫しようと思います。③、⑤、⑥はまだ茎が細いままで、根が太り始めている様子はありません。これからもっと寒くなると思うので元気に育っていってほしいです。
2015 12/16 室温15℃
コメント
工学部・大和田さん
遺伝の渡辺でございます。最初に図を入れるのがformatになっているのをうまく使ってくれていて、niceです。いつもかと思いますが、時系列で、整理をしていて、図の説明を写真の下に入れる、これは、理系だけでなく、論文を書くときの約束事なのですが、それがきちんとできているのは、すばらしいです。何より、写真だけを入れるよりもわかりやすいですから。他の受講生も是非、参考にして下さい。
枯れたダイコンがあったのは、少し水を控えすぎたのだと思います。このあたりというか、水加減というか、慣れるまで難しいところだと思います。一方で、根っこが肥大を始めているのもあり、楽しみですね。少し気になったのは、葉っぱの色が薄いこと。もしかしたら、肥料が切れているのか、そうでないとしたら、日当たりがあまりよくないのか。最後に室温とあったので、もし、日中も室内でしたら、外気に当てる方が、植物の生長にはよいかと。なので、日中は外へ、夜は、うちの中へと言うのをやってみてはどうでしょうか。
わたなべしるす