東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【その9】白菜の報告(理:藤井和樹)

2016年1月21日 (木)

二か月ぶりの更新になります。少し間が空いてしまうとずるずると更新しなくなってしまいます。ダメですね。こんばんは、藤井です。前回の記事は中間報告でした。あっという間に最終報告目前です。やばい。。。

白菜の報告です。種を播いたのは10月17日ですから、植えてからもう3か月になります。冒頭の写真が現在の様子です。最終報告までもう時間がないので、大量の画像を使って駆け足で説明したいと思います。

20160120164525-54c7ec5177ff444a8064774751061d8ff76f4891.JPGのサムネイル画像まず、シャーレで発芽させたときの写真です。1016日の朝に水に浸けてから、その日の夜にシャーレに移しました。一晩経った17日には白い芽が少し顔をのぞかせていました。

続いて土に播いた時の写真です。1017日に3号と5号の2つの植木鉢に合計9つの種を播きました。どこに播いたかわからなくりそうだったたので、播いたところに爪楊枝を立ててマーキングしました。

20160120164916-d04ac6c9dfa48cc3122eb7e4a2ee2b4a41b3ca4e.JPG

18日に一つが芽を出しました。19日に7つが双葉を開き、残り2つも少し土を押し上げていました。3号鉢には発芽しなかった種があるので、3号鉢の方には土をかけすぎていたのかもしれません。

20160120164939-bdfe013cdc562104509f5f1da9653f7e951352a1.JPG20160120164957-66f96b3d94d7c4d2ad5686f9e28bdf18780988b4.JPG2週間経った116日の写真です。

20160120165605-83468607baccbdcca944318f37ebab960f4dc10a.JPG

8つの個体が、ほぼ同じ大きさで成長しています。残念ながら1つは双葉を開きませんでした。マーキングを頼りに取り出してみると、芽は伸びていましたが、螺旋を描いていました。土をかけすぎたことが原因だと思います。しかし成長率は8/9なので、及第点かなと思いました。この6日に一回目の間引きを行いました。8つの個体ともほぼ同じ大きさでしたが、葉っぱの張りの良い5つを選んで植えなおしました。植え替えた後の写真です。上の5号鉢に4つ、下の3号鉢に1つ植えました。

20160120165640-21715ff58abaa8cb189b075e5dd1f48366983373.JPG20160120165659-986ec3efbe4271a7ac2cfc8b947711876dfb5908.JPG間引いた3つの写真も上げておきます。根は主根が地上部の半分ほどの長さにひょろりと伸びていました。側根はほとんど見られませんでした。思っていたよりも頼りなさげな根でした。水で洗って食べてみた所、葉っぱの味がしました。白菜感は感じませんでした。 

20160120165802-11ddb7f7dc0dad3d49ee67981b346bd248afd6a2.JPG思いの他画像が多くなってしまいました。やっぱりこまめに更新しないと書きたいものも書ききれないし、読んでももらえないですね。反省です。すぐに次の記事も投稿します。それでは。

コメント

投稿ありがとうございます、ラボスタッフマスコです。私など、ずるずる更新せずもう2か月以上になります。

かといって私には単位も出ないので、ずるずるのままにしてますが、皆さんはそういうわけにもいかないですから大変ですよね。

ハクサイですが、序盤は順調なようですね。間引きのタイミングもオッケーかと思います。水の感じも良いですし、良い成長だったのではと思います。

他の方も緑のハクサイを食べてもあんまりハクサイの味がしなかったとおっしゃいますが、ハクサイのハクサイたる、ハクサイ的な味になるのは、実は結球してからです。

結球し、外気が絶たれた状態で葉が巻いていくことによって、あの甘い、まろやかなハクサイの味になるんですよ。つまり、結球しなきゃ、あのハクサイの味にはならないのよ。キャベツもそうだけど。

結球ハクサイの外葉は、緑で硬く青っぽく、あまり美味しくないです。キャベツもそうですが、まあそれはそれとして、味の変化をぜひ楽しんでください。

なかなか、外側の部分を食べる、ということもこれからの人生で無いと思うので。

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