発芽準備から種まきまで(農:春日幹雄)
2016年10月19日 (水)
記事の作成が遅れて申し訳ありません。僕の都合で大変忙しく、11月第1週までは投稿が滞りそうです。それ以降はガンガン投稿し、記事のボリュームもアップさせます。
それまでは栽培、観察は合間を縫ってしているのでご安心ください。
発芽準備(辛味ダイコンと茎ブロッコリー)
10月14日(金)21時頃
二つのシャーレに水道水で濡らしたろ紙を引き、辛味大根の種は7粒、茎ブロッコリーの種は12粒用意しました。
茎ブロッコリーの種と比べると、辛味大根の種は二倍ほどの大きさです。
室内の棚の上に置いておきます。温度は18度ほどでしょうか。
これで発芽準備はおしまいです。
そして、順調に育ってほしいなあと思っていたのですが、よくよく調べると種を用意した時期が少し遅い......
こちらのブログ(http://www7b.biglobe.ne.jp/~tama3plus/yasai/daikon/daikon.html)では10月14日に種まきを行った結果、身がきちんと成長する前に蕾ができ始めてしまい失敗。筆者の方は、種まきが遅かったと書いております。
僕はその遅い種まきと同じ日に発芽準備......さらに、このブログは八王子での栽培のため、それよりも寒い仙台ではさらに身が育ちにくいのでは......
まあ、身を収穫せずに花を育てるのも良いかもしれませんね。花見たことないし、大根はスーパーで買えるし。
ちなみに、茎ブロッコリーは10月中旬まで種まきをした方が良いそうです。うーん、ギリギリ......あまり収穫には期待せず、ブロッコリーも花を目的としましょう......。
10月16日(日)21時頃
準備が遅かったため、早く根が出てほしいと毎日何回も確認してました。たった数日ですが、長く感じますね。
そしてようやく発根。ですが夜に種まきをしても写真撮影がうまくいかないと考え、翌朝に持ち越しました。
10月17日(月)7時頃
ようやく種まきです!
なんか、凄い発根している......
しかも、一部の種は周りの殻から完全に中身が出ている......発根しすぎでは。
一晩でここまで成長するものなのですね。冷蔵庫に入れて抑制すべきだったかもしれません。
種まき
では種まきを始めます。
ダイコンは吸水量が多いため種をまく前に土を湿らせた方が良いそうなので、湿らせました。(参考:http://plaza.rakuten.co.jp/negishinouen/diary/201606100000/)
そして、割り箸でタネを植木鉢に移動させます。
三箇所に分けて、3粒、3粒、2粒と蒔いて土を少しかぶせ、水をたっぷりあげました。
続いて茎ブロッコリー。まだ発根していないのですが、間違えて焦って種まきしてしまいました......
こちらも三箇所にわけて4粒ずつ蒔きました。(写真では種の位置がずれていますが、後で修正しました)
以上で種まきはおしまいです。果たして、無事に成長するのでしょうか、楽しみです。
これで今回の記事は終わりです。他の方の記事を参考にしたり、植物について調べたり(種の大きさ、ダイコンの吸水量についてなど)したいのですが、冒頭でも書いたとおり今は難しい状況となっています。11月に入って少し経ったら、もっと丁寧に記事を書く予定なのでよろしくお願いします。
また、祖母から植木鉢と土をもらったので、辛味ダイコンの余った種を使って育てようと考えています。そして、今の辛味ダイコンと比較実験をしていくつもりです。楽しみです。
コメント
春日さんこんにちは。
Upお待ちしていました。播き時については、確かにゼミの開始時期では少し遅いので、滞りなく成長させましょう。花を見るのも面白いのですが、せっかくなので蕾のブロッコリーを収穫して食べましょう。茎ブロッコリーは小さくとも味はいいと思いますよ。
発芽はうまくいったようです。この時期の温度ではうまく発芽すると思います。冷蔵庫に入れてはいけません。成長が速いのはいいことです。ちなみに生物でも化学でも、たった一度の違いがもの凄い違いになるものです。無駄な知識ですが半導体工場では10のマイナス5乗の単位で温度コントロールしているらしいです。
種をまく位置はいいですね。いわゆる粒播きというもので、数粒づつ数か所に播いています。植物が小さいうちは水やりはゆっくりと行って下さい。土が移動しないよう、穏やかに。最後に、ダイコンを使って何かの比較実験をされるのでしょうか。楽しみに待っております。
それでは、ラボスタッフ・オガタ