東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

コムギ4 計測してみました(農:土肥裕花)

2016年12月27日 (火)

お久しぶりです。今年も残すところあと数日となってしまいました。最終報告の前にできるだけ記事を投稿したいです。現在帰省しているので、少し遅いですが実家のクリスマスツリーの写真を載せてみました。

今回の記事はコムギについてです。おとといから帰省しているのですが、以前アドバイスを頂いたように水をたくさんやって、置き水にしてきました。少しの間様子が見られませんが元気にしていてくれるといいなと思います。

コムギが冬に向けあまり成長しなくなっているか確かめるため、数日間茎の長さと葉の長さを計測しました。①、⑦、⑭の三つの苗の茎の長さ(地面から出ている部分から葉が枝分かれし出す部分まで)と、一番長い葉の長さを図りました。発芽が早かったもの、中頃だったもの、遅かったものの代表としてそれぞれ①、⑦、⑭を選びました(番号は発芽順に対応)

結果は以下の表のようになりました。22日から二日飛んでいるのは、私がノロウイルスで動けなかったためです。お許しください。

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手で計測しているので、多少値が減少してしまっているところもあるのですが、おおまかに、茎の長さはほぼ変わらず、葉の長さは徐々に伸びているという傾向が見て取れます。特に、発芽が遅かった⑭は他の二つに比べて葉の伸びが大きいです。

この結果と室内に置いていたころの①の成長速度を比べると、気温が下がっていることなどに対応してコムギの成長はゆっくりになっているといってよいと思います。

本来でしたら25日時点でのコムギの写真を載せたいのですが、ノロにやられていた私は写真を撮ってくるのを忘れるという痛恨のミスを犯してしまいました...二度目ですがお許しください。①や⑦のような比較的大きめの苗はあまり見た目に成長を顕著に感じられることは少なくなってきたのですが、よくみると葉が展開していたり、⑭のような遅い発芽の苗が伸びていたりと小さな変化があります。今のところ枯れてしまった苗もありません。

仙台に帰ったら、ちゃんと現在のコムギの写真をアップしようと思います。

それでは、失礼します。

コメント

土肥さんこんにちは。

 実家のツリー大きい。しかも、きちんと出して組み立て、飾り付けもするところが凄いですね。うちも一人娘で手がかかりますが、ここまでしたことはありません。

 さて、ノロとのことですね。なぜかここ数年、冬場によく聞きます。ちょうどこの時期にかかりましたか・・・

 コムギの生育日誌、よく計測しています。気温が下がると越冬準備で茎の伸長は停止しますね。それがよく見て取れます。正月明けにどうなってますでしょうか。それと、計測は毎日、決まった時間にできればベストでしょうが、何日か飛んでも構いません。論文でも動きのない時期は日数飛ばしてグラフ化するのはよくあります。

それでは、また仙台でがんばりましょう。ラボスタッフ・オガタ