東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

二代目ミニダイコン(工:井野塲遼馬)

2017年10月23日 (月)

前回からだいぶ時間が経ってしまったのでしばらく撮りためてしまった写真たちを解放します。


前回,カイワレ大根と化したミニダイコンの食レポから入ると宣言したのでそこから始めます。

鉢から抜き,長さを測ってみると13cm以上伸びていたことが分かりました。

もともと3本育てていましたが,1本途中で折れてしまい枯れてしまったのでここにはいません。

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食べ方は素材の味を感じれるように,シンプルにこのまま生で食べることにしました。

味はピリ辛でいわゆる普通のカイワレ大根の味がしましたが,少し薄いようにも感じました。この記事を書きながら,市販のカイワレ大根とも比較すればよかったかなと思っております。味が薄く感じたのは徒長しすぎたからでしょうか。

本来スプラウトとして育てるべきのレッドキャベツスプラウトは,今育てている植物の成長が落ち着てから栽培に挑戦しようかと思います。


このカイワレ大根を食すのと同時に,2代目ミニダイコンを発芽させました。ろ紙はすでに捨ててしまっていたので代わりにティッシュを使いましたが,問題なく発芽したので良かったです。

20171023002838-73e1145d696cc51e2ba414770f96e693c23858d0.jpgこの写真は10月14日に撮ったもので,鉢に植え替えてから数日経った状態です。

前回のような徒長を防ぐ為,今回は外に鉢を置くことにしました。シュンギクも徒長気味だったので一緒に外に置きました。

今度こそうまくいくことを祈るのみです。


20171023003607-20bf8068e47d13a6496af960cf91c5d5d0bf13fc.jpg20171023003627-2f3b07a3b97b604ff0f795f0069d7cc6241ce12d.jpg

続いてこちらが10月17日に撮影した写真で,一枚目がミニダイコン,二枚目がシュンギクです。

外に置いたのがやはり良かったらしく全く徒長しておりません。うまくいったようです。

それと,シュンギクは4枚目の葉が出てきました。まだまだ背丈は短いですが,これからの成長が楽しみです。


次回は近日中に最新の様子をご報告したいと思います。

コメント

工学部・井野塲さん

 おはようございます、遺伝の渡辺でございます。食レポから。実験をするときには、比較対照、つまり、対照実験というのは大事ですから。次回から、是非、対照実験を大事にして下さい。まずは、ダイコンの栽培が落ち着いてから、スプラウトの播種をするというのは、よいideaですね。まずは、ダイコンをしっかり栽培して下さい。

 ろ紙の代わりに手元にあるものを使うこと。大事なことです。最後のシュンギクの写真を見ると、よい感じで表面が乾燥していますね。これくらいがよい水管理です!!あとは、植木鉢の中がどれくらい乾燥しているかを、割り箸などで見ながら、水やりのタイミングを見計らって下さい。この感覚を身につけるために、これまでに受講生も苦労していますので。分かるようになると思いますので。次の報告を楽しみにしています。


 わたなべしるす