キャベツの成長&スプラウト収穫(農:榊原里奈)
2017年10月29日 (日)
こんにちは。
今回はキャベツの成長過程とスプラウトの収穫について報告します。
キャベツ
前々回の記事からの続きです。
10月17日
天気:晴れ時々曇り
最高気温:19.2℃ 最低気温:10.9℃ 湿度:69%
子葉の大きさは横0.8cm、縦1.5cmでした。
前々回の記事で述べた、子葉の赤っぽさが薄くなっていました。
10月19日
天気:雨のち曇り
最高気温:12.6℃ 最低気温:9.0℃ 湿度:82%
子葉は横1.0cm、横2,0cmに成長していました。土が乾いているように感じたので水やりを行いました。
10月22日
天気:雨
最高気温:17.8℃ 最低気温:14.3℃ 湿度:98%
6本の子葉のうち4本に本葉が出始めていました!子葉の大きさは横1.0cm、縦2.0cmで変化ありませんでした。
この日は翌日に台風が来る予報だったので部屋の中に植木鉢を移動しました。
10月23日
天気:雨のち曇り
最高気温:15.5℃ 最低気温:10.5℃ 湿度:80%
6本すべての子葉から本葉が出ていました。
台風は午前中に過ぎ去ったので午後から鉢を外に戻しました。
10月24日
天気:晴れ
最高気温:17.2℃ 最低気温:9.2℃ 湿度:70%
子葉の大きさは横1.0cm、縦2.0cmで変化なし。本葉の大きさは0.5cm、高さは2.5cmでした。
10月26日
天気:晴れ
最高気温:20.4℃ 最低気温:7.4℃ 湿度:76%
本葉の大きさは1.0cmに成長していました。高さは3.0㎝でした。
しかし、2本徒長してしまいました。左にエアコンの室外機があり、右側からしか日光が当たらなかったためでしょうか。
大きく右に曲がっています。この日は周りの土をよせて応急処置をしました。
ブロッコリースプラウト
10月26日
ついに収穫をしました!
高さが10cmほどに達しているものもありました。
キッチンバサミで根元を切り取って収穫しました。
上の写真は切り取った後の様子です。
底に敷いていたキッチンペーパーを破いてみると、根はキッチンペーパーには入り込んでおらず、表面で伸ばしていたことがわかりました。
あまりにも小さいものを除き、全部で65本収穫できました。
最長は10.2㎝、最短は3.2㎝、平均の長さは5.89㎝でした。
比較のために市販のブロッコリースプラウトを購入しました。
普通にスーパーに売っていて驚きました。
根が底の綿のようなものにしっかり入り込んでいて、葉がきれいに開いています。
市販のものは高さ5㎝程度で、私が育てたものよりもあざやかな緑色をしています。
まずはそのままの状態で食べてみました。もやしのような味で後から少し辛みがありました。
市販の方がシャキシャキしている感じがしました。
最初に調べたように、ブロッコリースプラウトは生で食べたほうが栄養価が高いので私が育てたものはサラダにしていただきました。
スーパーで買った方は量が多かったので別の日にナムルと卵焼きにしました。
市販のものは葉に種皮が付いていることがあり、密集度が高いので取り除くのが大変でした...。
味もおいしい!といったものではないので好んでは食べないかな、といった印象です。
まだ頂いた種子が半分残っているので第2弾も栽培やろうと思います。
今回の反省点としては
・最初にまいた種子の個数を記録する
・毎日決まった時間に長さを測定し、成長を記録する
があげられます。
この反省を生かして今後も育てていきたいと思います。
コメント
農学部・榊原さん
おはようございます。遺伝の渡辺でございます。キャベツの栽培については、水加減を心得したようですね。土の乾燥具合もとてもniceです。気になるのは、栽培に使っている土が少ない点。一緒にやっている受講生で、土を買ったという友達、あるいは、渡辺の所にもらいに来て下さい。作土という言い方をしますが、植木ばちの上から、数cmまである方が、キャベツにとっては幸せですから。是非、今週の課題として下さい。今週は渡辺は比較的いますので、来る場合は、お知らせ下さい。もちろん、友達からというのでも。土寄せは、いつでも大事です。キャベツの最後の写真で、本葉が2枚展開しているので、このペースですね。栽培を開始してから、1ヶ月くらいだと思います。土を足して、水やりをしたときにでも、植物体から少し距離を置いて、施肥をして下さい。数粒でよいので。
ブロッコリースプラウト。収穫をして、大きさ順に並べているのが、とても素晴らしいです。最大、最小、平均値を出しているのも。これが科学的な見方の第一歩ということになると思います。また、市販のものとの比較も、よいですね。徒長をさせたあとに、光量が足りなかったのだと思います。栽培の時に。次回、まだ、種子が残っていれば、是非、徒長後の光を当てること。大事にして下さい。去年の受講生で、外に置いて、飛ばしてしまった方もいましたが、そこまですることはないですから。何れ、光は大事です。
食レポもniceです。次回作への問題点も明記されており、是非、その点をチャレンジして、市販のものに近づけて下さい。
わたなべしるす