東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

本葉の成長とスプラウト栽培のスタート(工:井野塲遼馬)

2017年11月12日 (日)

久しぶりの投稿になってしまいました。

最近やることが何かと多くて,投稿するのをすっかり忘れていた次第です。今後は気を付けたいと思います。


ここから本題。本日は11月11日土曜日です。ここ数日風がとても強く,外で育てているミニダイコンの苗が横に倒れてしまいました。そこで苗に土寄せをし,苗が直立するようにしてみました。しかし,倒れている状態でしばらく日光に当たっていたためか,葉が変な方向を向いてしまっています。

20171112231237-ba5b940d6f8205adf702abebae2aa6b96b70d7ba.jpgそこで,葉を広げさせるためにも一晩ほど室内に入れてみると,効果はあったようで無事に葉が開いてくれました。

20171112232102-6b13fedec896274af406638789b4a21ce791add9.jpg現在4枚目の本葉が出てきました。ちなみに本葉の大きさは一番大きなもので7cm程です。以前に比べてだいぶ大きくなっています。

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それにしても,これも風のせいなのか近頃土の量が減ったような印象を受けます。土寄せしても,土が乾燥すると自然とならされていしまうので,土を追加することを検討しています。ちなみに鉢の中央に移植するのは諦めました。理由はやはり根を傷つけるのが怖かったからです。


さて,徒長といい風といい何かと苦労させられているミニダイコンさんに対して,シュンギクさんは非常に順調に成長されています。

20171112233350-13ac5ba11a28963e96f2627518b5c0f295a6c780.jpgすっかりシュンギクらしい本葉が出てきて,葉の大きさ自体も2cmをこえて大きくなりました。現在確認できる本葉の枚数は5枚です。


今回,撮影のために室内に入れたのを機に,ミニダイコンとシュンギクのどちらもある程度成長してきたこともあるので,肥料をやることにしました。第一回目の講義での説明のメモを頼りに,苗から離して5粒ほどです。これがどれほどの効果をもたらすのか対照実験をしているわけではないので分かりませんが,今後もうまく育ってくれるのを祈るのみです。

ミニダイコンとシュンギクを育てていてつくづく感じるのが,本葉と子葉の違いです。同じ場所から生えているのに,最初に出るかそれ以降なのかによってここまではっきり形が違うのがとても面白く感じます。そういえば昔アサガオを育てているときに,ある程度苗が成長すると子葉が萎れて落ちた記憶があるのですが,今育てている植物もそうなるのか,なるとしたらいつ頃なのか,そこを少し意識してみようかと思います。


話変わって今度はスプラウトのお話。中間発表も近づいていることもあり,今まで後回しにしていたレッドキャベツスプラウトの栽培をようやくスタートすることにしました。参考にしたのはこちらのサイト

キッチンペーパーを使って栽培してみようと思います。

20171113000953-ec50c1e64f8b0f17ca1781d6357239a3d8cdd185.jpgキッチンペーパーをカップの中に入れ,軽く湿らせてから重ならないように気を付けながら種子をまきました。

20171113001331-a405f88b589644462b6920e29c0082fb3db1793d.jpgこの後再び今度は種が湿るように水をまきました。勢い余って少し種をまきすぎた気もしますが,取り合えずこれでやってみようと思います。お得意の徒長をさせるため,しばらくシンクの下に放置します。

次回の投稿は早めにやります。

コメント

工学部・井野塲さん

 おはようございます、遺伝の渡辺でございます。色々やることがあるとはいえ、展開ゼミのコマは、毎週1回あるわけです。しっかり観察して、投稿して下さい。で、植物の状態を見たら、急を要するので、急ぎのコメントをしておきます。土の中まで水がない状態ですね。植物は水をほしがっているサインです。しおれているという状態です。これが。これを放置すると、枯れると言うことになります。なので、植木鉢の底から水が出るまで水をたっぷりあげて下さい。これを見たのがこちらが朝なので、今日の午前中に水やりをしてくれるとよいのですが。。水を控えること、水をやること。いずれも、土の乾燥状態、植物の状態を観察することから始まります。しっかり他の受講生の記事も読んで、対応して下さい。

 シュンギクが水をやらなくてもそれなりに持ちこたえているのは、植物体が小さいからだと思います。その分、蒸散が少ないので。。。あと、できるだけ、子葉は枯らさないように、栽培して下さい。子葉は植物体が持っている最後のエネルギーの袋みたいなものですので。何より、水やり。これを大至急で。


 わたなべしるす