東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

ミニダイコンとシュンギクさん(工:井野塲遼馬)

2017年12月10日 (日)

こんにちは,気が付けば12月も中旬に入りつつあり,今年がもう終わってしまうのかと軽く戦慄が走りそうです。

それでは報告を始めようと思います。


前回スプラウトの栽培も終わり,今回からはミニダイコンとシュンギクのお話です。

12月3日(日) 天気:晴れ時々曇り 最高気温:13.3℃

20171210151525-b0a06ea7e220a58d14df785fe89040c06f3cca69.jpg20171210151749-06184b2c6f9c850cd3391b0ce20b9df4c120c5a7.jpgミニダイコンは一番大きい本葉で長さが11cm,シュンギクは3.8cmでした。この数日前に折れてしまった子葉が萎れかけていましたが,それだけでなく折れていない方の使用も黄色くなり始めていました。つまり,折れようが折れまいがどちらにしろ寿命が近かったみたいです。なんとも悲しいものです。それとダイコンの葉がだいぶテカテカ光っています。これが所謂クチクラってやつなんでしょうか。シュンギクは何も起こらずただ順調に大きくなっています。


12月10日(日) 天気:曇り 最高気温:8.8℃

20171210154351-7600e63daee967b7691d7b33c1a42b64f723e344.jpg20171210154507-0b9b6480a61e4ea5276717fa64c9a0e9003007d9.jpg一週間で一番大きい葉で0.5cm成長し,11.5cmとなりました。また子葉はほぼ完全に萎れてしまいました。それにしても全体的にあまり元気がないように見えます。水はきちんとあげているつもりなのですがなぜでしょう。とりあえず少し追肥してみました。それとテカテカしてる葉とそうでない葉があることに気が付きました。どうやら比較的後からでてきた本葉の方がテカテカしているみたいです。

20171210155411-17aaa096a48bb4b4f312b1a10dd01357568fcf2c.jpg20171210155432-abdd4286439e8cfbc07a9d7756e9e05260d0f92d.jpg

一方シュンギクは相変わらず非常に順調です。本葉の枚数ももはや数えるのが面倒になるほどです。子葉もまだ緑色でしっかりとついています。真上から見ると,本葉がなるべく重ならないようにして生えてきていることがはっきりと分かります。今後が楽しみです。

コメント

工学部・井野塲さん

 おはようございます、遺伝の渡辺でございます。細かなことは、ラボスタッフのオガタくんが書いてくれると思いますが、気になったことを。1週間で生長の跡がよく見えますね。管理も行き届いて、日中、しっかり太陽光を浴びているのだと思います。ミニダイコンの葉っぱの色も濃い感じですので、しっかりこのペースで管理して下さい。シュンギクもよい感じで大きくなっていますが、土の深さ、作土が少し少なくなっているので、研究室に取りに来る、誰かにもらう、どこかでgetして、少し土を足して、茎が少し埋まるくらいまで、土を足してあげるのがよいと思います。是非、やってみて下さい。


 わたなべしるす




ー 追記 ー

 シュンギク、だいぶ成長してきましたね。ミニダイコンは写真を見る限り、大きくなっていますが倒れているのが気になります。葉の色が濃くなり、倒れているのは急に温度が低下したか、強く水切れした時に起こりやすいものです。先ずは水切れを起こさないようにして様子を見ましょう。

 皆さんにお伝えしていますが帰省中の管理、分からない点は質問して下さい。また、去年の記事も参考にして下さい。

 ラボスタッフ・オガタ