野菜ズの経過観察6:ホウレンソウその1の収穫(文:中里早希)
2018年1月20日 (土)
どもどもー。中里です。
最近、従兄からオーストラリア旅行のお土産としてマカダミアナッツクッキーをもらったのですが、食べている時にふと「マカダミアナッツってどんなやつだっけ?」と思いました。クッキーの袋には緑の実が描かれているのですが、「いや、マカダミアナッツって外側茶色で内側白は?緑色どこにいるんだ?」と考え調べてみたら、緑色のマカデミアナッツの写真を見つけました。びっくりです。マカダミアナッツのお菓子はよくありますが、緑色のを見る機会はないですよね。身近なようで身近じゃないなと感じます。
1月19日20:21 気温8度 湿度70%
今回は待ちに待ったホウレンソウの収獲です。この日のホウレンソウがこちら。
ホウレンソウが倒れないようにつけていた紙の輪っかを外しましたが、無事自立していました。
1番大きな葉の大きさを測ってみました。全長17.3㎝、葉10㎝、茎7.3cm。葉の表の色は濃い緑色で、触った感じ結構しっかりしています。葉の裏の色は、表に比べて薄めです。裏面からは葉脈がはっきりと見えます。
ホウレンソウは3つあるので、最終発表で書いたとおり、時期をずらして収穫します。今回は1番小さいものを収穫しました。
全長は15㎝茎は約3㎝で薄い赤色をしています。葉は全部で14枚。葉は楕円形のもの、先がとがっているもの、細いものと様々な形があります。
今回ホウレンソウを食べるにあたり、比較するために市販のホウレンソウを用意をしました。
全長約23㎝。やはり立派ですね... 葉・茎共に私のホウレンソウ以上にしっかりしています。丈夫です。
食べるため、塩ゆでしました。左が市販のホウレンソウ、右が私のホウレンソウです。大きさが全然違いますね。また、茎の色が市販のものの方が濃いです。食べてみると、味の違いがなかったですが、市販のホウレンソウより私のホウレンソウの方がすじがないかんじがします。市販のものの方がは肉厚ですが、どちらも柔らかいです。
残りのホウレンソウはグラタンにいれて食べました。真ん中の糸みたいなのが私のホウレンソウです。おいしかったですが、次のホウレンソウはホウレンソウの存在感があるシンプルな料理にして食べたいと思います。
もうじきテスト期間ですね。テストは嫌いですが、何とか乗り越えたいと思います。次回は、2回目のホウレンソウの収穫かミニダイコンの収穫の報告します。ではでは、また後日。
コメント
中里さんこんにちは。
マカダミアナッツ、絵がとても上手ですね。食べるのは確かに身近ではありますが、木についているのは見る機会はそうそうないような。私もマカダミアどころかアーモンドの木も見たことないですね。
あ~そういえば、ラッカセイもない! 土壌条件や作型も分かっているのに実際に見てない・・ 意外に仙台にない植物は知らないものです。NHK「野菜の時間」でラッカセイの採りたてをそのまま塩茹でで美味い!とあったのですが、茨城千葉の人ならそういう味も知っているのだろうか・・
ホウレンソウ、立派です。緑色も水々しく、根もしっかりしてますね。分解して見せるのもよくやってます。比較対象として市販のホウレンソウと比較するのも本当に正しい姿勢ですね。ただし、大きさの比較はこの場合、ちょっとなんともいえません。なぜなら実は市販のホウレンソウはこれでまだまだ成長途上なんです。ホウレンソウは本当に大きくしようと思えば葉の一枚で70,80cmにもなり、一枚でおひたし3人分です。一番生産効率(面積的にも栽培期間的にも)が良くて、味も良くて、使い勝手(流通や料理)が良いのが市販の大きさだというだけです。実は、私は毎年冬に家の庭へ適当にホウレンソウの種をばらまき、適当に生えてくるのを待ちます。4月には人を驚かせる巨大化ホウレンソウができます。ちなみに庭の土は、下の方を土壌強化剤で固められてある関係上どうしてもアルカリに傾きやすく、ホウレンソウには好適なのでそんなやり方でもOKなのです。
さて、味を比べてみたのですね。すじが無くて美味しく食べられてよかったですね。このゼミの目的をまた一つ達成できたこと、私も本当に嬉しく思います。グラタンも非常にいい感じです。焦げ目はパン粉ですか? ホワイトソースは本気のものでしょうか。普通には小麦粉をバターで炒めてから牛乳で溶かします。しかしこれは焦がしやすく、しかも混ざりにくいものです。簡単に作るには、牛乳200mlに小麦粉6g(パスタの場合。グラタンなら8g程度にして硬く)を最初から混ぜて溶かしておきます。味付けはそこへコンソメキューブ2/3~1個(入れ過ぎると牛乳の香りがしなくなり不味い)だけ入れればもう充分です。それをゆっくり加熱すればおいしいホワイトソースの出来上がりで、パスタにもグラタンにも使えます。是非試して下さい。
ではまた、残りの収穫記事、楽しみにお待ちしています。
ラボスタッフ・オガタ