2.最近日が暮れるのが早いです...(工:水口竜一)
2018年10月15日 (月)
お久しぶりです、水口です。この一週間の植物たちの変化をまとめます。
(ちなみにトップの画像は今日のものです。)
まずは、土で育っている水菜と茎ブロッコリーからです。
翌日の夜時点では変化が見られなかったので、さらに一晩経過し、翌々日の明け方の時点ではこのようになりました。
水菜は複数箇所から、茎ブロッコリーは、(左上は見えにくいですが)左下を除く3カ所から子葉が見られました。
この日は陽ざしが強く、夜の時点では
ここまで乾いていました。軽く表土をどかして下を見ても乾いていたので、水を与えました。
ここからさらに丸二日経過すると、
そして現時点では
前回の記事で、茎ブロッコリーの発芽直後のものを分けて移植したことを報告しましたが、この時点で、「種のみ」からは子葉が出ないという結果が出ました。
ここから、分けた時点ですでに芽や根が育つのに十分であるまで成長していたことが考察されます。
そして、次は豆苗について報告します。
丸一日エンドウ豆に吸水させたのち、豆が半分水から顔を出す程度に水を張り、冷暗所で生育します。
吸水させた豆が多かったので、納豆のトレイにも分けました。三日後には下のようになりました。
この時点でも、コップの中の豆苗の方が成長が遅れていることが分かります。
ここから更に2日経過しても、生長は差がひらく一方だったので、コップの方の生育環境に問題があると考えました。
私なりにいくつか問題の可能性のある事柄を出し、それぞれに改善策を考えました。
①豆が重なっているのがいけない→豆が一層になるようにコップから豆を取り除く
②コップの素材による問題→同じ豆の、①から取り除いた残りを別のトレイで観察する
③豆自体の問題→改善策なし
③に関しては、生長している方と同じ豆を用いているので、たまたまダメな豆がコップに集まったと考えるのは少々無理があると考えられます。
ですので、次回の投稿までに、今回分けたものが二つとも生長しなかったとしても、私としては③の可能性よりも、現在までに私の処理のせいで、生長能力を失ったと考えようと思っています。
上の処理をした後の豆苗が下の画像です。右二つが今回分けたものです。
本来は単純な私のミスで、投入する豆を多く入れすぎたことに起因しているのですが、結果的にこのような実験が出来たことはよかったと思っています。
今回の報告は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント
水口さんこんにちは
最初から関係ない話題ですが、私は最近youtubeでゲーム音楽を聴いていて、意外なことに良い音楽が多いことを知りました。FFXの「ザナルカンドにて」など、すんごい名曲だと思います。ちなみに仙台にゲーム音楽専門の吹奏楽サークルというものが存在しますよ。
さて、植物はうまいこといってますね。鉢に移してからも子葉まで順調のようです。
当たり前田のクラッカー(死語)ですが、今回の報告のように視点と大きさを固定して撮影してもらうと見る方には非常に助かります。成長もですが鉢の乾燥もよくわかります。今回ほど乾燥させなくていいのですが、乾燥が認められてから水やりをして下さい。そして一日で乾燥するなするならば、置き場がよほど湿度が低いか、あるいは最初から鉢土に水分が足らないか、です。画像で見ると鉢受けがないですね。それでは鉢底から充分に水が出るまでの量をやる、ということが分かりにくいと思います。ここは皿でもいいですので鉢受けを用意して下さい。そして鉢底から水が出るとは何ml日必要なのか、考えるか昨年記事を参考にして下さい。
また、置き場の光条件についてもお知らせ下さい。そして、作業的には間引きの適期でもあります。葉が1/3重なったら間引くくらいがいいのです。茎ブロッコリーもミズナも4つくらいを残すくらいになると思います。特に茎ブロッコリーは一ヶ所に重なっているように見えますので早めに間引いて下さい。種子に殺菌剤処理をしていない(変な赤や青の色がついていない)種類であれば、間引いたものを普通に食べられます。
トウミョウについての実験考察は大変面白いですね。最初にどっかり豆を使ってしまったのが結果的にこう言った実験に繋がりました。こういう結果になった原因は私にも分かりません。普通に考えたら水多過ぎで酸素不足になって、その期間が早く終了した場合と続いた場合でしょうか。コップの材質というのも考えにくいです。深さのため、発生してくる二酸化炭素などが逆に溜まりやすくなったのか、そういったことも考えられなくはないですが分かりません。
移したトレイが2つありますので、それとコップを比べ、最後どうなるか楽しみです。それとトウミョウは種子が大きくエネルギーがありますから完全な遮光でなくとも伸びることができますが、できれば暗い所に置いて下さい。
ではまた、ラボスタッフ オガタ