東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

白菜(工:番場崚太郎)

2018年10月31日 (水)

おはようございます。さっそく書くことに困ってきました。番場です。

今回の記事では順調に成長を続ける白菜について書きたいと思います。ルッコラに関してはいまいち変化がないので書くことがあまりありませんので、、


はい白菜です。前回の記事では7本植えていた白菜がぎゅうぎゅうになっていたので間引きして4本にしていました。この時点で残した白菜たちにはすべてに本葉が2本ずつ生えていました。ちなみに10月22日の話です。

P_20181026_083425 (2).jpg10/26(金) 白菜に水をやっていると申し訳なさそうに3枚目の本葉らしきものを発見しました。いい感じです。左下に見えるものは鏡です。本当は折りたたみ式の小さめの鏡でもあればいつでも光が当たるようにできそうなので、それがよかったのですが、まあ持っていなかったのでとりあえず姿見を置いておきました。おそらく一日のうち1時間くらいしか鉢の方へ光を返していない気はしないでもないですが、ないよりはましだと思っています。

10/28(日) 二日放置しても白菜たちは順調に成長をつづけます。調子のいい奴は金曜日に比べて3枚目の本葉がかなり大きくなりました。1、2枚目の本葉も見るからに大きくなっています。3枚目は1、2枚目の本葉の生え初めに比べて毛が多いように感じました。数週間前の記憶なので当てにはなりません。P_20181028_203432.jpg

10/30(火) 前回の間引きから1週間しかたっていませんがつまってきたので再び間引きを行いました。ちなみにこの時点ですでに4枚目の本葉が顔を覗かしていました。4本ともしっかり育っていたのでどれを間引くか、私にしては結構な時間悩んだ結果下の写真の二つを残しました。なぜそれらを残したのかといわれるとうまく言えませんが、見た目が元気そうなやつらを残しました。そして今回はハサミで間引きました。前回は引っこ抜いていたのですが、それでは残すものの根っこを傷つけるというご指摘を渡辺先生から受けたので、それはそうだと思い、食べる茎ができるだけ長くなるように土ギリギリのところを切りました。前回はしおしおになってしまったので、切ったものたちはとりあえず常温で水を吸わせています。前回よりはもつと思います。P_20181030_140702[60].jpgのサムネイル画像P_20181030_141433.jpgのサムネイル画像

この夜、姿見を反射板として使うのはさすがにどうかと思っていた私は、100均で鏡を買ってきました。P_20181031_232800.jpg

が、割れました。とても悲しかった。どうやら自転車のかごに入れて持ち帰ったのがよくなかった。ここまで脆いとは思っていなかった。つかいますけど

そしてこの日からようやく屋外に鉢を動かしました。私は暖かい方が植物にとっていいだろうと思っていたのですが、太陽の光に対して暖かすぎると徒長してしまう可能性がある、と言う渡辺先生の話でそうすることにしました。場所はベランダの換気扇の上です。


今までぬくぬくとした室内で育てられていた白菜に外の世界の寒さは厳しいかもしれませんが頑張ってもらいたいです。しばらくは注意深く見ていきたいと思っています。

記事おわり


私、番場崚太郎はこの展開ゼミの履修登録を登録期間に行わずに1ヶ月ほど過ごしていました。そのせいで渡辺先生にもご迷惑をお掛けしたこと、教務課にもお手数をおかけしたことをお詫び申し上げます。来年、再来年にこの展開ゼミを受けていてこの記事を読んだなら履修登録はしっかりするようにしましょう。

コメント

番場さんこんにちは

 ハクサイの成長、かなり順調ですね。本葉の展開具合から見て徒長も軽度に抑えられています。室内といっても光は結構入っていたのですね。ただし室内でこれ以上は難しいでしょう。

 室外の置き場について直射日光が当たっている場所であることが伺えます。たぶん南側に設けられたベランダなのでしょう。そういった場所についてのコメントを下さい。直射日光がどれくらいかで栽培環境が大きく異なり、管理もそれに合わせなくてはなりません。

 また置き場を細かく見るとエアコンの室外機の上ですか。他の受講生へのコメントでも書いたように思うのですが、今はエアコンを使っていなくとも、冬期には使います。すると冷たい乾いた強風が吹き出しますし、振動もあります。ですので栽培には酷な場所になります。せめて鉢受けを室外機に直接置くのではなく充分な遮蔽物を間に介して下さい。もちろん、その室外機の上以外に日の当たる場所が確保できるようであれば移動して下さい。

 間引きは適切な時期に適切な強度で行ったようですね。ハクサイは他のものよりも初期成育が早く、どんどん大きくなります(ホウレンソウやクレソンは最初遅め)。葉の1/3が重なったら間引き、くらいが目安になります。このあたり受講生でかなり早すぎたり遅すぎたりバラツキがあるところです。

 さて、相変わらずですが写真の背景がいろいろですね。写真は見せたいものをはっきりと、そして統一して撮るのが正しいのです。クローズアップを有効に活用して下さい。逆に良い点を上げるとすれば、文章のストーリーと写真がうまく連動していて見やすいものです。

 間引いたハクサイ、いったん水で鮮度を保つのでしょうか。このあたり買ってきた野菜と扱いが同じですから、早めに料理で使いましょう。ハクサイは熱を通せば苦くも辛くもなく美味しいものだと思います。

 鏡の工夫は面白いですね。少しでも光を当てるために工夫する姿勢がいいと思います。しかし、下手に晴れの日で一方行から光が来ると、反射させて植物に当てるのはかなり難しいように思います。もちろん制御して鏡を動かす装置でも作ればいいのですけど、それはいかに工学部でも難しいでしょう。そのためあえて乱反射するように作った方がうまくいくでしょう。どちらかというと植物はいろいろな方向の光がある方が育ちやすいと思います。まあ、せっかく鏡を買ったことですし、割れても根性で使うのもアリです。

 最後、履修登録が遅くなったというか抜けていたのは、今後の戒めとして下さい。取り返しのつかないピンチに将来立たされることがないように、しっかり覚えていくのがいいですね。そしてもうちょっと文章が長くあればと思いました。

 ちなみに、私の過ごした大学の中の一つ(某関西の大学)では、その学部に関して最終学年でネクタイ着用必須で、うかつに忘れた学生はたったの一撃で問答無用の留年でした。そういう厳しいところもあるものです。

 ではまた

ラボスタッフ オガタ