東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2018年度展開ゼミ、中間発表についてのお知らせ(11/5)(渡辺 正夫)

2018年11月 5日 (月)

 正確に去年の今頃の天気を覚えてないのですが、去年よりは10月は比較的暖かい気温で推移したような気が。。。おかげで、遺伝学の実験をしている植物体も元気で開花しているのは、今年の天気がよかったことを反映しているような。先週から11月となり、今週は20oC近い気温で推移するようで。。。問題は、11月中旬以降でしょうか。いずれ、展開ゼミが10月に始まることもあり、初期生育が気になる「植木ばちの野菜」ですが、例年よりは、水管理などが順調なように思います。一方で、長い文章を書いている方もいますが、短い文章の方、投稿数が伸び悩んでいる方も、散見するような。。。また、渡辺からの受講に関する注意事項を書いたにもかかわらず、気がつかなかった方もいらしたのは、残念でした。このことを他山の石としないで、この失敗が他のことに活かされるようにして下さい。失敗した方だけでなく、他の受講生の方々も。

 さて、最初の講義の時に、話をした中間発表ですが、このHP上に、以下の中間発表の内容を盛り込んで、11/22(木), 17:00までに、これまでと同様のHPに記事を書いて、uploadしてもらうことにします。なお、中間発表の準備期間も必要だと思いますので、中間発表の投稿開始は、11/12(月)以降とします。準備期間、投稿できる期間をあわせて、2 weeks以上ありますので、しっかりとした記事を投稿して下さい。もちろん、中間発表と並行して、毎週の記事の投稿も随時行って下さい。学祭などで忙しいというのは、言い訳にはならないことを自覚して下さい。

DSCN8067.JPG で、中間発表を行うに当たり、集まることに使う時間を、観察、さらには、先達の過去記事を見て、現在の栽培状況がどの様な位置にあるのか、あるいは、今年の他の受講生と比べて、どうなのか、ということを考えて見る時間にしてもらえればと思います。どこかの記事にも書いたように、ラボスタッフのオガタくんからのコメントで、かなりの方へのコメントで重複している部分、あるいは、過去の記事を読んだら、気づくであろう部分がかなり見受けられます。理系の受講生にとっては、先達の実験は「先行研究」という言葉で、論文を読んだり、書いたりするときに、必ず、言われる言葉だと思います。もちろん、文系でも。以下の課題の中でも、そうした先達の実験結果をしっかり理解することについては、ふれてありますので、1つ1つの記事を読むことは、大変だと思います。特に、検索をしたら、探せるということが当たり前だった世代の皆さんには。そうでなくて、自分には関係ないと思えるような記事を見たときに、意外なことに気がつく。これが大事なことです。なので、「面倒」という言葉を使わず、より多くの過去の受講生の記事・コメントを見て、なるほど、そうだったのだとか、意外なものを見つけたということに気がついて下さい。

 あと、大事なこととして、ラボスタッフのオガタくん、渡辺からこうしたらどうですかというコメントをしていますが、それに対して、返事を書かなかったり、そのsuggestionをスルーする方が、散見します。何のための双方向の講義なのか、自覚してください。そうした講義が意味があるからしている訳です。スルーすることが多い場合、別の対応を考えるようにしないといけないので。。。自主的に対応頂けることを切望します。

DSCN8119.JPG で、中間発表のお題と字数などは以下の通りですが、今週は講義が始まった週から数えて、6週目。最初の週は、講義をしたので、投稿はなしというようにカウントできるかも知れないですね。そう考えたとき、5回くらいはあっても、と思います。どうでしょうか。毎週、投稿していた去年の受講生のことは話したと思います。集中的な記事の投稿というのではなく、一定の間隔で、記事を書くことの大変さと大切さを実感して下さい。ということで、投稿回数の制限を設けるわけではないですが、毎週ある講義の代わりに、記事を書いていることをしっかり自覚して、中間報告にのぞんで下さい。投稿回数が少ないと思う受講生方は、自らが考え、どうするのがよいか、判断して中間発表記事のuploadを行って下さい。

DSCN8170.JPG<中間発表の内容>
 (1) 自分の身の回りに植物をおいて、毎日、観察するという通常の講義とは異なる展開ゼミを通じて、植物の発芽、生長を観察したと思います。それぞれの学部・基礎知識・興味にもよるかも知れないですが、ここまでの栽培において、一番驚いたことは何か、それを記事にしていていれば、その記事をふまえて、記事にしてない場合は、使ってない写真があると思います。驚くことの写真を使って、そのポイントを記して下さい。今年度は、あまりないようですが、栽培に苦労した方は、普段、食している野菜に対する気持ちというか、感覚がどう変化したかも、併記して下さい。

 (2) ラボスタッフのオガタくんからの個別のコメント、渡辺からの全体へのコメント、さらには、上にも書きましたが、自分の記事をuploadすることに満足せず、他の受講生の方の投稿記事、去年までの受講生の記事を参考にしてほしいと言うことを記しました。そのことを踏まえて、自分の記事を含めて、誰の記事が参考になった、あるいは、なるほどということをに気がついたことがあると思います。それがどの様なことであったのかを記して下さい。その時、誰の記事だったかをURLを入れて、それのclickしたら、見ることができるようにlinkをはって、わかるようにして下さい。linkを入れるのは、これからの後半戦に向けて、あるいは、次年度以降の受講生の方々へのメッセージとして参考になるといういうことを考えて、対応して下さい。

 (3) 渡辺だけでなく、ラボスタッフのオガタくん、増子さんからも色々なコメントをしました。栽培に関すること、それ以外のことを。そうした一連のコメントで、どの様な気づきがあったのか。さらには、その後の野菜栽培、受講することにおいて参考になったかと言うことについて、実例を挙げて、つまり、自分自身、あるいは、他の受講生のいくつか記事を選んで、どの様に参考になったのか、(2)と同様の形式でlinkを入れつつ、記して下さい。なお、こちらからのコメントでなくて、外部のHPの方が、より参考になったという場合は、その記事のことを簡単に記して、同様にlinkを入れて、説明して下さい。その逆で、こちらの方が参考になった例を取り上げても、よいです。

 (4) この講義の特徴は、双方向の講義ということです。他の講義とは違って、双方向の講義であってよかった、あるいは、そうではなかったと言うことがあったと思います。その実例を挙げて、また、記事を書いていれば、それらをlinkを入れつつ、説明してください。

 (5) 最後に、以上の(1)~(4)を踏まえて、残りの展開ゼミの講義を続けるに当たり、どの様なことに注意して、また、何を目標として、この展開ゼミの講義から何を学び、記事にしたいかを記して下さい。

 以上の(1)~(5)の項目をそれぞれ独立させて、記事にすること。つまり、今後の受講生、さらには、一般の人が読んでもわかるように、表記して、記事を書いてください。あと、これまで、1ヶ月間、このHPへの投稿で養った文章力を活かして、投稿する文字数は、2,500文字を超えるようにして下さい。それよりも長い文章は、特に制限を設けません。文字の数は、Wordの機能などを使って、きちんと確認してからuploadしてください。なお、タイトルは「中間発表」という文字列を最低限、入れ、中間発表として、「肝」となった点をタイトルに含むようにして、タイトルをつけるようにして下さい。

DSCN8201.JPG では、中間発表記事をuploadできる日まで、1 weekくらいですが、uploadできる期間は、11/12(月)~11/22(木), 17:00までありますので、しっかりとした記事を書いて下さい。先述の通り、日々の観察、記事を書くことも忘れずに、行って下さい。寒くなったとはいえ、まだ、それなりの日差しがありますので。植物にとっては、この日差しは何よりの恵みですから。その太陽光のおかげで、植物は日々、変化をしていますので。それぞれの受講生がどの様な観点でこの講義を行い、今後、どの様に取り組むのかをHPで拝見できるのを楽しみにしております。


 わたなべしるす

 PS. 万が一、受講生の皆さんの中で、これ以降の講義について参加されない(give upする)という方は、渡辺までmailでお知らせ下さい。