東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

最後の間引き(工:番場崚太郎)

2018年11月13日 (火)

おはようございます。番場です。いい加減に白菜が大きくなりすぎてきたので今回はついに白菜の最後の一本を間引きます。


11/11(月) 上の写真がこの日の様子です。ぎゅうぎゅうです。そして反射板段ボールは落ちています。早く別の鉢に入れてやりたい。しかしこのとき、土がなかったので新しい土を買ってくるまでもう少し待ってもらいます。ちなみにこのとき本葉は8枚でした。P_20181114_122623_vHDR_Auto.jpg

11/13(水) そして買ってきました。花と野菜の土。seriaに売っていたやつです。鉢は昨年度この展開ゼミを受講していた先輩の田村さんにもらったものがあったのでそれを使いました。この時点で白菜達はこうなっています。お互い苦しそうです。とりあえず新しく用意した鉢に買ってきた土を入れました。で、どうやって移してやろうかと思いましたが、すでに細い根っこは鉢の一番下まで伸びていたので全く傷つけずに移すのは不可能だろうと思い、手で回りの土ごともぞもぞと抜き取ることにしました。スコップなどで行うよりかは、ダメージは少ないと思っています。やってみると案の定プチプチと根っこが切れましたが生命力に期待してそのまま新しい鉢に移しました。P_20181114_123822_vHDR_Auto_HP.jpgのサムネイル画像

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こうなりました。上の写真が本命。下の写真が移したほうです。白菜の周りに少し明るめの茶色いものが見えるのは肥料です。ついでなのでいっしょに1度目の追肥も行いました。これで多少根っこを傷つけた白菜たちが頑張ってくれたらと思います。

ちなみにこの記事を書いている11月15日11時現在、移したほうの白菜の葉っぱのハリが心なしかなくなった気がしないでもないです。そんなものです。

白菜終わり


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心配していたスプラウトは無事発芽していました。いやよかった。今のところはまっすぐすくすく育っています。

2回目のルッコラは勝手に失敗だと思っていましたが、あれでよかったようです。収穫時期もたまたまですがよかったようで。結果オーライ


注意を受けていたにもかかわらず、今回の写真も大きさがわかりにくくてすみませんでした。次回までに定規買います。

コメント

番場さんこんにちは

 コメント遅れまして申し訳ありません。他の投稿に紛れていましたので、発見遅れました。定期的に遡って巡回していますので最後まで見逃すことはないのですが、コメント遅れると意味が半減しますのでまずかったですね。

 さて、見ますとハクサイはけっこう大きくなりました。順調な生育ぶりを見せています。そして今回間引きというより移植をして2鉢に増やすということでしょうか。なかなかチャレンジ精神があって良いことと思います。

 鉢は先輩からもらって、とのことですね。よく考えたらこの展開ゼミ終了後に鉢などをどうしているか考えませんでした。植物を継続して育てるのでもない限り、捨てにくいゴミでもあります。下手に割って砕いて捨てようと思うと怪我しやすいので注意が要ります。まあ、今回のように譲って有効活用が最善ですね。

 新しい土を購入してきてとのことですが、包装の一部が見えます。値段は不明、しかしけっこう高級そうな気がします。せっかくですのでうまく育てましょう。移植の方法、何が正解ということでもありませんが、根を痛めないよう頑張って行った様子が分かります。根の張りが良ければ、鉢を引っくり返し、底穴を押しながら揺さぶるとそっくりそのまま抜くことができる場合が多いのですが。

 そして移植し、土を補充したのですね。移植と追肥は同時にしない方がよかったと思います(根を痛めやすいため)が、ハクサイは割と肥料の多い少ないに耐える植物ですので大丈夫でしょう。しかし、水やりをしばらく頻繁にして根を乾燥させないようにしないといけません。しばらくすれば、追肥の効果が表れ、以前より元気(葉の緑が濃くなる)になるのがわかるかもしれません。先が楽しみです。

 スプラウトについて、他の受講生の例ですと温度が下がっているので日数が倍ほどかかっていることが多いですね。水切れに注意し、今度は気長に育てましょう。

ではまた

ラボスタッフ オガタ