東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2018年度展開ゼミ、中間発表へのコメント(11/26)(渡辺 正夫)

2018年11月26日 (月)

 育種の渡辺でございます。中間発表はいかがだったでしょうか。というか、これまでのほぼ、2ヶ月、コンスタントに7回程度の記事を毎週のようにuploadできた方もいれば、その半分以下だった方も。それぞれ、置かれている環境が違うはずなので、それぞれが、考えてほしいのですが、この展開ゼミにどれくらいの時間を割いて、どれくらいの活動をしないといけないかは、分かったと思います。それでも、あなたは、この展開ゼミをこれからも継続するかということです。とある本を読んでいて、こんなことを書いていました。「意地は風でふくらんだ風船と同じ、それを針で刺せば、無意味という風が戻りで来るだけ!」と。やらなくてはいけないことには、重要度という順番があるはずで、それに従って、どれをやるのか。この講義の完遂に、寝る時間を削るようであれば、まさに、「意地」でやっているのと同じということにはならないでしょうか。おかれた現状で、最後までできるということ、つまり、コンスタントに、15回の投稿ができるというのであれば、続けるのだと思います。そうでないときは、もう一度立ち止まって、何をすることが重要なのかということを考えて見て下さい。渡辺は、1, 2年の教養の単位は、偉そうなことをいえないくらい、これは出る、これは出ないというを区別していました。物理、化学、生物、数学、統計学、経済学当たりは、出た覚えがありますが、。。それ以外は。。。一方で、3年の専門になってから、これでめしを食うのだという自覚を持って、講義に出ていました。もちろん、興味があることですから。楽しいわけです。講義とは、そうあってほしいと思いますが、いかがでしょうか。もちろん、この講義に限ったことではないのですが。。。

DSCN9639.JPG 例年は、文字数が少ない方もいましたが、その分、分かりやすく、写真を入れたり、図版を入れたりして、reader-friendlyな記事な記事にしていました。写真があれば、それを見れば、分かるだろうというのも、間違った発想です。そこで、この渡辺の記事のあとに書かれる記事においては、必ず、以下の2点を守って下さい。まず第1点として、その日にuploadした文字数を数えて、記事の最後に、(今日の記事の文字数:***文字)というように数えて、uploadして下さい。また、記事には、1枚の記事を最低限uploadしないと、投稿できないようになっていますが、余りに、少ない枚数で、reader-friendlyな記事になってない、というか、どこの何を見ればよいのか、理解できないような記事があります。そうしたことを防止するために、その記事を説明するための、植物の全体像、さらには、その部分を拡大した写真をそれぞれ、2点ずつ、合計、4枚の写真をuploadするようにして下さい。組み写真にした場合は、3枚以上を組み写真にしたとき、2枚の写真のuploadでもよいことにします。もちろん、たくさんの写真があって、分かりやすくすることは、歓迎します。あくまで、これは、下限を示すものです。この講義を始めて、5年目だと思いますが、このような制限を設けないといけないことになった原因をそれぞれの受講生が考えて下さい。

DSCN9650.JPG 中間発表の最後のところに、目標を掲げてもらいました。他の受講生の記事も参考にして、同じ1年生であれば、それを見習い、また、2, 3年生という上級生であれば、1年生の模範となるような後半戦にして下さい。各自が上げて目標は最低限として、他の受講生が掲げた目標でこれはというものは、取り入れて、後半戦に精進して頂けることを切に希望しております。なにより、今年度は、昨年度よりも、天候に恵まれ、また、気温も高めに推移しています。10月からの栽培の場合、植物の生育に苦労することが多いのですが、そうした苦労をほとんどの受講生がしてないというのは、高い栽培力というのもあるかも知れないですが、お天道様に助けられているということを自覚して下さい。

DSCN9776.JPG 〆切についても、たくさん書きましたが、昨年度までとは異なり、投稿は、最後の3日間に集中し、最終日が一番多かったのは、とても残念でした。〆切に追われる生活でなく、積極的に、曜日を決めて投稿するようなそんな後半戦にして下さい。最初にも書いたように、この単位を取ることが本当に必要なのか、15回の投稿が基準になっているということに鑑み、後半戦への取り組みをどうするのか、それぞれが、考えて下さい。今年の中間発表へのコメントがこのように厳しいものになったのは、極めて残念ですが、各自が考えて行動してくれることを期待しております。


 わたなべしるす