東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

ただいま(工:番場崚太郎)

2019年1月 9日 (水)

おはようございます。番場です。帰ってきました。仙台は寒い寒いと思っていましたが、結局京都も冬は寒かったです。帰ってきてから、急いで自動車学校に行ったりと何気にやることがいろいろあったので日曜に記事上げますと言いながら遅くなってしまいました。申し訳ないです。それと帰省前に仙台民の友達から聞いていて、オガタさんのコメントを見てやっと思いだしたのですが水道を止めずに真冬の東北の家を一週間放置していたようです。結果的に水道管が壊れるということにはなっていませんでしたが、なかなか危ないことをやっていたようです。来年以降はね、しっかりしよう。

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さて、初めに白菜は無事でした。とりあえずホッと一息です。さすがに土はからからに乾いているだろうと思っていましたが、植え替えを行ったほうの白菜の、つまり100均で買ってきたほうの土を使っている鉢の中は湿っていました。初回のほうはからからに乾いていましたが,,,どちらのほうがいい土なのかということはさっぱりわかりませんが、保水力だけで言うと私が100均で買ってきた'野菜の土'が高かったらしいです。

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そして私が京都に帰っている1週間と少し水やりをやってくれていた給水キャップの話ですが、さすがに中身の500㎖の水は両方ともなくなっていました。どれくらいの期間持ったのかはわかりませんが、とりあえず私が今回帰省していた期間の水やりはこなしてくれることがわかりました。何なら大事をとって一つの鉢に二本分のペットボトルを指すのもありだったと思っています。それとこのキャップを使ってもう一つよかったことは、図らずも根っこが張りすぎて硬くなっていた土に穴をあけられたことです。わかりずらいですが一応大きい穴が開いています。

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何を言ってるんだこいつはと思われるかもしれませんが、鉢の奥のほうまで続く穴があけられたことでおそらく今までなかなかみずを受け取れていなかった鉢の真ん中のほうにも水を供給できるようになりました。多分いいことだと思います。本来ならこのように土が固くなってしまったら土ほぐしを行うべきなのでしょうが、根っこが傷つくのを恐れて土ほぐしはやっていませんでした。それを帰省中の給水という目的のおまけのようなもので、似たようなことができたので良かったことだと思います。根っこを多少傷つけたのはもう仕方ないのです。

そして帰省前にやり残した土の追加です。年末年始は耐えてくれましたがやっぱり根っこが寒いのは嫌なので。まあ特筆することもなく上に残っていた土をかぶせただけです。給水キャップによる穴には土が詰まりすぎないようにふぁらふぁらと軽めに土を入れました。

さて、私がいなかった一週間の白菜たちの成長具合ですが、順調も順調です。

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この写真が帰省前に、白菜を横から撮った写真。

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この写真が帰省後に、横から撮った写真です。大きさをわかりやすくしようとして定規を入れてみましたが、当たり前ですが葉っぱが根元から曲がっているので根元からの長さを測ることもできず、あまり参考にならない結果になりました。まあ定規がなくてもわかるくらい帰省前よりも葉っぱが立ち上がってきていると思います。

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ただ一つ、本命白菜にも植え替え白菜にも同じような場所の葉っぱに微妙に灰色っぽいしみのようなものができているのが気がかりです。何かの病気かと一応調べてみましたが、似たような様子のものは見つかりませんでした。雪が積もったりしたことで葉っぱが凍傷のようなことになってるんじゃないかと思っています。ご助言をお願いしたいです

今回の報告は以上です。着実に白菜に近づいてくれて、鍋にして食べられるようになる日も近いです。はずです。とりあえずはあの黒いしみがそこまで悪いものではないことを祈ります。

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自車校を遅れた言い訳にしていましたが初めは月曜日のように上げるつもりでした。それからさらに二日も遅れたのはただただ先延ばしにしていただけなので自車校はあまり関係ありませんでした。

コメント

番場さんこんにちは

 さて、京都も寒いとのことですが、そうかもしれませんね。そこに平安京を作ったのは気候のせいでないことだけは言えますね。

 水道管のことは、ヒーターが巻いてあればブレーカーを落とさない限りいいのですが、ヒーターのない場合は問題ですね。しっかりしたマンションタイプで最初から水抜きが必要ないこともありますが、それは少ないでしょう。

 仙台は毎年凍るほど寒くないので設備が問題です。つまりもっと北の地方では屋内のボタン一つで水抜きが可能になっている物件もあります。仙台ではそれはあんまりありません。多くはキュッと水抜きハンドルを回すものです。それが便利なところにあるか、床下の不便なところにあるかは物件次第です。天気予報を見て-5℃以下ならやっといた方が安全ですね。年末年始には例年そこまでならず、もっと後なのですが。

 ちなみにそういうところで温暖化が分かるもので、私の幼少期には水道管の凍結は見慣れたものでした。業者はなんと水道管に直接電極をつなぎ、熱を発生させて溶かしていたものです。現在はあまり見かけない光景ですね。水道管が健康上の理由で鉛管からビニール管に置き換えられ、そんな方法が使えないことと、ビニールによる断熱性のためかもしれませんね。

 さて帰省を乗り切り、植物な元気なようです。100均の土の方が保水力が高かったのでしょうか。

 実はお渡しした土は、有機質が多くて保水力がある土と、無機質が多くて粒状で排水のよい土を混ぜたものです。あまり排水がいいと帰省時に乾燥して枯れたり、水やり回数が多くなり面倒だったりします。かといって保水ばかり良くすると、水やり過多の場合に過湿になり、根がなかなか土に入ってくれず、徒長がひどくなります。この塩梅が難しいですね。受講生の栽培状態を見ながら、毎年加減を決めなくてはなりません。

 今年はわりと水やりが少なくて乾燥気味の人が多いので、それを鑑みて来年はより保水力に振って土の配分をしたほうがいいのでしょう。

 帰省時の水やりキャップは役に立ったでしょうか。他の受講生の報告で、12時間でペットボトルが空になり、あまり使えないというものがあったので。

 そのキャップによって土に穴を開けること、それ自体はいいことかもしれません。ハクサイはもう充分根を張っていますから、多少切っても問題ありません。

 園芸的には樹木の周りにスコップを刺し、根を切りながら、土を柔らかくし、空気を供給し、新たに根の伸びるスペースを作ってやるということも普通です。混乱するかもしれませんが、園芸的にはわざと根を切ることで植物を老化させ、花や実を早くから付けさせるというテクニックも存在します。あるいはよく芝生で鋭く差す道具が使われます。それは根が張り過ぎて水が浸透しなくなった芝生に使います。

 さて全体を見ると葉が立ち上がってきて、結球の準備をしていますね。盆栽的栽培ですが健気なものです。そして灰色っぽい染みとのことですが、どれか分かりません。写真中央部の褐色に近いものでしょうか。それなら特に問題ありません。そこでなければ、次回示して下さい。この季節でも、白っぽい粉を振りかけたようなウドンコ病が発生することもあるからです。

ではまた

ラボスタッフ オガタ