東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

記事作成がラク&記事が読みやすくなる(かもしれない)3つのポイント(ラボスタッフ鈴木)

2019年10月16日 (水)



 ラボスタッフマスコです。展開ゼミも3週目ですが、皆さん芽だし後、順調ですか?台風の被害はありませんでしたか?(合宿場にまで野菜を連れていってくれている受講生がいて、ちょっと涙が出ました。ほんと、がんばってくださいTT)毎度毎度、忙しい合間を縫っての素晴らしい記事作成、本当におつかれさまです!毎回、楽しく拝見しています。写真のような種子袋から分かれた種子たちが、それぞれの家で頑張って育っているんだなあ、と思うと感慨深いです。





 さて、渡辺教授の方から、私の方からはオガタさんから別のアングルでアドバイスして、とのことでしたので、不定期になるかと思いますが、時々記事でコメントしていきたいと思います。よろしくお願いします。今回は、これに気をつけると記事作成がラク&読みやすくなる(かもしれない)ポイントを3つほど紹介したいと思います。




  1. 記事の結論(一番伝えたいこと)を意識する

  2. 構成をあらかじめ決める

  3. 組み写真(コラージュ)を上手に利用する




の3点です。





1. 記事の結論(一番伝えたいこと)を意識する

 大体の皆さんが、ある期間(1週間くらい?)あたりの野菜の生長を時系列で追いながら記事を作成していると思います。しかし、(皆さんがこの期間の栽培で得た)記事で一番伝えたいことは何でしょう。



 この一番伝えたいこと、つまり結論(オチともいう)を150文字程度で説明できるようにしてみましょう。結論を意識しながら書くと、記事の文章が迷子になりません。そして、できれば最初(後述するリード文)で結論を言ってしまうと、書く方も(そして読む方も)、最終的にこれが言いたいんだな、とわかって、ちょっとラクになります。



2.構成をあらかじめ決める

 記事の構成は、この流れで書く!という形を決めてしまうと、記事作成が格段にやりやすくなります。定型文機能に気がつかれた、薬・松木さん。記事の形式について登録してましたね、お見事でした。例えば、記事がお弁当なら、構成はお弁当箱とその仕切り・おかずカップのようなもの。箱が決まったら、あとは詰めていくだけです!


 色々な形があるかと思いますが、基本の構成は以下の通りかなー、と思います。




  • タイトル
  • アイキャッチ画像
  • リード文
  • 本文
  • まとめ




 以下に、それぞれ補足します(ここはめんどくさい方は読み飛ばして頂いてOKです)。

  • タイトル

 タイトルは、記事を最初に認識する重要なアイキャッチであるとともに【記事の顔】とも言えます。記事更新の際に、当研究室のtwitterやfacebookにも記事作成者の名前とともに【タイトル】で周知されます。何について書かれた記事なのか一目でわかるようなタイトル付けだと、後で自分で見直す時にも便利ですよ。



  • アイキャッチ画像

 なんだそれ、と思うと思いますが、画像投稿【必須】のところの画像です。twitterやfacebookに、この画像と共に記事が表示されます。毎回同じ画像でも構いませんし、日常の写真でもOK、自由に選んでください。記事を象徴するような写真なにか一枚、でも良いですね。



  • リード文

 本文に誘導するための文、大事なつかみ、です。小ネタを盛り込みつつ、記事全体の結論をまず書いてしまう、という方法もあります。読み手も結論がわかっている方が読んでいて安心です。



  • 本文

 結論を最初に意識すると、起承転結の結がわかるので、そこにつながるように書いていきます。文章を沢山書くように指導されていると思いますが、沢山の文章って、漫然と並んでいると(あくまでもブログの場合、ですが)読みづらくなりがちです。それを防ぐために、1文と1段落を長くしすぎないことに注意してみましょう

 1文の長さが長くなると、なぜブログにおいて読みづらいのか。文法が煩雑になり、パッと見で文章の要点がわかりづらくなるからです。そのため、1文150文字程度、句読点も2個以内に収めると良い、と言われています(諸説あります)。1段落に関しては、2~3行程度がベターだと言われていますが、これも諸説あり。PCでの読みやすい段落とスマホでの読みやすい加減が違うので、どちら寄りにするかという問題もあります(あと好みと)。


 同時に、画像、見出し太字、色字を使って文章にリズムや緩急をつけてみましょう。特に画像は、書き手にとって説明しづらい部分を補足してくれる最高のツールですし、読み手にとっては文章のイメージをするのに便利なものです。但し、いずれも使いすぎに注意。煩雑になっちゃいます。



  • まとめ

 結論を再確認しつつ、まとめましょう。今回の栽培を踏まえての今後の予定・前回のコメントについてのアンサー・質問したいこと、などもまとめておくと、後で見返す時などに便利です。



3.組み写真(コラージュ)を上手に利用する

 栽培中も、こまめに写真を撮られて、受講生の皆さん本当にえらいな、と思います。あれも載せたい!これも載せたい!となると思うのですが、スペースは限られているし、写真を沢山アップロードしたり、レイアウトするのは大変ですよね。そんなときは、組み写真(コラージュ)を上手に利用してみましょう工・吉田さん、上手に利用されてましたね。

 私が個人的にスマホアプリで良く使うのは、piccoragePhotoshop Expressです。Google playやApple storeで"コラージュ 写真"などと検索すると、たくさん出てくるので、使いやすいものを試してみてください。






 如何でしたでしょうか。もう知ってるわ!という方が多いかと思いますが(ごめんなさい)少しでも参考になればと思います。今は記事作成で時間がたくさん取られると思いますが、コツがつかめると格段にラクになると思います。継続は力なりです、ぜひ続けてみてください。そしてその頃になったら、ぜひ自分の過去記事を一から見直してみてください(できたらPCやスマホなど色んな媒体で)。色々違いが見えてくると思います。


 これからどんどん寒くなり、日も短くなりますが、体に気をつけて。授業やサークルの合間を縫っての野菜栽培そして記事作成がんばってください!



ラボスタッフマスコ






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