東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

リスタートしなきゃ~ミニ大根+レタス編~(経:小松香於里)

2019年10月24日 (木)

こんばんは。
次は問題物件"だいこん"です。最近いかに自分のずぼらさが植物たちに迷惑をかけているかを痛感しています。
頑張らねば!!
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前回の徒長のまま大根はお亡くなりになりました。これは完全なる私の管理不足です。
今回の教訓をいかし、遅すぎるリスタートです。
今回の葉っぱを観察します。
長さは約12cm。茎は思ったよりみずみずしいです。しかし抜いてみて思うのは根が全然張ってない!!
第二弾(10/23 気温16℃ 湿度75% 8:00am)
20日にまいていた種のうち、殻の割れていた2つを土に埋めることにしました。様子を見て芽が出て来次第、埋めようと思います。
前回のご指摘から7~8程度芽が出る必要がありそうなので、このままでは足りません。
今回はシャーレで発芽させないそのままの種も1つの穴に4つずつ、3穴埋めてみることにします。
1穴に4つ入れると互いに成長しようと競争してよく育つと調べました。
今回こそは失敗できない。対策を考えます。
①水は1回にたっぷりと受け皿から出てくる程度を数日に一回。あげすぎない(発芽するまでは乾燥に気を付ける)
②徒長の原因である・水のあげすぎ・日照不足・密植による株同士の競り合いに気を付ける
③徒長を感じる前に土寄せをしっかりする。
④発芽がそろったら間引きをする
⑤本葉が1~2枚になったら再び間引く
⑥二回目の間引き後から肥料を与える

とりあえず、以上のことを気を付け様子を見ます。
問題点があれば指摘して頂けると嬉しいです。

さてさて
カイワレ大根 第三弾
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早速頂いたアドバイスを参考に、水ぬつけた種のうち沈んだものを使うことにしました。
沈んだものと浮いたものの違いについて2015年の山田さんが詳しく調べていらっしゃいました。とても面白かったです。
種の数は多めにまき、入れ物は第一弾にピリオドをうち、そのカップを再利用します。
同様にアルミホイルで覆い、遮光に気を使いたいです。水やりははじめのうちは霧吹きで行います。
光に当て始める時期をいつにするかが悩みどころであり、不安定要素です。

第一弾の収穫です
なんだか短くておいしそうにありません。
1つ生で食べてみると、ちゃんとカイワレ大根の味がしました。そしてあまり辛くなくおいしい!!
失敗したとへこんでいたので嬉しいです。
しかし、本葉が出てきているものが半分くらいあり、なんで背丈は小さいのに本葉が出てきてしまったのか不思議です。
かいわれは徒長させなければいけないから、遮光が大事なのですね。
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レタスミックス始動
ようやくレタスミックスに手を付けることができました。
10/22(火)19時  13.5℃ 湿度85% 雨 種まき
10/24(木) 23時 湿度76% 16℃
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いっぱい芽が出ていました!!
レタスも水のあげすぎはよくないようです。土が乾いたら水を求めてのびると思って、乾いたタイミングでたっぷりあげたいと思います。
種同士の間隔を狭くしてしまったので、間引きも必要だと思います。
すみません、時計の温度計は部屋の温度です。撮影のため鉢を一時中に入れました。

明日から埼玉の戸田でボート部の大会があります。今天気を調べたら"雨時々大雨"という悲しい予報でした。
1年生同期(先日、私・馬渡と一緒に埼玉に行った部員は出場しない)の初公式レースになるので、雨に負けず頑張ってほしいです。
埼玉には行けないので仙台で応援します。

コメント

小松さんこんにちは

 ミニダイコンのリスタートを始められましたか。一穴に四つ、まあ、そういう播き方をする場合もあるんですがその場合は間引きのタイミングをしっかり見計らい、早めにする必要があります。実はあまり推奨されるやり方ではありません。ハクサイなどではリング状に播くことも多いのですが、一穴に四つということはありません。株間の広いウリ科作物では万が一発芽が悪いと被害が大きいので二つ播いたり、最後まで助け合える豆科作物で二~三播いたりもしますが......

 ペトリ皿を最初に使わせるのは、発芽の観察をしながら確実に播けることと、できるだけスタートを早くして寒くなる前に大きくするという目的があります。

 緑色で強調された部分、とてもいいまとめです。過不足なく網羅していて、この通りやればリスタートしても順調にゴールできるかと思います。敢えて言えば日照条件がどの程度か把握することですね。それに応じて作戦もまた変わってきます。

 カイワレダイコンの第二回目、種子の密度もいいくらいですし、横にあるメジャーの工夫も面白いですね。置き場は室内なら温度は適切でしょう。このところの涼しさで第一回目よりは遅くなると遅くなるとは思いますが、どれくらい違うかもお楽しみです。

 第一回目の食レポもあり、一応カイワレになっていたのはいいことです。遮光が充分でないと短く、そして本葉が出てきてしまいますが食べることはできます。

 レタスミックスも楽しみですね。報告の際には日付けそのものは読者にとって意味がないので、播種後の経過日数も書いて下さい。

 最後に、天気というのはままならないもので、ボートというものがどれほどの悪天候でも実施するものか、冬でもやるものか(万が一落ちたら冷たい......)分からないのですが大変そうです。

 先ずは学祭で屋台をやるかと思うのですが(?)そこは思い出作りに頑張りましょう!

ではまた

ラボスタッフ・オガタ