東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【6】間引き・肥料(工:金井凌雅)

2019年12月16日 (月)

はじめに

皆さんこんにちは、、、、。まだまだ自分を律することができないですね、、、。

と、反省は自分の中で日頃感じています、、、。

写真に上げたのはシドニーにある。オペラハウスです。

シドニーオペラハウスはヨーン・ウツソンによって設計されましたが、構造の複雑さにより1959年着工にもかかわらず竣工は1973年にまで伸びてしまったのだとか。ポストモダン建築はもともと、モダン建築の流行により街に機能的、合理的な建物が増え、質素になりすぎたことの反動として生まれました。つまり、建築のデザインがより表現的になったということです。このオペラハウスもそうで、建物の表層から何か意味を読み取れるような、そうでないような。

自分は、波とか貝殻を想像しましたが、皆さんはいかがでしたか??

さてさて、それでは、今回も記事を書いていきたいと思います。


今回の投稿

かいわれ Part(しばらくお休み)

ふあふあ Part (しばらくお休み)

白菜 Part

.疑問点・課題点・前回までの疑問点に対する考察

いつもコメントありがとうございます。

.まとめ


1.かいわれ Part(お休み中)


2.ふあふあ Part(お休み中)


 3.白菜 Part

タイトルにもあるように、今回は間引きと肥料をメインに投稿していきたいと思います。

前回の投稿から間が空いてしまいました。

【間引き】

間引き前(写真1) 

写真1 12/16 17:00

20191218014339-5de239e2612f3156725b70542418b790d9094535.JPG

間引き前ですが、、、もさもさです。葉が重なってしまい、光合成がうまくいかないのでしょうか、個々に生長にかなり差があるように感じます。

前に一度触れましたが、やはり、一か所に複数の芽を植えていたようです。

また、白菜の葉の色が市販のものに比べて、とても濃いような、、、。

そして、間引き後です。(写真2)

写真2 12/16 17:05

20191218005318-0d9fc6fe6be612d25bea4bdab3410d389541d84a.JPGすっきりしました。

この3つを選んだ基準としては、徒長が進んでいないもの、葉が折れていないものです。

葉のサイズとしては、手前の一番大きい白菜で、約43mm(写真3)でした。

まとめで触れますが去年の番場さんの記事を参考に見てみると、12/14の投稿と比較してかなり小さいなと感じました。

写真3 12/16 17:06

20191218010721-9ba5c38e28eaf71525bcf719e077ffd11f4de491.JPG

加えて、高さも観察してみました。(写真4)

写真4 12/16 17:07

20191218011152-c0964a74a154fb4b01964feed1f53b3a97363603.JPG背景の前日に出し忘れたごみはいいとして。。。高さは約29mmでした。

生長度合を見る上で、土の盛り方などで変化の生じてしまう"高さ"の値は参考程度に乗せておきます。

【肥料】

生長速度が遅めなので、この肥料で改善していってほしいものです。

写真5 12/16 17:10 (上:追肥前 下:追肥後)

20191218012506-03ba2062223aec27e492725204bd8a4a0bcca02d.jpg

なるべく根からは遠ざけておいてあります。数も各白菜に対して4または5個の肥料をあげました。

間引き・追肥の他の気付きとしては、写真を撮り忘れてしまったので上にある画像で少し見ずらいかもしれませんが、写真4でしょうか。

葉にかかる茎の部分が白菜っぽくなってきました。(葉の裏面)個人的には、とても嬉しいことです。

また、土寄せも多少してあります。ここらで追加で土を加えていきたいと思います。


 4. 課題点 ・改善点・前回までの疑問点に対する考察

発芽スピードについて、現在実験を進めております。実験結果は次回の投稿で公開したいと思います。



5.いつもコメントありがとうございます。

少し遅くなってしまいましたが、間引きと肥料やりを完了しました。予定としては、3つの白菜をいずれ2つそして1つに間引いていきたいと思っています。また、肥料については、1週間に1度のペースで追加していきたいと思っています。

前回の実験計画に対するコメントありがとうございます。"外部からの目"についてのお話は思わず納得してしまいました。将来、自分がどんなことをやっているかは全然想像できませんが、needsに対して向き合うという点でどんなことにも活きるものだと感じました。

受験弁当の写真はこれまた、、。よく言えば、ユーモア(?)ですが、悪く言ってしまうならば脅迫的ですね。(-_-;)

娘さんの反応がどんなのだったのか知りたいです(-ω-)

今回もコメントよろしくお願い致します。


6.今回投稿のまとめ、今後の予定

今回の投稿では、間引きと肥料について記事を書きましたが、やはり目立つのは生長速度が遅いことでしょうか。

前年度の受講生、番場さんの12/14の記事を参考にさせて頂きました。

成人式に合わせて4日間ほど実家にいるので、その期間の対策を考え始めたいと思います。特に水やり、、。

コメント

金井さんこんにちは

 シドニーのオペラハウスですか。つとに有名で、なるほどキレイですね。そしてそして、そんなに期間がかかっていたとは驚きです。工期が延びるってことはそんなにあることなんでしょうか。日本では用地買収で延びるとか、トンネルなどで予期せぬ難工事になり延びるとかはあっても純粋な建物でそうなることはあまりないような...... 延々と作り続けたシドニーの人らには脱帽ですね。

 一つ知りたいのはこのオペラハウスの中はどうなっているんでしょうか。外観の形のまま内部もそうなっているのでしょうかね。普通コンサートホールはシューボックス型に作りますが、何かの工夫があるんでしょうか...... まあそれはともかく、外観がこれほどのものだと観光的な価値が高くて、建築は凄いものです。

 比較するのもなんですが、瀬戸大橋なんかは非常に合理的に作られ、最適形状なんだろうなあ、とは考えますがもうちょっと「美」を追及して統一感があった方がいいんじゃないの?と思ってしまいます。

 さて植物の報告は、今回ハクサイについてですね。見た目の元気さは問題なく、間引きの作業も適切に行っていると思います。ただし過去記事を見てみても分かる通り、いかにせん小さいですね。初期成育が遅めだったのか、置き場が比較的寒いのかは分かりません。いずれにせよこれからつまずくことなく管理しなくてはいけません。ハクサイはある程度大きくならないと結球しないので、そこまで至るのは難しいかと思います。しかし逆に結球しなくとも食べるには充分使えます。今回の間引き株の食レポはないのですが、あともう一本くらいは間引きするでしょうからその際に食べてみて下さい。

 葉の色は悪くないですね。市販のハクサイは結球した内部だけを売っていて、巻いていない下葉の部分は既に切り落としていますから色が薄いのです。

 土寄せは上手にされていますが、葉の付け根が土の中になるほど行わなくても大丈夫です。当分増し土はしなくて構いません。それと追肥はおおむねそれでいいのですが、実はハクサイは他の作物よりやや多肥を好むため、その1.5倍与えてもいいと思います。埋めるところは鉢縁にして下さい。もう既に根は株元などではなく、鉢縁を巻くような恰好ではるかに伸びていることでしょう。毎年、受講生が収穫時期に鉢から株を抜きますが、根の張り方に皆一様に驚いているものです。肥料や水を吸収するのは根の先端の根毛だけですから、株元ではむしろ意味がないのです。

 温度についていつも思うことには、受講生それぞれの置き場の温度を報告してもらい、それと植物の生育状況をリンクさせるとデータが得られるのではないか、と。同じ仙台市でもかなり温度差は大きいでしょうから。しかしそれ以上に管理の仕方でバラツキが大きいのできれいな相関は出ないだろうとも考えます。

 さて、そろそろ帰省時などの留守中の管理について言及する時期になりました。この場合は成人式期間も、なんですね。留守中管理については乾きやすさや植物の大きさによって変わってきますので一概には言えません。過去記事を参考にすればいいと思います。しかし、たかだが一週間以内でしたら単純な腰水で対処できる範囲であり、何とでもなります。10日以上になるとさすがに工夫がいるのですが。

 最後にコメントからの返信ですが、私の勉強弁当は、娘本人よりむしろその友達が感心していたようです。その友達は毎日うちの娘の弁当写真を取り、高校卒業時にそれを全て組み写真にしてプリントしたペン立てを作り、記念品として娘にプレゼントしてくれました。弁当の図柄はそのときの私の気分により多岐に渡ります。

20191218192746-84912f2a11401119a3c008d0f9fffabef7815726.JPGではまた、次回報告お待ちします。

ラボスタッフ・オガタ