東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2021年度展開ゼミ、中間発表についてのお知らせ(11/9)(渡辺 正夫)

2021年11月 9日 (火)

 11月にしては珍しい比較的暖かい雨模様。夕方には10mm/hrを越えるような雨になるかもしれないと。場所によっては道路が冠水するのではと、心配になるほどです。10月の気温が低めで、11月は高め。植物にとってはstressfulな環境条件だったと思います。そんな中でも半数以上の受講生は「順調」に栽培をされているのではないでしょうか。もちろん、数名、四苦八苦しているのはありますが、やり直したり、色々だと思います。自分なりのペースをつくって、週一のペースでしっかりと記事を書いて下さい。

 さて、シラバスには書いておきましたが、中間発表がちょうどこの時期です。最初のzoomでのmeetingの時に、中間発表のことを説明したのか、すっかり失念しております。こちらが少しばたついていたので。ただ、しっかりシラバスを読んでくれている受講生の皆さんなので、大丈夫かと思っています。というか、よいペースで投稿ができているので、中間発表も楽しみにしております。

DSCN1653.JPG その中間発表ですが、このHP上に、以下の中間発表の内容を盛り込んで、11/26(金)の17:00までに、これまでと同様のHPに記事を書いて、uploadしてもらうことにします。〆切厳守です。なので、時間指定までしています。なお、中間発表の準備に時間が必要だと思いますので、中間発表の投稿開始は、11/17(水)の0:00以降とします。準備期間、投稿できる期間をあわせて、2 weeks以上ありますので、しっかりとした記事を投稿して下さい。もちろん、中間発表と並行して、毎週の記事の投稿も随時行って下さい。

 で、中間発表を行うに当たり、これまでの観察での気づき、さらには、先達の過去記事を見て、現在の栽培状況がどの様な位置にあるのか、あるいは、今年の他の受講生と比べて、どうなのか、ということを考える時間にしてください。中間発表の課題中でも、先達の実験結果を理解することの重要性については、ふれてありますので、「面倒」とせず、より多くの過去記事・コメントを見て、なるほど、そうだったのだとか、意外なものを見つけたということに気がついて下さい。これから先、あるいはこれまでも「先行研究」という言葉で先達の実験を踏まえたことがあると思います。簡単に言えば、その歴史です。この展開ゼミは過去7年の歴史があります。是非、それを紐解いてみて下さい。

 中間発表のお題と字数などは以下の通りですが、今週は講義が始まった週から数えて、6(7??)週目。今年は概ね、定期的な投稿ができていると評価できます。もちろん、少し少ないかなと思う受講生も散見します。投稿回数の制限を設けるわけではないですが、毎週ある講義の代わりに、記事をuploadすると言うことは、webでのmeetingの時に話をした通りです。その点を自覚して、中間報告をしてくれるものと思っています。投稿回数が少ないと思う受講生方は、自らが考え、どうするのがよいか、判断して中間発表記事のuploadを行って下さい。

DSCN1647.JPG<中間発表の内容>
 (1) 自分の身の回りに植物をおいて、毎日、観察するという通常の講義とは異なる展開ゼミを通じて、植物の発芽、生長を観察したと思います。それぞれの学部・基礎知識・興味にもよるかも知れないですが、ここまでの栽培において、一番驚いたことは何か、それを記事にしていていれば、その記事をふまえて、記事にしてない場合は、使ってない写真があると思います。驚くことの写真を使って、そのポイントを記して下さい。今年度は、あまりないようですが、栽培に苦労した方は、普段、食している野菜に対する気持ちというか、感覚がどう変化したかなども、併記して下さい。

 (2) 上にも書きましたが、自分の記事をuploadすることに満足せず、他の受講生の投稿記事、去年までの受講生(先達)の記事を参考にしてほしいと言うことを記しました。そのことを踏まえて、自分の記事を含めて、誰の記事が参考になった、あるいは、なるほどということをに気がついたことがあると思います。それがどの様なことであったのかを記して下さい。その時、誰の記事だったかをURLを入れて、それのclickしたら、見ることができるようにlinkをはって、わかるようにして下さい。linkを入れるのは、これからの後半戦に向けて、あるいは、次年度以降の受講生の方々へのメッセージとして参考になるといういうことを考えて、対応して下さい。

 (3) 渡辺からできる限りコメントをしました。栽培に関すること、それ以外のこと。そうした一連のコメントで、どの様な気づきがあったのか。さらには、その後の野菜栽培、受講することにおいて参考になったかと言うことについて、実例を挙げて、つまり、自分自身、あるいは、他の受講生のいくつか記事を選んで、どの様に参考になったのか、(2)と同様の形式でlinkを入れつつ、記して下さい。なお、こちらからのコメントでなくて、外部のHPの方が、より参考になったという場合は、その記事のことを簡単に記して、同様にlinkを入れて、説明して下さい。その逆で、こちらの方が参考になった例を取り上げても、よいです。

 (4) この講義の特徴は、双方向の講義ということです。他の講義とは違って、双方向の講義であってよかった、あるいは、そうではなかったと言うことがあったと思います。その実例を挙げて、また、記事を書いていれば、それらをlinkを入れつつ、説明してください。この秋からコロナ禍が収束して、通常の講義形式になったものもの多いかと思います。他の講義スタイルとの比較しつつ、よかった点、そうでない点を記述してください。

 (5) 最後に、以上の(1)~(4)を踏まえて、残りの展開ゼミの講義を続けるに当たり、どの様なことに注意して、また、何を目標として、この展開ゼミの講義から何を学び、記事にしたいかを記して下さい。

 以上の(1)~(5)の項目について、それぞれ独立させて記事にすること。つまり、今後の受講生、さらには、一般の人が読んでもわかるように、表記して記事を書いてください。あと、これまで、1ヶ月間、このHPへの投稿で養った文章力を活かして、投稿する文字数は、2,500文字を超えるようにして下さい。すでに、毎回の記事の文字数を自分の記事に記している受講生もいますね。これまでの先達の展開ゼミの記事をよく見ています。自分から進んでやっていることは、評価できますね。もちろん、文字数に関して、それよりも長い文章は、特に制限を設けません。文字の数は、Wordの機能などを使って、きちんと確認してからuploadしてください。なお、タイトルは「中間発表」という文字列を最低限、入れ、中間発表の記事として「これがポイント!!」となった言葉を含むものにして下さい。

 では、中間発表記事をuploadできる期間は、11/17(水)~11/26(金) 17:00までとします。これまでに学んだことをベースに、しっかりとした記事を書いて下さい。もちろん、毎週の観察、記事を書くことも忘れずに、行って下さい。寒くなったとはいえ、まだ、それなりの日差しがありますので、生長のスピードは落ちたかも知れないですが、ちゃんと生長しています。各受講生がどの様な観点でこの講義に取り組み、今後、どの様に発展させるのかをHPで拝見できるのを楽しみにしております。

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 わたなべしるす

 PS. 万が一、受講生の皆さんの中で、これ以降の講義について参加されない(give upする)という方は、渡辺までmailでお知らせ下さい。

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