東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

植物の寒さ対策について(工:山田唯人)

2022年1月16日 (日)

こんにちは。工学部機械知能航空工学科の山田唯人です。

冬も本番のような感じになってきて、最近さらに気温が下がってきましたね。

そんな僕はこの記事を書き始めている1月16日に鬼首スキー場で行われた宮城県の国体予選に出場してきました。上のサムネイル写真は国体予選の様子です。結果は5番とあまり振るわなかったのですが、まだ1年生なので、これから練習を重ねていって来年リベンジできるように頑張りたいと思います。

さて、今回の記事についてですが、通常の植物の観察について各記事とは少し変えて、前回の記事で先生が寒さについてコメントしてくださったので、それの考察も書いていきたいと思います。

<植物の寒さ耐性について>

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少しキャベツと小カブの寒さ耐性について調べてみたのですが、キャベツと小カブの栽培適正表の寒冷地域の欄を見てみると、種まき時期が、コカブは3月適正になっていたのに対してキャベツは2月適正になっていました。

また、収穫時期については、コカブは5月下旬から6月上旬からはじめられるとなっていたのに対して、キャベツは5月中旬から5月下旬から収穫を始められると書いてあり、少しだけキャベツの方が寒い時期から栽培を開始、終了することができることになっていました。

この栽培適正表からわかる通り、キャベツのがコカブよりわずかに寒さ耐性が高いと考えることができるので、前回の記事の結果のようにキャベツの方が少しだけコカブよりも元気だった理由がわかりました。

また、自分のキャベツは今回の講義の中で結球するところまでいかなかったのですが、その理由も今回調べていく中でわかりました。

キャベツが結球するには適正な葉の大きさで適正な気温になる必要があるらしいのですが、その気温が最低でも7℃、できれば13℃から20℃必要でした。

今回の冬は特に寒く、キャベツの葉が大きくなるのにも時間がかかってしまい、さらにキャベツの葉が大きくなる頃にはもうすでに気温が下がってしまって7℃を下回ってしまっていたので、どんなに成長しても葉が結球してスーパーで売っているようなキャベツの形になってくれませんでした。

<次回の記事について>

次回の記事についてですが、コカブがもうすぐ収穫できそうかなと考えているのでそれについて書いていこうと考えています。

さらに収穫記事、実食記事も書いていきたいと考えているので、テストもやばくなってきていますが、記事の更新を頑張っていきたいと思います。

この講義もあと少しですが、最後までよろしくお願いします。

コメント

工学部・山田さん

今年の受講生は植物、栽培などに纏わる調べ物をして、それを記事にする方が多いようですが、それはそれで大事なこと。一方で、双方向性システムのよいところは、現在の植物についての記事をuploadすることで、こちらから適切なコメントができるということです。前回のuploadからあまり時間がたってないのかもしれないですが、植物の全景でなくて、ここという場所にフォーカスしたような写真を掲載することの大事さは伝えたかと思います。他の講義などで忙しいのはもちろんですが、この講義としての大事なことも忘れずに活動して下さい。

最終報告のレポートをされた方がすでに1名〆切は今週の金曜日、21日の17:00です。お忘れなく、最終レポートをお待ちしております。


わたなべしるす