東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2022年度の講義スタート(10/6)(渡辺 正夫)

2022年10月 7日 (金)

 2021年12月31日に中国湖北省武漢市で検出された新型コロナvirus。この影響があり、2020年2021年にこの講義は第1回の受講生の集まりも持つことができずでしたが、今年度は過去2年間とは異なる対応になり、久しぶりに片平キャンパスにきてもらって、受講生にこの講義の意図、何をやるのか、継続することの大変さを説明。「観察力」、「文章力」に加えて「自制心」が重要であると。講義の名称は「展開ゼミ」という枠がなくなり、「カレントトピックス」での開講ですが、HPは「展開ゼミ2022」で行いますので。なじみの方もいらっしゃると思いますので。

 受講生からは、この講義を受講することになったきっかけを伺い、それぞれの背景があるということもわかり、そんな話をすることで受講生の情報交換もできたのではないでしょうか。あとは、植物栽培に必要な機材(植木ばち、栽培土、種子、ラベル、肥料など)もお渡しできたと思います。説明不足な点は、ラベルと肥料です。ラベルはその植木鉢に何を植えたかを書くために使って下さい。また、粒状の肥料の使い方は、来週以降にHPからお知らせします。少なくとも、2 weeks以上は必要ではないですから。

DSCN3339.JPG 講義でも話したように、植木鉢で栽培する「メインの作物」、「小さな植木鉢で栽培する多様な種子がミックスされたもの」の播種を優先して下さい。明日以降、少しずつ温度が回復します。10月の暖かい時期に初期生育がよいと、11月以降の生育が順調になります。是非、この週末を大事にして、栽培を進めて下さい。

 何か問題点などあれば、渡辺まで連絡をして下さい。また、mailで連絡をした栽培している作物情報は、作物名・品種名をそれぞれ、併記してお知らせ下さい。では、今年も植物が良い生育をして、最後は収穫をして食レポにつながることを楽しみにしております。

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 わたなべしるす

 PS. iPhoneで撮影した写真についての対応はすでにラボスタッフ鈴木が記事にしています。iPhoneを使用している方。注意して下さい。