東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

13.2023年も寒さに負けずに張り切っていきます(農:鹿股とほこ)

2023年1月 5日 (木)

もしかして私2023年初投稿でしょうか!!(昨年の私みたいに、書き始めたはいいけれどうまく時間が作れず1週間後に投稿した人がいなければ、、もしくは、私がこんなことを書いているうちにさらっと投稿する人がいなければ、、、)

 今日の写真は、なかなか実家に帰らない私にしびれを切らした妹が仙台にやって来た時に一緒にデートした時のものです。鹿股家で推しているジャニーズグループのメンバーが大きく載っていたので思わず撮ってしまいました。それだけです。。。年末年始に何か面白い写真でも撮ってあるかな、とカメラロールを開いたら全然写真がありませんでした。

目次

1.観察した時の状況

2.キャベツ

3.ミックス

4.スプラウト

5.編集後記

1.観察した時の状況

1月5日(木)19時

室内 温度18.7℃、湿度33%

室外 温度1.3℃、湿度64%

今日も今日とて私の部屋は乾燥しています。一応加湿器はガンガン運転しているのですが、それでは足りないようですね。

2.キャベツ

1月5日(85日目)

今日の様子はこのような感じです。

IMG-7455.JPG

前回とあまり変わり映えしない全体像です。一応1週間たったので身体測定をしてみます。

いつものように下の図のように、A~Eと振りました。
IMG-7455 (1).jpg

A 102mm(103mm)

B 118mm(121mm)

C 115mm(102mm)

D 90mm(100mm)

E 126mm(120mm)

<注:()内の数字は7日前の値>

なんだかおかしな結果になりました。ほとんど変わらないものは見ての通りなので納得なのですが、一気に10mm以上縮んだ個体もありますし、10mm成長した個体もあります。土の寄せ方でもちろん変わるのですが、そんなに一部の個体の数値だけが大きくなったり、小さくなったりするものなのでしょうか。

また、これまでには見られなかった特徴も見られました。下の写真のように裏返しになっている葉です。よく見ると、根本の方で折れています。ずっと外に出していたので、雪や雨の重みでしょうか。でも、そんなにまだ積もっていないはずです。

IMG-7458.JPG

下の写真も折れた葉で、葉が裏返っています。ちょうど写真の中心にある葉の右側で折れています。

IMG-7459.JPG

下の写真は、葉と茎のちょうど境目あたりから葉が破けています。それに、栄養がいきわたっていないのか、葉が黄色くなっています。IMG-7460.JPG

下の写真は、茎が途中で折れている写真です。

IMG-7461.JPG

これらすべてに共通するのは、折れているもしくは敗れているといった損傷を受けていること、そして、比較的古い葉だということです。このようなことがあるととても悲しい気持ちになりますね。まだ原因がわからないので、なんとか解明したいと思います。

3.ミックス

1月5日(52日目)

前回と同様、違いが分かるようになってきました。細長い葉っぱやハート型の葉っぱ、丸い葉っぱなど様々です。

IMG-7463.jpg

前回の写真はこちらです。なぜか前回の方が元気な気がします(というよりも、成長がゆっくり任ってきた気がします)。

         IMG-7400.JPG

4.スプラウト

1月5日(52日目)

今現在このような状態です。少しずつ大きくなってきたような気がします。そもそも種子袋によるとスプラウトは1週間から10日ほどでできるらしく、これはあまりに遅いのですが。。。

IMG-7464.JPG

IMG-7465.JPG

水がなくなることだけ無いようにしていきたいと思います。

5.編集後記

そろそろ最終報告まで迫っています。どうなるんでしょうか。どうもならないんでしょうか。

私もドキドキです。私と似ていてゆっくりな植物さんをゆっくり育てていこうと思います。

昨日から学校が始まりとってもウキウキしていますが、これから雪が降って行き帰りが大変になると思うので、自転車の方、バイクの方は特に気を付けてください。私ももう転びたくないです。

そして今日も縦長の写真を投稿できなかったです。

コメント

農学部 鹿股さん

育種の渡辺です。この講義も残すところ、この1ヶ月です。もう一息、頑張りましょう。年末のようなことはなくて、しっかり、2013年の初投稿です。昨日、渡辺がこちらでの栽培の様子を伝える予定でしたが、別案件が入り、鹿股さんが一番乗りです。

植物が縮むことはないかと思います。このように。なので、改めて計測してみてはどうでしょうか。もちろん、この年末年始、少し寒かったですが、極端な寒さではなかったと思いますので。あと、植物の下位葉が黄色くなってきているのは肥料が切れ始めているサインです。あとは、この小さな植木ばちに5個体を維持しているので、肥料切れになるのは他の受講生よりも速いように思います。移植などを検討する時期としては遅いのですが、講義としての記事を書くのが終わるのに合わせて、そんなことを考えてはどうでしょうか。スプラウトは20oCくらいにおいてよいわけです。徒長させるのが目的ですから。栽培の温度は低すぎないでしょうか。それ以外については、1月9日にオガタさんからのコメントが投稿される予定です。それも参考にして下さい。


わたなべしるす





鹿股さんこんにちは

 写真にあるのはスノーマンでしょうか? あんまり歌やダンスは分からないのですが、「ハニーレモンソーダ」や「モエカレはオレンジ色」に出ていたのは分かります。そういう系統の映画はたいてい見ていますが、その年に応じてジャニーズメンバーが起用されていて面白いものです。今年はなにわ男子が中心になるのでしょうか。

 さて、記事内容はまた温度湿度のことから始まります。展開ゼミを実験として見た場合、これは必須のことであり、冒頭に持ってくるのは正しいことです。室内は乾燥している......しかし、飽和水蒸気量から計算するとけっこう加湿されているのではないでしょうか。人間の健康を考えるともっと湿度が欲しいところではありますが、もっと加湿すると部屋のどこかで露点以下になって結露するかもしれません。

 そういった露点以下の場所がないように、現代の家では二重ガラスの窓が普通になりました。また、窓枠もたいがい樹脂サッシです。壁の中の断熱材も昔は低密度グラスウールが主だったのですが、今では高密度グラスウール、あるいはロックウール、またはメラニンフォームが取って代わっています。それぞれの特徴などに話が逸れると、際限ないので割愛しますが...... もう一つだけ話を加えるとすると、換気システムはどうなっているのでしょうか。今は24時間換気システムを備えた家が多いのですが、そこでも種類があります。排気のみ備えたもの、給排気それぞれがあるもの、その中でも対向流を使って熱交換するもの、それが進化して潜熱交換まで行うもの、けっこうバリエーションがあります。自分の家のことなので知っておくのも面白いかもしれません。

 キャベツの鉢はけっこう混み混みですね。これまで幾度となく間引きの話を繰り返していますが...... この際成長様式の観察におけるサンプル数の確保、つまりは株数の維持をしたまま最後まで行ってしまうということでしょうか。それもまた一つの方法ではあります。

 葉の大きさ、そして黄変については教授のコメントにあった通りだと思います。折れたり捻じれたりしているのは、枯れかけて弱くなり、風でそうなったのかもしれません。先に折れてしまったので枯れた、そういうことも起こり得るのですが、頻度としては多くないと思います。

 スプラウトはかなりの日数が経ちました。

 実験としては、エネルギーを使い果たす限界を見るのも面白いことです。栽培として考えればその時点で収穫するのでは遅く、栄養も食感も悪くなっています。難しい判断ですが、ある程度で収穫してはいかがでしょうか。ちなみに参考記事として暖かい場所と寒い場所での豆苗の育ち方の違いを比べてみました! | お役立ちコラム (mikado-sc.co.jp)というのを挙げます。温度の違いで成長が変わる例です。

 さあ、最終報告の時期になってきました。もちろんレギュラー記事と併せて頑張って下さい

DSC_1457.JPGラボスタッフ・オガタ