東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

ひまじのカブ栽培日誌 最終回第18回~結果発表~(工:田中大翔)

2024年3月 1日 (金)

 こんにちは!ひまじです。お久しぶりです。今回、鉢に残したカブの行く末を報告しなくてはという使命感からこの記事を書いています。そして!タイトルにもある通り今回は「ひまじのカブ栽培日誌」最終回となっております。いままでの軽い振り返りとともに、カブがどのぐらいまで成長したのか報告したいと思います。

ひまじのはらはら北海道旅行記

 まずは、上の写真から。この度、北海道の札幌に住む北大の友人に会うのと観光をしに札幌に行きました。仙台が4℃で大分寒いと思っていたらなんと札幌-4℃。レベルが違いますね。雪の上を歩くのが普通というのも分かってはいてもかなり驚かされました。でも、やはりスキーは最高でしたね。宮城の重い雪ではなく、軽いパウダースノー。滑りやすくて感動しました。そんなこんなで北海道を満喫した私ですが、ここで大変なことが起こります......。そう、クレカ上限です。私はしっかりと家計簿をつけているのですが、気づいたら2月の支出が20万円を突破。クレカは2枚持っているのですが、1枚上限が来て2枚目も残り3万といった危機に陥りました。(学生カードなので上限は両方10万)大赤字の大損害です。もう一枚クレカ作った方がいいかもしれません......。なんせ私は支出の6割以上がクレカの為、クレカが止まると非常に困るのです。それに使ったときはお金が減らない無敵カードなのです!S__39378963_0.jpg

記事投稿の感想

 さて、記事の話に戻りましょう。何度か言っていたと思いますが、私は自分で小説を書くぐらい文字を書くのも読むのも好きで、今回のブログ記事も自分の新たな挑戦的な意味でこの講義を受講しました。そういう意味では私にとって栽培はオマケでこの記事を書くことがメインだったのかもしれません。もちろん栽培は全力でやったからこそのカブの栽培成功だと思います。結果的にこのブログ記事の投稿はとても楽しく、だからこそこうして18回。中間、最終報告合わせて20回も記事を書くことができたと思っています。また、やはりこのように記事を書いてオガタさんなどのコメントを得られるというのは次を書くモチベーションになったと思っています。

栽培日誌

 さて、ここからはカブ栽培報告です。前回から15日。142日に渡るカブ栽培がようやく終わりの日を迎えました。10月6日から約5か月に渡る栽培でカブはこのようになりました。S__39378954_0.jpg

もはやすぐわかると思いますが、左が外、右が内鉢です。少し外鉢の葉は食べたくないですねえ。今回は収穫した日に調理したので葉も内鉢のみ食べました。147日収穫.jpg

 さて、これが収穫したもので右が内鉢です。ぱっと見で分かるほど内鉢が逆転勝ちしています。そしてお持ちかね、サイズ測定です。カブ外鉢はなんと......5.0cmでした‼これでも前回よりは大きいですね。そして内鉢はなんと......5.8cmでした‼もう形も色も全て市販で売られているカブと遜色ないという素晴らしい出来です。S__39378957_0.jpgS__39378958_0.jpg

こちらが断面。S__39378961_0.jpg

 そしてこれを調理した料理は......簡単な煮物風にしてみました。本当はもっと凝った料理をしたかったのですが、これが帰省前の北海道旅行の前日。食材は家になく、時間もないので、カブだけの煮物風にするのが限界でした。実際この記事も北海道旅行が終わり、実家で一息ついたタイミングで書いています。お味はトロトロのカブにしっかりと味がしみ込んでいてちゃんとおいしかったです。葉も普通にほうれん草や小松菜のような触感で普通においしかったです。S__39378962_0.jpg

 さて、名残り惜しいですが、そろそろ終わりの時間です。今まで丁寧にコメントをくださったオガタさん、渡辺教授。ありがとうございました。また、何か栽培することがあったらひょっこり記事を上げているかもしれません。その時はよろしくお願いします。私にとっては大変でもとても楽しい講義となりました。

 最後に一言。私は家計簿つけていることから分かる通り、お金はしっかり管理しています。今回も十分貯金で対応可能な範囲なのでそこは安心してもらって大丈夫です。まあ、とても怖いので二度とこんなことはしないと思いますが......。

コメント

ひまじさんこんにちは!

 いやあ、この時期まで記事を投稿して頂き、驚くと共に楽しく読ませてもらいました。

 最初の画像は札幌、こちらも個人的に懐かしさを感じます。外気温が-4℃とのことですが札幌にしたら「暖かい」のではないでしょうか。もちろん、一番困るのは「歩道歩き」ですね。圧雪が重なり滑る滑る、現地向けの靴か、あるいは「靴底ペッタン」の貼物をしないと危険でしょう。

 札幌の街はどうでしょうか。仙台と違い、陽気な雰囲気を感じなかったでしょうか。個人的に札幌こそ今までの人生で最も好きになれた街でした。寒いと独特の「寒い匂い」がありますし、そして札幌地下鉄は何とゴムタイヤで、言葉で表現できない妙な音を立てて走ります。

 友人は北大とのことですが、満足していると思います。内容はいわずもがな、あれほど街中にある国立大は珍しいですね。岡山大とか本当に少数しかそういう国立大はありません。

 はてさて、余談の続きでクレカ払いが6割以上!? 今の若者はみなpaypayとかのスマホ決済だとばかり思い込んでいたのですが、クレカといういわばオールドタイプの決済も人気があるんですね。そこに先ず驚きました。

 もちろんクレカは、家計簿をつけて管理していれば問題なく使え、そしてポイントが付く分賢い消費者になれます。

 学生は10万円上限(自分名義のカードの場合?)というのも初めて知りました。まあ、考えればなるほどそれも道理ですね。思い出しましたが、うちの娘の大学時代は家族カードを渡していましたね。あまり使われることもなかったですが......

 貯金があればデビッドカードとかも便利でしょうが、それには落とし穴が......「決済タイミングのズレ」とかいう理由で、口座残高即時引き落としにならず、結果的にそれ以上買えてしまう場合があるんです。それで思わぬことになった記憶があります。何のための安心カードなんだか......

 ついでに言うと、クレカ導入で店側にはだいたい4%のマージンを売り上げから取られます(これがクレカ会社の利益となり、そこから一部が消費者側にポイントという形のエサ代へ回ります)。そのマージンが嫌で現金のみ支払いのスーパーや個人商店はけっこうありますね。私も個人商店の場合はクレカを使える店であっても敢えて現金払いにして、店の利益を減らさないようにしています(気に入った店の場合だけですけど。行きつけのパン屋、とか)

 さてここから本題の植物の話になります。

 といっても、一言でまとめれば「良かった」ということになるでしょうか。

 見事内鉢が逆転勝利です。このところの寒さ(といっても例年並み......)で、外鉢が動きを止めた隙に一気に内鉢が追い抜きました。ちなみに4㎝くらいのカブをマイクロカブというらしいのですが、以前の食レポではそのくらいでした。ところが今回は立派な「コカブ」です。堂々たるものです。

 調理は相変わらず凄いもので、「簡単に作った」といってもやはり地力がものを言って大した出来栄えです。肝心の味について「根はもとより葉も」良かったということで、素晴らしい締めになりました。

 この講義は非常に独特の形式であり、単位としてはめちゃくちゃ「タイパ悪い」のですが、培われるものは多いと思います。「実験として」見れば成長の計測や、葉の形や根の状態の観察が重要とも言えますが、この講義のキモは文章を定期的に書くことです。そこで20回もの投稿を続けた......もうほんと歴代トップクラスです。ひまじさんの元々の文章力に磨きがかかったと想像します(ちなみに何の小説を書いていらっしゃるのか......)。

 こちらとしても楽しく投稿を読み、その後感想というか何というか、とにかく駄文を返しましたが、その時間楽しく過ごせました。本当に感謝しています。

IMG_0144.JPGラボスタッフ・オガタ