[29日目]ハツカダイコンの生長(文:山田佳歩)
2015年11月 7日 (土)

こんにちは。お久しぶりです。文学部一年の山田です。
学祭も終わり、大学内も少しずつ秋が深まってきました。最近の朝晩の冷え込みは、もう冬本番を思わせますね...。自分自身はもちろんですが、植物も風邪を引いてしまわぬように、気を引き締めていきたいと思います!
そして中間発表まで残り10日と僅かになりました。中間発表、ぜひ参加させていただきます。よろしくお願いいたします。
今回はハツカダイコンの報告です。
11月7日 ハツカダイコン 室内温度:20℃ 室内湿度:59%
10月15日の記事にて、ハツカダイコンの間引きと土寄せを行いました。その作業からもうすでに1か月が経とうとしています。この1か月足らずの時間で、ハツカダイコンは少しずつ成長しています。以下、写真とともに経過について報告したいと思います。
[1] 10月22日 15:10撮影
- 双葉が生えそろう。
- 本葉がわずかに生えているのを確認する。
- 根元が見えているので、土寄せする必要がある。
[2] 10月25日 23:09撮影
- 土寄せしたものの、大幅に徒長しているハツカダイコンの根元は水遣り後ふたたび見えてきてしまう。
- 土が乾燥していたので水遣り。
- 双葉の開き具合が狭くなる。
- 本葉の葉の色が濃い緑色に変化する。
[3] 10月26日 13:40撮影
- 部屋の窓際に置いていたところ図のように傾きが見られた。→垂直に生えるように向きを調整しベランダで様子見。
- 土が乾燥していたので水遣り。
- 双葉の開き具合が、再び元のように広くなる。→双葉の開き具合は何が要因になるのか?
- 本葉がきちんと生えそろったのを確認する。
- 徒長気味の根元が、わずかに赤みを帯びていた。
[5] 10月31日 7:20撮影
- 土が乾燥していたので水遣り。
- 本葉がさらに安定したものとなり、色は濃い緑に、葉の大きさは双葉と同じほどになる。(縦4.0cm、横2.0cm)
[6] 11月3日 8:54撮影
- 図の一番右のものが徒長していることと、葉同士が重なり合い密植状態になっている。→間引きを検討。
- 大幅に徒長しているものと、きちんと土寄せされたものでは、色味に差異がある。→大幅に徒長しているもの色素が薄く、きちんと土寄せされたものは濃い緑色に見える。
今回はハツカダイコンの生長についての報告でした。時間がなかったため、内容があまり充実していないので、後日追記の投稿をするかもしれません...。徒長し気味のもの、密植状態になりつつあることなどを検討しつつ、再び間引きと土寄せを行いたいと思います。...土も用意しなければ!
中間発表まで時間がないので、こつこつと継続して頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。
コメント
こんにちは。素人二号です。
ハツカダイコンの成長は順調のようですね。その順調の中にも細かな変化を感じ取って疑問とすることができるというのは大切なことです。とくに我々のように栽培に慣れてしまっているがゆえに気づかなくなってしまうことも多く、皆さんの発表から多くを勉強できます。
そこで、今回は、双葉の開き具合が変わっているという点が気になりました。10月22日の日中の写真では開いていて、10月25日の室内(?)の写真では閉じていますね。また、10月29日の明るい窓際に置いているものは大きく開いていますね。ここからは私の推測ですが、双葉の開き具合は光環境、あるいは時間帯に影響を受けている可能性があります。植物には夜には葉を閉じて日中には開くという「就眠運動」という生態を持っているものが多くあります。体内時計(概日リズム)が存在するのか光に応答しているのかはわかりませんが、少なくともダイコンでの例は聞いたことがありませんでした。もしかしたら関係があるかもしれませんので気になったらこのワードで検索してみてください。それから、一日の中で時間帯を変えて観察してみると新たな発見があるかもしれません。
それからもう1つ。10月26日の写真で、芽生えに傾きが見られたとありますが、これは光に向かう植物の応答なので、無理に矯正する必要はありません。できれば全方向から万遍なく光の当たる屋外の環境が良いのですが、これからの気温を考えると室内に置いておくのが無難でしょう。
全体的には、水やりの頻度も適切で徒長も窓際ということを考えれば許容範囲だと思うので、このまま順調に生育してくれるよう、今後の栽培も頑張ってください。
以上、アドバイスとさせていただきます。