はじめまして。(農:桂哲平)
2016年10月12日 (水)
はじめまして、農学部1年の桂哲平です。
植物を育てるのは、小学生以来ですが、しっかり育て、おいしい野菜を収穫したいと思います。
今号では、10月9日までの様子についてお伝えします。
冒頭の写真は、今回の栽培に用いる道具です。
(先日のガイダンスで配布されたもの)
- 栽培用の土
- 植木鉢2つ(5号鉢、3.5号鉢各1)
- 肥料
- 野菜の種
- 発芽用ふた付シャーレ2つ(プラ製)
- ろ紙4枚
- プラスチックカップ(スプラウト用)1個
- 名札2枚
- 割り箸1膳(支柱の代わり)
(自分で用意したもの)
- 鉢皿2枚
- ペットボトルジョーロ
温度等が管理しやすい室内で育てたい と思い、鉢皿を購入しました。
この展開ゼミで育てる野菜を、種の観察を含めながら紹介していきます。
上の写真はレッドキャベツスプラウト(左)とミズナ(右)の種です。
この2種類とも種は黒~赤茶色と似ていて、ミズナの種の大きさが直径1mm程度にあることに対して、レッドキャベツスプラウトの種は、一回り大きく、直径2~3mmほどです。
レッドキャベツは「展開ゼミで用意したスプラウト系の中で栄養価が高い」、ミズナは「鍋にぴったり」の文句に惹かれ今回育てることにしました。
最後に紹介するのはアイスプラントです。
独特の塩味と食感が好きで、栽培してたくさん食べたいと思い、このゼミで一番育ててみたかった野菜です。私の好物であるゆえ、1位単独指名であったのはおどろきでした。サボテンと同じ多肉植物であるため、育てやすいであろうこともポイントです。アイスプラントについて調べてみると、2週間に1回塩水を与えることが必要。与えないと塩辛くならないとの記事が。どんな植物の不思議にもタネがあることを理解しました。また、この記事にはアイスプラントの花は意外に美しいとの文言。せっかく育てるので花を見てみたいと考え、食べる以外の楽しみもできました。上手に育て、アイスプラントの情報をどんどん発信していきたいと思います。

本日は、発芽温度が決まっているミズナ(20~25℃)とアイスプラント(20℃)の種をまきます。
それぞれ3つほど発芽すればよいかなと考え、水でぬらしたろ紙をのせたシャーレに種を5粒ずつ移しました。
この作業をしていると小学5年で行った種子の発芽条件に関する実験を思い出しました。当時はシャーレの上にはろ紙ではなく脱脂綿で、6人で1班作り、それぞれの条件は確か水、温度、空気、光、肥料、土の6つで、当時私は種が無駄にならないという理由で水の有無の実験を選んで・・・と、当時の記憶がだいぶ残っていることに驚きました。この実験で得られた発芽に関しての必要条件である、空気、水、そして適切な温度にも注目できるよう、 温度も室内温湿度計を用いて確認していこうと思います。
また、平岩さんの記事の渡辺先生のコメントにあった植木鉢の土も忘れずに湿らせ準備しました。
10日以降の様子は、次号に掲載します。
コメント
桂さん、投稿ありがとうございます。ラボスタッフマスコです。
投稿のタイミングで、時々コメントが前後する事があるかと思います、そんなときは、長い目で待ってくださいませ。
配布物の確認と、買い足したものの掲載、ありがとうございます。温度と湿度も記録していて素晴らしいと思います。
アイスプラントを選ばれたんですね!次号で大作戦を敢行されているようで、アイスプラントの水耕栽培の結果、私も楽しみにしたいと思います。水耕栽培で、花まで咲くのかなあ。塩に強いと言われるアイスプラントですが、以前、学生が育てたアイスプラントに塩水をかけたら枯れた、という苦い思い出があります。ぜひ、塩水の濃度に気を付けて頂きたいと思います。
ミズナ、アイスプラントとも、室内でも育てやすい野菜なので大丈夫かと思います。特に、土で育てたミズナは市販のものとはだいぶ違う味になると思います。ミズナも、水栽培するとおいしい野菜だったりします。
では、今後もがんばってください!
ラボスタッフマスコ