東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

近況報告・ブロッコリーの葉の黄変(農:開田有紗)

2016年12月14日 (水)

またも久々の投稿となってしまいました。
前回投稿のハツカダイコン・ブロッコリーの様子からだいぶ時間が空いてしまったのですが、最終発表までにきちんとまとめて過程もフォローしたいと思っています...。

実は私もハツカダイコンの収穫を終え、部屋に残るはブロッコリーのみとなりました。
冒頭の写真は今日12/14に撮影したブロッコリーの様子です。

育った2本がどちらも丈夫で間引いてしまうのが惜しく、1本は植え替えを行ったため二鉢あります。
(このあたりの様子も写真にはとってあるので後ほど...)

12月に入ってからはめっきり冷え込むことが多くなり、昼間でも外に出すのは流石にためらわれるようになってきました。
今は窓辺に置き、出かける際はデスクライトで光を補充しています。
水やりは2,3日に一度。土の様子を見ながら与えています。

さて、今日投稿しなければと思い立ったのはタイトルにもある通り、葉の黄変です。

Kaita-20161214.JPG
2つの個体の両方とも、下から2枚の本葉が写真のようになっています。
特に一番下の一枚はもう根元から落ちそうになっています。病気でしょうか?

以前に子葉が枯れ落ちた時は役目を終えたのかなとあまり気にしなかったのですが、本葉となると心配です。
村上さんの記事とそのコメントを読んだり、いろいろなサイトを調べてみたりしたのですがいまいち原因が分からず...
肥料不足・水不足という言葉も見かけたため、ひとまず約2週間ぶりくらいに追肥をしました。
変色した葉をすぐに取り除く必要はないとのことだったので、ひとまずこのまま様子をみたいです。


そしてそろそろ年末ですね。
クリスマスから正月明けまで帰省する予定なのですが、ブロッコリーをどうするか考えています。
私もどの程度水をやらなくて大丈夫なのか確かめつつ育てていたのですが、
やはり2,3日に一度は水やりが要りそうなので部屋にただ置いていく訳にもいかず...。
預かってもらえる友達がいると良いのですが、一人暮らしは帰省する人が多く、実家生でも学校から遠いことが多くてどうしようかな、という感じです。


加えて2月末から約一ヶ月間、SAPでカリフォルニアへ行くことになりました。
それまでに収穫までこぎ着けられたらよいのですが、、、ブロッコリーには頑張ってもらいたいです(笑)

今回はここまでとします。
葉について、アドバイスや他の受講生の方の報告もいただけたらありがたいです。

コメント

開田さんこんにちは。

 ブロッコリー、大きくなりましたね。さて、葉の黄変は心配ですね。こちらも考えは確定していないのですが、追肥の頻度を上げてみましょうか。一つまみの肥料を3か所くらい、土に入れるようにしてあげたと思います。加えて、直後に水を充分与えましょう。肥料が充分溶けるように。それを週に一度くらいやって黄変が止まればいいですね。たいがいの人は肥料をやり過ぎて失敗しますが、この場合には植物が大きくなっていますので足りないことも考えられます。それと教授が見てぼちぼち花蕾形成が始まっているんじゃないか、と言ってます。花蕾形成が始まると急に肥料を要求するものです。でも、葉をめくって見ないで下さい。折れるかもしれませんから。

 水やりは、帰省中はやむを得ず腰水作戦しかないですね。鉢受けか鍋、洗面器を使い、鉢の底が水に浸るようにします。ですが、決して鉢の下部3割より上に水が来ない様にして下さい。根が腐ってしまいますから。置き場所はいつも以上に気をつかって明るいところに置いて下さい。寒さも心配ですがブロッコリーなら寒さそのもので枯れることはないと思います。

 2月末までに収穫に辿り着いたらいいですね。

また変化を教えて下さい。ラボスタッフ・オガタ


 追伸、遺伝の渡辺でございます。今朝ほど、ラボスタッフ・オガタくんと話をしていて、生長はよくできていると。改めて、写真を見て、もう少し追肥をしてもよいのかと思います。葉っぱが10枚くらいで、色的には、緑もそこそこの色なのですが、畑で作っているものはもう少し緑が濃いような気がします。先週の出前講義での写真などを見ると。少し参考にしてみて下さい。写真をclickしたら、大きく見えますので。なので、追肥を例えば、1回/1 weekでもよいかも知れないです。中央の葉っぱがたち始めているので、花蕾が形成されている可能性があります。そうなると、余計に肥料を要求しますので。あと、葉っぱの中心をのぞくと、葉っぱが折れるとありましたが、ゆっくりやれば、大丈夫です。観察してみて下さい。このあたりは、オガタくんは園芸、渡辺は、育種が専門なので、そのあたりの違いで、。。作物を大事にするのは、園芸。育種は、はやく花を咲かせてと言うために、いろいろすると言うところの感性の違いでもあるので。

 あと、年末の帰省中は、しっかり水をあげておけば、大丈夫かと、。オガタくんが書いてあることで、対応可能と思います。SAPでカリフォルニアですか。リバーサイドでしょうか。渡辺は、一昨年、高校生を連れて、出かけたのですが。。。よいところでした。その時どうするか。Googleで、「植木鉢 自動 水やり」というように調べてみると、たくさんあります。大きめのバケツのようなものを用意しておけば、かなりの部分、カバーできるような。もちろん、気温がどれくらいで推移するかにも寄りますが。。。あわせてご検討下さい。


 わたなべしるす