間引きしました。(農:内野真子)
2016年12月21日 (水)

お久しぶりです。農学部の内野です。
前回の記事から今回までの間に、雪が積もった日があって驚きました。
というのも、仙台はあまり雪が積もらないと聞いていて、まさか12月のこんな時期に降るとは思っていなかったのです。
一番上の写真はその雪が積もった日に川内の図書館付近で撮った写真です。
普段は見慣れた光景ですが、この日は雪化粧をしていて、いつもより綺麗に見えました。
それではいつも通り野菜たちの報告をしていきます。
【ブロッコリー】
以前の投稿でも間引きをしたいということを言っていましたが、ついに先日、10月6日にブロッコリーの間引き第一弾を行いました。
なぜ第一弾なのかというと、3本あったものをいきなり1本にするのは抵抗があったので、まずは手始めに1本、ということで1本間引きをしました。
他の個体の根同士が絡まっている恐れがあるので根元からハサミで切りました。
片方の子葉が黄色くなっているのがわかります。
大きさは約15㎝で葉っぱの枚数は子葉を除いて6枚です。
この間引きしたブロッコリーは茹でて麻婆豆腐の上に乗せると綺麗な色合いが目につきました。
味は普段食べているブロッコリーの味はあまりせず、葉物野菜のような味がしました。
だいぶ大きくなりましたが、まだまだお店で売られているようなブロッコリーには程遠いです。
この調子でいくと果たしていつになったら食べられるようになるのか、まだ先が見えません。
とりあえず、まずはブロッコリーを枯らさないようにし、2本あるうちの1本を間引きしなくては、と思っております。
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【ミニニンジン】
葉っぱの高さは13㎝を超え、本用の枚数も6枚を超えました。
こちらはブロッコリーとは違い、子葉が枯れるということは今の所起こっていません。
これは種の違いに加えて肥料をあげたタイミングも関係しているのではないかと思います。
というのも、ブロッコリーは子葉の色が変わり始めた頃に追肥を行ったのですが、それと同時に子葉の色や形に何ら変化の起きていないミニニンジンにも追肥を行い始めたからです。
もし、ミニニンジンに肥料をあげるタイミングを遅くしていれば子葉が枯れ始めたの子もしれません。
もしくは、これから枯れてくるのでしょうか。
ミニニンジンはブロッコリーと違い可食部が目に見えないため普段食べているニンジンの部分がどれだけ大きくなったのかははっきりとは分かりません。
ですが、以前と比べて茎の根元が太くなってきました。
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【フキタチナ】
以前の投稿では種を蒔いたところまででしたが、それがきちんと発芽してくれました。
5粒蒔いたうちの2つが発芽しました。
発芽するまで室内に置いておいて、その後は様子を見ようとしていたのですが、ちょっと目を離したすきにまたしても徒長してしまいした。
これは室内で日光が足りなかったことが原因だと思います。
これを受けて外のベランダに出しておいたところ今度は日光の方を向いて徒長してしまいました。
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フキタチナが徒長した件を受けて、当たり前のことですが毎日こまめに観察することが大切だと再認識しました。
2016.12.21
栽培日数
ブロッコリー 76日目、ミニニンジン 76日目、フキタチナ 17日目
コメント
内野さんこんにちは。
仙台も雪景色になりましたね。ただし、雪が消えなくなるのは例年1月末くらいからだと思います。皆さんは若いので雪も寒さも全然大したことないでしょう。私も北大にいた札幌時代、若かったので平気でしたね。不払いでガスや電気が止まっても普通に暮らしていました。
ブロッコリーはよく育ちましたね。せっかくここまでなったので、メジャーが写真を見ている人にもわかりやすくなるよう、ゼロ点を合わせて下さい。料理ですが、麻婆豆腐に付けるのはいいですが、卵焼き??が見えます。これはたまたまそうなったのか、そちらの風土的なものなのでしょうか。残った株、気長に育てて下さい。花蕾が出てくるのをお楽しみに。
ニンジン、まだまだこれからですね。見る限り、太さ3,4mmといったところでしょうか。株は元気そうなので地味に育てていきましょう。フキタチナは徒長とのことですが、今はブロッコリー―などと同じところに置いてあるんですよね。では寒さで生長は遅いかもしれませんが、光はそこそこあるということで、これからに期待しましょう。
では、帰省中は他の人に任せて・・ ラボスタッフ・オガタ