無念の間引き(工:田村秀人)
2017年12月10日 (日)

こんにちは工学部の田村です。
中間発表ではかわいがるといっていた発芽が遅かった一本のロマネスコですが、栽培スペースの関係から今回間引きすることとしました。
写真でもわかるように小さい鉢に2株あるとかなり窮屈で、大きいほうの株にやや押され気味な感じがします。
根が短いのは抜くときにかなり切れてしまったからだと思われます。
抜いてみてわかったのですが、根と子葉の間の茎が3センチくらいと長く、なかなか芽を出さなかったのは植えるときに深く植えすぎたために、地面に出るまでに時間がかかったからだと予想されます。しかし、10日も他の種に遅れていたので地中での成長速度と芽が出てからの成長速度には差があると考えられます。
せっかくなので食べてみると、葉はブロッコリーの芯のような風味がして、根っこに近い部分は固い筋が通っていて、すごく成長が感じられました。
この間引きで残ったもう一本が元気に育ってくれることを期待しています。
コメント
工学部・田村さん
おはようございます、遺伝の渡辺でございます。細かなことは、ラボスタッフのオガタくんが書いてくれると思いますが、気になったことを。植物体を間引きしたのは、それは、どこかで決断しないといけないので。あとは、植物体の2枚目の写真を見てみて下さい。他の受講生の記事に、植木ばちの下まで根っこがでているのがあったと思います。ところが、このロマネスコ、あまり根っこが伸びてないと思いませんか。もちろん、細いところは、途中で切れると思いますが。。。つまり、土の中が、意外と水分が多い状態。もう少し、水をあげない方が根っこをたくさん伸ばしてくれる。根っこが伸びれば、その分、地上部も伸びます。残った個体を管理する上での参考にしてみて下さい。
わたなべしるす
ー 追記 ー
おお、間引きを食べたというところがいいですね。
しかも、葉を少しだけ、というレベルではなくけっこう元まで食べたとは! その精神は大いに賞賛したいですね。小さいので味のレポはそれくらいだと思います。
若いし、しかも工学部なので山菜採りなどに興味ないと思います。まあ将来気が向いたら山菜を採るのもいいものです。時々、毒草もありますが、たいていの草は食べられます。サバイバルチックを味わえますよ。私の体験した範囲内では意外にユキノシタやスミレの葉がいけました。
栽培は教授の書いた通りだと思います。それと種を深めにしたかも、というお話しですが、具体的にどのくらい埋めたのか、思い出せる範囲で書いて頂ければ、来年の受講生に参考になり、この展開ゼミのノウハウの蓄積に貢献できると思います。
ラボスタッフ・オガタ