経過報告6(農:高畑朱里)
2018年1月12日 (金)

あけましておめでとうございます。年が明けてから、一段と寒さが厳しくなったような気がします。明日はセンター試験なのですね。1年が経つのは早いなと感じています。では早速、経過報告をしていきたいと思います。
ミニハクサイ
12月27日17:20
外に出していたので雪が積もってしまいました。葉の色が以前より濃くなっています。
1月5日8:52
かなり食べられてしまいました。ハクサイは成長点を食べられると成長が止まってしまうようなのですが、そこまで食害が及んでしまっているように見えます。ただ、虫自体は見つけられませんでした。
効果があるかは分かりませんが、追肥もしてみました。5粒ずつ固めて、3か所に置きました。その後水やりを行いました。
1月12日10:47
やはり成長点を食べられてしまったのでしょうか、成長は見られません。また、下のほうの葉が変色しているのが気になります。葉が赤くなる原因は様々なものが考えられるようですが、最も考えられるのは温度ストレスや無機養分の欠乏だと思います。
葉が食べられている、ということばかり書いていたのですが、2つの株の茎が徒長しているのを見逃していました。片方の茎には折れたような跡までついていました。そこで、土寄せを行い株の根元まで土で覆いました。
土寄せ前①
土寄せ後①
土寄せ後②
ハツカダイコン
12月27日17:16
こちらもミニハクサイ同様雪が積もってしまいました。葉も色が濃くなっただけではなく固くなっています。表面に生えていた細かい毛のようなものも固くなり、触るとざらざらしていました。
1月5日8:53
12月27日のハツカダイコンの葉は色が濃くなり、固くなって、毛のようなものも生えていてのですが、今回観察した葉は元の葉に戻っていました。
以前の観察時と比べて特別成長している様子は見られなかったので、追肥を行いました。5粒ずつ固めて2か所に置き、水をかけました。
1月12月10:45
ただ、根元の赤い部分が少し土の上に出てきていたので土寄せを行いました。
土寄せ後
また、追肥も行いました。今回は、前回より肥料を増やし5粒ずつ固めて3か所に肥料を置き、水をかけました。
最終報告まで残りわずかとなりましたが、植物の成長は今後も見ていきたいなと思っています。
参考
http://kateisaiennkotu.com/yasainosodatekata/yousairui/hakusai.html
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=1903
コメント
農学部・高畑さん
あけましておめでとうございます。遺伝の渡辺でございます。残り少ない展開ゼミですが、がんばって下さい。センター試験の季節ですね。というか、渡辺の頃は、共通一次世代で。苦い思い出しかありません。。。で、本題のハクサイ。ずいぶんと食害を受けていますね。たぶん、「コナガ」という害虫と思うのですが、5mmくらいの小さい幼虫なので。この状態から「結球」させるのは難しいので、どこかのタイミングで、葉っぱを食べる形で収穫でしょうか。その当たりは、最終発表をして、その後の様子を見ながらですね。
ハツカダイコンの方は、ハクサイほどではないですが、こちらも少し苦戦ですね。施肥と水やり、この2つのバランスだと思います。土の乾燥具合、日当たりで違いますが、それを見ながら、施肥をやってみて下さい。根元を掘り起こすはないですが、根元に注意して、観察してみて下さい。あと、細かなことは、ラボスタッフのオガタくんがコメントしてくれると思いますので。
わたなべしるす
ー 追記 ー
センター試験ですね。私も若い時には、毎年その試験の監督をさせられていたものです。時間通りにきっちりすること、黒板に正確に書くこと、間違いなく配布して回収すること、神経使いました。幸いにも途中の急病とか、ギリギリの遅刻とかいう事態には遭遇したことはないので幸運でした。
しか~し、比較にならないほど難しいことがあります。それは自分の子供のセンター試験ですね。自分が努力してもなんともなりませんから、気が気でないことは自分の時の比ではありませんよ。しかもうちの場合、センターの試験で受ける私立大が変わるしその願書受付締め切りがセンター試験翌日だったりして、結果次第で夜中に東京まで行って願書出さねばならないという状況でした・・
さて、虫の食害がひどいようです。見つけられないようでしたら、農薬以外の対処法も視野に入れなければなりませんね。よくネットで薄めた牛乳というのがあるのですが、私も実はそれをやったことがないので勧めるわけではないのですが、最悪その手を・・・
暖かい季節でしたら、虫も増えますが葉もそれに負けず増えるのでここまでにならなかったのだろうと思います。関係ないですが土が結構乾燥していますので水を与える時にはしっかり与えて下さい。土寄せは油断せずしっかり行っていますね。ぐらつかないよう固めるのが必要です。
ハツカダイコンも雪に負けず、耐寒を自分でやっています。細かい観察がいいですね。土寄せ・施肥もこの通りです。あとは水をしっかり与えて下さい。特に追肥後は急激な浸透圧の上昇を避けるため、大量にですよ。
ではまた、どちらも収穫まで行けますように。報告お待ちします。
ラボスタッフ・オガタ