東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

ハクサイ再チャレンジ(文:木町桃香)

2018年11月 4日 (日)

 こんにちは。11月に入り、すっかり寒くなってきました。大学の紅葉がとてもきれいで癒やされます。


 更新が遅くなってしまいましたが、前回の記事で徒長してしまったことを報告した後、研究室に新しい土、種、肥料をいただきに行きました。ありがとうございました。土には元々肥料が入っているので、追肥は種を植えてから1ヶ月ほど後にするとのことでした。過去の先輩の記事も参考にしながら今度こそ上手く栽培したいと思います。

 研究室からの帰宅後早速シャーレに種をまきました(10月22日 23.5度)。2日後には全ての種が発芽しました(20.5度)。前回より発芽が遅かったのは5度ほど気温が低いためだと思われます。その後葉が出てきたタイミングで鉢に移しました。今回もいただいた鉢と春雨のカップの2つで栽培してみます。(移す際1つなくしてしまい、鉢に植えた個数が違うので正確な対照実験にはならないかもしれませんが...)アドバイスをいただいた通り今回は室外に、そして日当たりの良い室外機の上に鉢を置きました。冬場に室外機の上は条件が悪いというコメントを見つけたので、鉢受けの下に段ボールを置くなど工夫しようと思っています。

 さて移し替えて3日後、芽が出ていました。高さ、葉の大きさ共に約1センチです。

20181104112049-8e5b217099084b6aad32fe8b164dd86db881bd49.JPG                  10月28日 8時 18度

その後は高さはあまり変化しないまま葉が少しずつ大きくなっているので、今回は徒長しなかったと安心しています。

DSC_0525.JPG                  10月30日 8時半 17.5度

DSC_0528.JPG                  11月1日 11時 25.5度

移し替えて1週間後には2枚の葉の間から小さな葉が見えてきました。そして現在はその葉も大きくなってきました。双葉とは質感が違っていて毛が生えています。

DSC_0533.JPG                  11月4日 9時 23度

そして大小の鉢の様子はこんな感じです。


DSC_0535.JPG

春雨の方は鉢が小さいからか上手く成長できていないものがありますが、それを除けばどちらも順調に大きくなっています。これからどんな変化が出てくるか楽しみです。

 本来の種まきの期間より2ヶ月以上遅いという大幅な遅れをとってしまい上手く育つかという不安はありますが、少しずつ大きくなるハクサイに愛着がわいてきました。今後も気を配って大事に育てたいと思います。 

コメント

木町さんこんにちは

 今回も温度等の細かいデータが付けられていていいですね。二回目ですので、その利点を生かして比較ができるという怪我の功名です。また春雨の器を使っているのは、何かの理由でしょうか。まさか主にその春雨を食べているのでしょうか。まだ若くて基礎代謝も多いですので、カロリー摂取も重要です。私のような年寄りになるとダイエットもなかなか難しいものですが。個人ごとですが3年前、痩せようかと思って8ヶ月で28kgほど落としました。なんだか途中から楽しくなりましたね。ハクサイを煮てポン酢で食う、そればかりだったような気がします。それを止めてからリバウンドし、そしてまた始めています。そういうことをすると、人間の体重なんて簡単に変わるものだな、と思いました。ちなみにうちの飼い猫は7.2kgのデブネコだったのですが、私がダイエットで食べないでいるとなぜかネコも食べなくなり、5.1kgになり、私が食べ始めるとまた増えて現在5.7kgになりました。うちの娘は高校時代164cmの38kgだったのですが、大学に入ると食ってしまうのか53kgくらいになりましたね。

 さて、報告はこちらのコメントを充分配慮しもので安心です。そうですね。室外機の上はちょうどいい高さで日照が良いものですが、直接置くと冷えてしまいます。そうした工夫が要ります。段ボールは雨でふにゃふにゃしませんでしょうか。まな板的なもの、あんまり持ってないと思いますが。

 画僧の撮り方はとてもいいですね。そこから見える土の湿り具合もいい感じです。本数も最小限これで結構だと思います。

 さて晩秋になり、気温は次第に下がります。こればかりは年度によってかなり変わりますので予測つきません。暖かい日が続けばよいのですが。

ではまた ラボスタッフ オガタ