寒さ対策&異変(文:木町桃香)
2018年12月26日 (水)
こんにちは。クリスマスも終わり今年ももうすぐ終わりですね。帰省するのがとても楽しみですが年末年始には大寒波が来るようで、家を空ける間の野菜の対策を考えなければいけません。他の受講生の方のようなしっかりとした温室とまではいかないのですが、本当に簡単にとりあえずの対策をしてみました。
すごく手抜きですみません...笑ただ小さめのゴミ袋をかぶせただけですが、直接雪をかぶったり冷たい風にさらされるよりはダメージが少ないのではないかと思っています。1枚の袋をかぶせたので隙間もなくしっかり保温できると思います。また、つまようじで穴を数十カ所空けて通気口も作りました。ただ、ちょうどいい大きさで透明の袋が売っておらず半透明のものを買ったのですが、思ったより透明度が低く日光が入るのを若干妨げてしまうかもしれないなと思います。ビニールハウスも半透明だったりするので温室という意味ではこれでいいのかなとも思うのですが、アドバイスをお願いしたいです。
また、特に頻度は決めず土が乾いていたら水をやるという感じなのですが、以前に比べて乾燥するのが早いような気がしています。帰省で1週間家を空けてしまうので帰る前に受け皿に水をためていこうと思っています。肥料を帰省直前にやってしまうと浸透圧の関係で水の減りが早くなるというコメントがあったので、肥料やりは本来のやる予定だった日を早めて数日前に終わらせておきました。
次にハクサイについてですが、小さな鉢の方に大きな異変が起きてしまいました...!外側の葉が2枚変色してしまっています...。他の葉も縁が若干赤っぽくなってきているようです。
大きな鉢の方も見てみると、こちらもとげが赤くなってしまっていました。小さい方もとげが赤くなった後に葉の変色が始まったので同じ道をたどるのではないかと心配です。余談ですがオガタさんのコメントによるとこのとげはトライコームというんですね。調べてみると、強い光を防ぐ、気孔から過度に水分が失われるのを防ぐ、小さな害虫が葉につくのを防ぐといった役割があるようです。さらに多くの植物がトライコームの中に特殊な成分を蓄えているそうで、それによって害虫が寄りつかなくなるという効果もあるみたいです。ただの突起だと思っていたら様々な役割があって奥が深いなと思います。
トライコームの変色は病気ではなく単なるストレス反応だということでしたが、葉の変色については何か大きな原因があるだろうと思い調べてみました。葉が変色する病気について見てみましたが当てはまりそうなものがなく、単に寒さで枯れてしまったのかなと思います。外部のサイトによると、外側の葉が枯れることで本体が凍り付くのを防ぐ効果があると書いてあるので悪いことではないような気もしますが、これについても自分では判断できないのでコメントをいただければと思います。
また、大きな鉢の方の葉に小さな穴が空いていました。
虫食いかと思い葉や裏側を見てみましたが虫はいませんでした。気にする必要のないただの穴かもしれませんが、怖いので一応報告させていただきました。
葉の大きさは大きい鉢が一番大きいもので14センチ、小さい鉢が13センチほどです。
葉の枚数は大きい鉢が14枚、小さい鉢が13枚でした。前回の報告と比べて葉の枚数はどちらも3枚ずつ増えましたが葉の大きさはあまり変わっていないため、ハクサイの大きさはこのぐらいで固定であとは葉が茂ってくる感じかなと思います。中央の葉もだんだん立ち上がってきたようですがまだ結球という感じではなくこれからどうなるか注目です。
寒波が来たりハクサイに異変が起きたりという時に家にいられないのが少し心配ですが、帰ってきたときに大きな問題が起きていないといいなと思います。今回の報告は以上です。良いお年をお迎えください!
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コメント
木町さんこんにちは
申し訳ありません。1/12にコメント書いてます。
ビニール袋は、風ではためいたり、それで植物によけい力がかかったりします。それに空気の容積が少ないのに加えて隙間が少ない(通気口としては少ない)ですから、温度の上昇が大き過ぎるかもしれませんね。半透明なのは構いません。中が見えにくいのが難点ですが、そんなに光の透過性は変わらないものです。ただし植物を可愛がる感じが伝わってきて良いですね。
葉の変色原因について、判然とはしません。まあ、何らかのストレスであることは間違いないのですが。エアコンの風の低温、根が張ってきてスペース不足、など考えますが決め手は分かりません。
葉の白斑はび病気でなくとも出ますので、まだ決まったわけではありません。これからの広がり方次第です。
ではまた時系列に戻り、先を楽しみにお待ちします。
ラボスタッフ オガタ