[1]挨拶・スプラウトの栽培開始(工:吉田朱里)
2019年10月 6日 (日)

出身は埼玉県です。埼玉と言えばこの春、「翔んで埼玉」で話題になりましたね。ださいたま...くさいたま...いなかくさいたま...etc。かなりディスられていましたね...でも私自身、名物、名所がしょぼいことは否定できませんが、住みやすさではかなりのトップクラス!だと思っています!(是非一度埼玉へ!)
ONEPIECEなどの少年漫画、水族館(うみの杜水族館の年パス持ってます)が好きです。食べ物はお好み焼きが好きで、たまに自炊で作っています。今回育てていく野菜はお好み焼きに入れてしまうと味が薄れてしまいそうなので...でも何かしらの料理を自分で育てた野菜を使って作るのが楽しみです!
①赤茎かいわれ大根フラミンゴ
③ふあふあミックス4(小松菜、丸葉山東菜、春まき山東菜、紫たか菜)の大きく分けて3種類です。カラフルなものを選びました。
5号鉢 1個
3号鉢 1個
(底にネット入れ済み、土入り)
各鉢の受け皿 2枚
土
肥料 1袋
透明コップ 2個
芽出し用シャーレ 1個
ろ紙 2枚
鉢用の名札 1枚
定規
ピンセット(去年の創造工学演習内でいただきました。)
です。
まずはスプラウトから始めることにしました。
赤茎かいわれ大根の種は多少のばらつきはあるもののおよそ(長い向き)4mm、(短い向き)2mm、主に薄い茶色で端(ややとんがっているところ)がこい茶色でした。
横からの写真からもわかるように膨らみ具合も様々でした。ただ、丸いつぶつぶ状の種を想像していたので思っていたよりも線が見えたりばらついていたりと観察したときの変化が楽しみになりました。
私の部屋は西向きでちょうど向かいは工事中でやや日当たりが悪いという状況です(今後も前ほどの日当たりはのぞめませんね...建設開始時、かなりショックでした...)。しかし普段はあまり意識していなかった室温を確認したところ、ここ数日では一晩中窓を少し開けた朝でも20℃は超え、夜もあまり変わりませんでした。日中は学校にいて確認できていませんがおそらくそれほど上がっていないことでしょう。種袋のパッケージによると赤茎かいわれ大根の発芽適温は15~30℃、生育適温は15~25℃で今なら適温の範囲内でした。
湿度は去年からの悩みですがやや高いです。70%前後で安定しているときも多く心配になりました。スプラウトを湿度高めの部屋で育ててしまってカビが生えないのかと...しかし過去の記事を見ていたところ2015年の赤石さんの記事経由で栽培の工夫を見つけました。最初からだいぶ違った方法を使うのは成功率を上げるといってもなんだかな...と思い、一般的な方法で少し工夫することにしました。(あまり効果は無いかもしれませんが、とにかく試すということで!)
なかなか記事のスピードが植物のスピードに追いつかずどんどん長くなってしまいそうなのでひとまず今日は...といっても何日かに分けて書いていますが、ここら辺でしめさせていただきます。
コメント
吉田さんこんにちは
今年の受講生は確かに二年生が1人だけですが、その分仙台の気候を知っている(気温や風の強さ)ので、それはアドバンテージなのかと思います。
埼玉について、平野部であり人口も多く、住みやすさではいいところなのかなと想像します。旅行的な名物では川越と長瀞でしょうか。それ以外にも食物では加須うどんなどいろいろあるでしょう。「飛んで埼玉」は見ましたが、ガクトが名演だったには驚きました。魔夜峰央の原作にそこだけ一致しているような。
少年マンガ、水族館、お好み焼き...... なるほど、そういうキャラでしたか。何となく工学部なテイストを感じますね。次は他にどんなマンガなのか、それとお好み焼きなら大阪風か広島風かなど情報があれば、と思います。ちなみに私は広島風を作ります。キャベツと肉を別々に焼き方をコントロールできて、特に肉に焦げ目を入れられるのが最大の利点ですね。大学時代は確かに大阪でしたが、小学校半ばまで倉敷に住んでいたのでそう思います。
最初の写真はシンガポールで撮ったとのことですね。さすがにシンガポール、熱帯スイレンがこれだけの群落で存在しているんですね。日本で見るのは温帯スイレンといって日本でも越冬できるタイプですが、これは花が小さ目でしかも水面ちょうどの高さであり、上に出ないので見分けがつきます。モネのスイレンも温帯スイレンです。
さて本題に入りますが、選ばれた植物はいずれも栽培が容易なものばかりです。良いチョイスをしたと思います。後で言う光不足にもある程度の耐性があります。
種子の観察、これほどアップにしたものは例年見たことがありませんね。画像を切り出して見せたいものをしっかり強調する、細かく気を使っているようです。
温度は、案外と高いですね。しっかりしたアパートなのでしょうか。日当たりが悪いのはかなりのハンデになりますが、逆にいえば工夫のしどころです。過去記事を見ればいかに多くの人が光不足の徒長に悩み、反射板などの工夫をしているかが分かります。
湿度のことであれば、コップでのスプラウト栽培はどのみち湿度100%近くなります。しかしカビのことまで考えて工夫しているのは素晴らしいですね。それがなんと植え床の二重構造とは! なるほどキッチンペーパーに根が入りにくいことを利用して、コットンを種子固定に、キッチンペーパーを水タンクに役割分担し、途中洗えるようにするとは。実際にはキッチンペーパーにも根毛が付くのでやや難しいかと思いますが、チャレンジはいいですね。
ちなみにこの温度でカビは生えにくいのですが、逆に温度が高ければすぐに生えます。それは、種子というのは発芽時にいろいろな栄養物質を周囲に拡散する性質があり、微生物が付きやすいためです。どのような生態学的意味合いかは分かりません。だいぶ前にO157食中毒事件でカイワレが疑われたのはそういう理由があります。買ってきたモヤシも封をあければ二日で腐ってしまいますね。
さて、記事は無理がないように進めて下さい。全てをフルに盛り込む必要はなく、ピンポイントもありです(水やりなど)。しばらくは植物に追い付けないのはそうですね。鉢に植えて順調に育てば、それほど頻繁にはならないでしょう。
次回は鉢の準備、具体的な置き場の問題、日照環境など、見ますのでよろしくお願いします。
ではまた
ラボスタッフ・オガタ