東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【中間発表】(工:赤石亮将)

2015年11月19日 (木)

画像は夏休みに仙台から東京までマウンテンバイクで行った時に撮影した、埼玉での1枚です。

 

埼玉では何人かの方から優しく声をかけていただき、埼玉県が好きになりました。

 


改めまして、工学部の赤石です。中間発表を行いたいと思います。

まずはブロッコリーについてです。

前回の記事のあと、1118日に間引きを行いました。

茎が倒れているものもありブロッコリー全体の生長が不安でしたが、明らかに茎が太いものと細いものと差が出てきていたので、土寄せを行っても倒れてしまうような細いブロッコリーの苗を抜いてしまいました。

 

間引きする前は芽が8つあったのですが、指で触ってみてグラグラしないしっかりと根を張った4つの芽を残しました。

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抜いた芽を見てみると、グラグラしていた芽は根元が曲がっていました。発芽した後うまく生長できなかったのでしょう。かわいそうです......。しかし、これで倒れていた原因がわかりました。どうやら徒長はしていなかったようです。

 

 

山口さんの記事で、間引きしたミニハクサイを食べている記事があったので、一応ブロッコリーの芽は食べても平気か調べて、大丈夫そうだったので洗ってそのまま食べてみました。味は草のような味でした。うまく表現できません。ブロッコリーの風味を感じることはできなかったです。

 

 

また、前回の記事で報告していなかったのですが、1110日に追肥を行いました。

ブロッコリーの育て方を参考にし、肥料を2つまみ分追肥しました。

 

肥料をあげすぎてしまうと、初回の授業で説明があったように植物は枯れてしまいます。肥料は適量の調節が難しいです。

 

 

また、まったく気にしていなかったのですが、ブロッコリーに新しく生えてきた葉は本葉であり、昨年の展開ゼミの金森さんの記事を見ていると、これから何枚か本葉が生えてくるようです。ここまで大きくしてみたいですね。

 

楽しく待ちたいと思います。

 

 

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今日のブロッコリーの様子です。日の光がよく当たっています。現在11月19日時点で最も生長しているものは、高さが5.5cmあります。

 

 

 

【昨日の学食での出来事】

突然ですが。

 

青葉山にある工学部の食堂で昨晩夕食を取ろうとしました。

いつも通り列に並び、ふと量り売りコーナーをみると、野菜売り場になんとブロッコリーだけが残っていました。ブロッコリー。好きなんですけどね。思わず8つ程とってしまいました。

 

自分の中ではTOP3に入るほど好きな野菜であったので衝撃でした。

栄養価も高いのに。

 

少量のドレッシングをかけていただきました。おいしかったです。

本当に順調に生長すればこのようになるのでしょうか...

引き続き見守っていきたいと思います。


続いてレッドキャベツについてです。

 

前回の記事でお伝えしたように、私のレッドキャベツは根元にカビが生えてしまい、枯れてしまいました。

スプラウトのカビについて調べてみると、興味深いサイトが見つかりました。

なんと、スプラウトのカビの原因に高湿であることが挙げられていました。

ふと目を湿度計に向けてみると、湿度78%。これが大きな原因であるようです。

 

レッドキャベツはまだいただいた種が残っているので、もう一度栽培をやり直してみたいと思います。

先ほどのサイトにあるように、水を取り替えればカビの心配が減るみたいなので試してみたいと思います。

あと湿度の管理ですね。高湿だとブロッコリーにも悪影響が出そうなので不安です。

 

 


(1)展開ゼミで植物の観察をして驚いたこと

植物は日が経つごとにどんどん大きく生長していきます。

僕は部活動でトレーニングをしていて、自分の記録が伸びている時期、止まっている時期、落ちていく時期、と常にこれらの間を行き来しています。

伸び悩んで「あぁこの一週間は何も成長がない無意味な一週間だ...」と思うようなときも、彼らはすくすくと生長していきます。時が確実に進んでいることを意識させられます

 

また、彼らは繊細です。前回の記事でも述べたように、湿度が高いとすぐに枯れてしまいます。

つまり植物の生長の速度と繊細さに驚きました。

  

(2)他の人たちの記事について

竹本さんの記事では市販のレッドキャベツと育てたレッドキャベツの色の違いの考察を色素成分からできており、すごいと思います。

山口さんの記事では、豆苗の生長の差をうまく考察できており、気づきが良かったと思います。この記事を見ると、レッドキャベツにカビが生えたのもうなずけます。

  

(3)参考になったコメント

今回の栽培では、過去の展開ゼミでの同様の失敗をしたくないと思っていたので、過去の記事を何度か参考にしていました。

過去の栽培では、徒長がよく起こっているようだったので、渡辺先生のこの記事でのコメントを参考に、水をあげ過ぎないように気をつけました。また温度管理や日光にも気を付けました。

 

(4)残り1か月、何を注意するのか、何を目標にするのか

これからの1ヶ月は、寒くなってくるので、植物たちを枯らさないようにより一層注意したいと特に、レッドキャベツは1度失敗してしまったので、湿度と水の管理をしっかり行い、ちゃんと食べたいと思います。

コメント

工学部・赤石君

遺伝の渡辺でございます。仙台・東京間ですか。東北本線換算であれば、351.8kmですね。時刻表によると。何日かけたかに寄りますが、すごい距離です。この気合いをこの展開ゼミで見せてもらえれば、。。後半戦で。

引き抜いてみた写真、スケールがあるとよいですね。あと、もうすこし拡大した写真があれば、わかりやすいですが、1つは徒長している、2つ目に、前も書いたかも知れないですが、水やりを懸念しているために、一度にあげる水をたくさんにして、つまり、水をかけたら、下の穴から水が抜けるくらい。たっぷりあげる。そのあとはしばらくあげない。というようにしてみて下さい。もちろん、太陽光に当てることも。それから、去年の展開ゼミの記事を参考にする、これは、よいことかも知れないですね。少なくともやろうとする先は少しずつ見える可能性がありますね。そのためにも去年の活動、今年の他の受講生の記事を参考にして下さい。自分のブロッコリーを食べるためにも。

レッドキャベツ、基本、湿度は高いはずです。というより、温度はどうでしょうか。いずれ、どんな状態になっているか、写真のuploadが肝心ですね。みんなの参考になりますので。よいこともそうでないことも。是非、uploadをお待ちしております。植物が繊細なのであれば、観察する側も繊細に見てあげることは、大事です。スプラウトは水管理など、栽培の基本です。しっかり植物の観察を基本に後半戦を乗り切って下さい。

わたなべしるす

旧展開ゼミ