第6回 カイワレダイコン1回目の栽培(教:日野原柚葉)
2019年11月27日 (水)

2週間ほど前ですが、松島の円通院に行ってきました!1年前にZIPの特集で円通院が紹介されていて、受験に受かったら行ってみたいと思っていたので、念願叶ってうれしかったです。そんな事情もあったのでフィルターがかかっていたのかもしれませんが、今まで見た中で1番きれいでした。今度は新緑の時期にも行ってみたいです。
目次
カイワレダイコン栽培記
実食!浅漬けミックス
現状報告
カイワレダイコン栽培記
写真は播種から6日目と7日目のものです。1番生長の早いものは、6日目のには定規の目盛りで6.6cm、キッチンペーパーの厚みを考慮すると実際の長さは5.6cmほどになりました。7日目には定規の目盛りで8.5cm、実際の長さは7.5cmほどになり、1日で約2cmも生長しました。
ここまでは順調に育っていますし、徒長させ放題ということで楽しくやっていました。しかし、言い訳にはなりませんが課題に追われつい放っておいてしまい、次に写真を撮ったときには以下のようになっていました。
全体的に成長し、長さはまずまずといった感じですが、茎が前と比べて瑞々しくなく葉の色も悪いです。もう少し早く日光に当てて緑化するべきだったと思いました。また、カップの底の方は茎が絡まって倒れてしまっています。成長の早さがそれぞれ違ったことが原因かと思います。
良かった点としては、予想よりもしっかりと根が張っていたことです。写真だとわかりにくいですが、カップの底まで根が伸びています。キッチンペーパーを細かく破いたのは成功でした。
以上のことを踏まえて、2回目に栽培するときには、緑化させるタイミングを逃さないことと、なるべく真っ直ぐ育てることに気をつけたいです。
実食!浅漬けミックス
浅漬けミックスを間引きを兼ねて収穫しました!3種類に分けることができましたが、やはりもう一種類は見分けがつきませんでした。
本当なら浅漬けにするべきなのでしょうが、ちょうど週末に鍋をしたので、浅漬けミックスも一緒に入れてみました。白い具材ばかり選んでしまったのでいい彩りになってくれています。
食べた感想としては、鍋スープの味しかせず、野菜自体の味はあまりわかりませんでした。よく言えば臭みがなく、小さいうちに収穫したため柔らかくて食べやすかったです。
現状報告
渡辺教授の記事にもありましたが、私自身も自分の記事内の野菜の様子と、記事を書いている時点での野菜の様子にタイムラグがあることが気になっていました。そこで今回からは、記事を掲載する日に撮った写真や現時点で気になっていることなどを、毎回報告することにしました。
サニーレタス、ハツカダイコンともに葉の枚数が増え、1枚の大きさも大きくなったため、鉢が混み合ってきました。ここで質問なのですが、そろそろ間引きを行った方が良いのでしょうか?また、どのくらいの株数を残すべきでしょうか?
もう一点、ハツカダイコンの茎の部分をよくみてみると、なんと割れてしまっているものがいくつかありました。ネットで調べてみると、乾ききった土に大量の水を与えると根が割れる原因になるとのことでした。水やりの頻度がすくなかったのでしょうか?また、間引きをする際には、茎が割れてしまったものは抜いてしまったほうがいいですか?割れてしまったものは他の株に比べて、生長が早く茎も太いので迷っています。(1352字)
コメント
日野原さんこんにちは
円通院はそれほど綺麗だったんですね! いやあ、私もその一歩手前まで行って見られなかったので、来年は早めに行ってみたいと思います。
さて今回の報告は色使いが秋っぽくていいですね。
カイワレは写真も見やすく、そして定規の当て方もいいものです。けれどちょっと置きすぎてしまって収穫のベストタイミングを過ぎてしまったのが残念ですね。種子がまだあるようなので、手軽にトライしてみて下さい。気温が下がるとどうなるか、逆にいえば気温がどれくらい低くても栽培可能なのか見れる機会でもあります。来年以降の受講生に参考になるでしょう。
浅漬けミックスは三種類が判別できたようですね。みんな緑の葉なので形でよく判別できました。組み写真で見ると、葉が丸かったりギザがあったり特徴が見て取れます。
味は浅漬けではないですがクセがなく食べることができたとのことで目的の大きなところが達成できました! 残りの株も大きくなれば順次収穫して下さい。
しかしこうすると、なぜ最初に浅漬けミックスなのかと思ってしまいます...... いやどうでもいいんですが、漬物用の葉物は、私も知らないのですが繊維があって歯ごたえがある種類が使われるような気がします。
鍋はとてもきれいですね。ニンジンのかつら剥き? が入って栄養も充分そうです。全然関係ない話ですが私は最近ダイエットを始め、ハクサイをただ煮てポン酢で食う食生活です。一気に一日のカロリーを1/3にする、すごい体に悪そうなんですが、私に限らず男のやるダイエットはそれ自体が目標と化すというパターンがあります。
サニーレタスもハツカダイコンも大きくなりましたね。
間引きについて、お互いの株が明らかに重なって邪魔し合っているときに行うというのが原則です。最終的には2株くらいかな、とは思うのですが、早すぎても遅すぎても適切ではありません。まあ、今の写真を見ますと、どちらも間引きを行い、先ずは半分程度に減らすべきかと感じます。
ハツカダイコンで根が割れるのは珍しいことではありません。確かに乾燥が続いたところに一気に水が来ると割れる発端にはなりますが、この根の太さで生じるとは考えられません。おそらく初期生育が若干遅かったため根の皮が普通より硬化したのかな、と思います。水やりの仕方は変えなくて構いません。
これを間引くかどうか、そのまま育てても見栄えは悪いですが収穫できます。そのまま真っ二つということはありません。逆に言うと見栄えが悪いのは回復しないので、他の株とそれほど生育が違わないなら間引いた方がいいでしょう。というわけで考え方の違いにより、どちらでもアリということになります。
ではまた、それの結果も含めてまたお待ちします。
ラボスタッフ・オガタ