カブの成長(41~50日目)とかいわれ大根のその後(農:川口菜月)
2020年11月29日 (日)

写真は4年ほど前に和歌山のアドベンチャーワールドに行ったときのパンダです。アドベンチャーワールドのパンダはサービス精神旺盛なのですごく写真が撮りやすいです!最近また赤ちゃんパンダが生まれたそうで夏休みぐらいに見に行けたらなと思っています。
41日目 9:06 気温12℃ 湿度74%
今回の肥料は7~10日間隔で使う物だと教えていただきました。前回肥料を与えた日を調べると、27日目で10日以上過ぎていたので、追肥を行いました。写真のようにカブから近すぎないように気を付けながらまきました。
草丈は約9~10cmになりました。上からの写真を見ても植木鉢から葉がはみ出しているのが目立つようになりました。
44日目 9:10 気温11℃ 湿度55%
最近暖かかったことと肥料を与えたことが良かったのか、どんどん大きくなっています。上から見ても葉が重なり合う程成長したことがわかります。また、草丈11~12cm程まで成長しました。前回葉の長さを測定すると約6cmでしたが、どの葉を測定したのかわからなくなってしまったので今回は一番大きな葉の長さを測定し、その葉の下の植木鉢の端に付箋をつけて区別できるようにしました。
葉の長さは約9cmでした。また、葉が上を向き始め、カブらしさも感じられるようになってきました。
48日目 8:40 気温12℃ 湿度80%
葉が大きく重くなったせいか茎の様な部分がしなり、草丈が10cm程に逆に小さくなりました。44日目と同じ葉の長さを計測したところ約10cmと少しですがやはり成長していました。また、全てのカブで5枚目の本葉が出始めました。
茎の付け根の様な部分も太くしっかりとしてきてカブらしさが感じられるようになってきました。
50日目 8:50 気温10℃ 湿度64%
ぐんぐん成長していますが問題が発生しました・・・葉に小さな穴が開いていることに気づき、裏を見ると1mm程の青虫を2匹発見しました。
前回の観察の時には葉が薄くなっている部分はいくつか見られたのですが虫は発見できませんでした。カブとともに青虫もぐんぐん成長したのかと思うとぞっとします。今回見つけた2匹は取り除きましたが他にも葉が薄くなっている部分がいくつかあるのでまだまだいるのかもしれないです。私は青虫が本当に本当に大嫌いなので出来るだけ大きくなる前に駆除したいと思います。また、あまりひどければ虫除けスプレーも使いたいと思います。
最後にかいわれ大根のその後ですが場所を変えて水も3日に1回敷き詰めたペーパータオルが全体的に湿るほどの水約10mlを与えて挑戦してみたところ無事収穫できました。かいわれ大根は少しジメジメした足下には置かない方が良いようです。
コメント
川口さんこんにちは
和歌山のパンダは写真が撮りやすい?? パンダの性格もあるんですね。そういえば他の動物とは比較にならないほどパンダの繁殖期のマッチングは難しく、もう好き嫌いが出るらしいですね。
まあ当たり前かもしれませんが動物は性格がまちまち、うちのネコは風呂の縁を往復して歩いている最中に足を滑らせて風呂に落ち、パニックになって脱出するという間抜けです。
コカブの肥料、きちんと前回の日付けを確認して期間を把握しているのがいいですね。その量について見えないのですが適宜与えているものと思います。そして日付けで3日間でも写真で成長が見える気がします。しかしここで「計測」に踏み切ったのですか。これで客観的に数字で成長を見られると期待します。高さでは確かに葉がしなると指標になりませんので葉の大きさで見るのがいいかもしれません。
写真の撮り方はなるべく一定にした方が分かりやすいですね。そして横から見たものばかりでなく真上のものがあり、葉の重なりが分かります。ここで一つ間引きするか否か、これは私も迷うところです。間引きをまだしないなら、特に株の中心に光が当たらないと成長が遅くなりますから、かぶっている他の株の葉をずらしてあげた方がいいかもしれません。
さて害虫が発生してしまいましたか。二匹だけとは限らず、もっといるかもしれません。これは除去しかないです。ただ、薬を使うと間引き株を食べることが難しいですね。おそらく薬というのは部屋のハエ・蚊用のスプレーのことをいっているのだと思います。農薬ならばその残留性や分解性がきちんと規定されているので植物に使いやすいのですが、普通のスプレーではその点が分かりません。もちろん逆に人間に対する直接害毒は農薬よりもきっちり調べていると思うのですが...... 一般的には二週間が目安なのですがこれは私にも分かりません。それと基本的な作用機序は同一でも、農薬でなければ植物に対する薬害が分かりません。というわけで物理的に虫を取るのが一番なのですが、虫が極度に嫌いな場合は不可能かもしれませんね......
一方、カイワレダイコンはとてもきれいに出来上がりました!! こちらとしても一安心です。一つ有用な知見としては「湿気の多い」ところにコップを置くのが問題かもしれない、ということですね。確かにそれはこちらも盲点で、腐敗は湿度が高ければ発生しやすいと思ってはいても実際のところは分かりませんでした。来年以降の受講生に対する非常に有用な知見が得られました。
それと水を3日に1度、10mlを与えていますか。これはおそらく佐々木さんの比較実験を意識されたのかと思います。目分量でなくて数値化された水の量、これもまた価値があるものです。おまけに水を与える頻度のデータがまた有効です。水が少なくても多くてもダメで、それは非常に当たり前のことですが、更には弱っているところに水を一気に入れたら呼吸を妨げて腐敗しやすい、そういった仮説の裏打ちににもなりました。
さあ、せっかくコカブは基部の肥大がはじまったらしいですから、このまま順調に行きたいものです。また報告お待ちしています。
ラボスタッフ・オガタ