カブの成長(栽培90日目~帰省後~)(農:川口菜月)
2021年1月 7日 (木)

明けましておめでとうございます。
早いものでこのゼミもあと1カ月程となりましたが、改めてこれからもよろしくお願いします!
これは2,3年前に撮れた鏡餅と小次郎のおめでたい?写真です。
カブの現在(栽培90日目)
26日から2週間弱和歌山に帰省していて、今日仙台に戻って来ました!
帰省中はカブのことはすっかり忘れてまったり過ごしていましたが、家について現実に引き戻されました...
水の量は写真のようにペットボトルに余っており、鉢受けにも少したまっていたので十分だったと考えられます。
となると考えられるのはやはり寒さでしょうか...年末年始に大寒波が来ていることや仙台の気温がとても低いことはニュースで知っていたためいやな予感はしていたのですが、ここまでしおれるとは思っていなかったので驚きました。
しかし、よく見るとカブの白い部分がかなり成長しているということにも気づきました。また、3本中1本は他の2本に比べるとしおれた葉が少ないということも発見しました。
これからの栽培については ①3本ともこのまま様子を見てみる
②しおれた葉が多い2本のカブは収穫し、残りの1本の観察を続ける
のどちらかにしようと考えています。白部分は成長したとはいえ、収穫までもう少し待ちたい大きさですが葉のしおれたカブもここからまだ成長できるかどうかがわからないためまだ迷っています。アドバイスよろしくお願いします。
コメント
川口さんこんにちは
その写真ではよくネコが撮れましたね。なかなかチャンスをとらえるのは難しいですから。ちなみにどうでもいいことですが、鏡餅というのはその年の年神様が宿るものらしいです。門松やしめ縄を目印にして家に入った年神様が、鏡餅を通して家人にその年の分の命を与えるということらしく、だから鏡餅は分配して食べなければならないということです。そして分割された鏡餅を御年魂といい、転じて子供に与えるお年玉になったという説があります。
さてコカブはそこそこ元気がなく、しかし最悪ではない状況です。葉は確かに萎れていて、これは年末の急な冷え込みのためかと思います。詳しく見ると葉が凍ったのかもしれませんが、それが全てではなく根の活性が落ちたために吸水できなくなったのかな、という気がします。ともあれ株全体が枯れたわけではありませんので終了ではありません。
写真の撮り方についていつもエアコン室外機の上に移動させて撮影しているのでしょうか。これをされるとエアコン室外機の上に本当に置いていないのか、という懸念がこちらに生じます。横から撮影する、あるいはクローズアップのためかもしれませんが...... あくまで普段の置き場所をメインに撮らないと栽培環境を見て取ることができなくなります。そういえば今年の受講生は植物ばかり写すので陽の当たりが分かりません。
逆に良いことは文章と写真がリンクしていることです。水やり装置と鉢受けの話をしていますので、そこを撮らないと伝わりませんので。見ると確かに水やり装置は有効であり、加えていいペースだったようです。水が少し残っているということからそれがよく分かります。鉢受けもいい感じです。こららのことは来年度受講生へ向けての良い示唆になり、二週間の場合の例として使えます。
最後に収穫時期について、株が全部枯れるのでなければ根部も腐りはしません。これからも寒さが続くため、待っても大きくなるかどうかは分からないのですが、少なくとも直ぐに収穫する必要はありません。そして株数を減らしても残されたものが余計成長するわけではなく、それは日照競合しているわけではなさそうということから分かります。もう10日は待ってどんどん枯死に向かっているか見極めてからでも遅くはないと思います。
さて2021年になって大学も二年生に向かいますが、相変わらずまともなキャンパスライフが送れなさそうです。この世代は本当に可哀想ですね。まあですが帰省などの長距離移動した際には自主的待機?などして拡大防止に協力下さい。
では最終報告含め、またお待ちしています。
ラボスタッフ・オガタ