東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

野菜を育てよう その5 ~間引きと追肥~(農:大須賀文音)

2025年11月 8日 (土)

目次

1.はじめに

2.間引き

3.初めての追肥

4.おわりに

1.はじめに

こんにちは!大須賀文音です。

先日、サークルの後にみんなでラーメンを食べに行きました。硬めのストレート麺と飛魚のあっさりした出汁がマッチして、私好みのラーメンでした!トッピングのチャーシューは3種類が1枚ずつ載っていて、どれも柔らかくて美味しかったです。ラーメンはあまり好きではなく、ここ数年はほとんど食べていませんでしたが、また食べたいと思うくらいおいしいラーメンでした。

さて、今回は間引きと追肥について書いていこうと思います。

2.間引き

小松菜の間引き

小松菜は今までに3回間引いて4株残っていましたが、ちょっと狭いように感じたので、もう1株間引きました。

間引き前【播種から24日】10/28(火)8:19、気温10℃、湿度69%

IMG_3820.jpg

下の写真の、虫に食べられた痕跡の多いものを間引きました。

IMG_3820 (1).jpg

間引き後【播種から25日】10/29(水)7:10、気温5℃、湿度93%

IMG_3833 (1).jpg

鉢が小さいので間引いてもまだ狭い気がしますが、一度間引いてしまって後悔したら元に戻すことはできないので、とりあえずはここで間引きは終わりにしたいと思います。

今後やっぱり間引きするべきだということになったら、その時に間引こうと思います。





ミニ大根の間引き

大根も小松菜と同様今まで3回間引きを行っていました。3株残していましたが、だいぶ葉が大きくなって横にまで広がってきたので、さらに間引きを行いました。

間引き前【播種から35日】11/8(土)7:33、気温12℃、湿度64%

IMG_3857.jpg

間引き後

IMG_3860.jpgネームプレートに一番近い株を間引きました。

本当は真ん中の株を間引いて、できるだけ互いの距離が遠いものを残した方が良いのかもしれませんが、真ん中の株が最もよく成長しているように見えたこと、ネームプレート側の株は最も虫食いの跡があったこと(下の写真)の2つの理由をもとに間引く株を判断しました。

上の間引き後の写真を見ると、写真の下の方に写っている子葉と思われる葉が枯れてしおれているようですが、これは子葉の養分が成長に使われたことで起きることで、問題はないかと思います。

ミニ大根も小松菜と同様、一旦間引きを終了して、必要に応じて間引きをするようにしようと思います。

虫食い跡のある間引き菜↓

IMG_3863.jpg
前回同様、間引き菜を食べてみました。

さらに味が濃くなっていて、野菜を食べているという実感が持てるくらいにはなりました。

加熱したミニ大根の間引き菜↓

IMG_3864.jpgのサムネイル画像



3.初めての追肥

播種から35日目の11月8日(土)に、ミニ大根と小松菜両方の追肥を行いました!

前回のオガタさんのコメントを参考にさせていただき、鉢の縁の近くを浅く掘って肥料を埋めました。

ミニ大根の鉢には3か所、鉢が小さい小松菜の方には2か所肥料をやりました。
下の画像のように1か所に1つまみ肥料を置き、その後軽く土をかぶせました。

このとき、気温12℃、湿度64%でした。

ミニ大根

IMG_3861.jpg

小松菜

IMG_3862.jpg

過去の記事を読むと、肥料をやりすぎると葉が変色するなどの異常が見られるようなので、今まで以上に野菜の状態を注意深く観察するようにしようと思います。

4.おわりに

今回初めての追肥を行ったので、今後10日に1回程度のペースで肥料をやること、水を切らさないようにすることに気を付けたいです。

今のところミニ大根も小松菜も順調に育ってきているようですが、どちらも少しずつ虫の害が見られることが少し心配です。今後さらに被害が大きくなるようなら、何か対策を考えなければなりません。

野菜栽培を始めてからもう1か月以上がたちました。2セメの授業は課題が多く、夜遅くまで図書館に入り浸る生活を送っているので、野菜の世話をする時間を確保するのに苦労しています。前回の記事で早起きを頑張ると書きましたが、最近寝る時刻が遅くなって早く起きることが難しいので、別の方法で野菜を観察する時間を確保したいと思います。


今回の記事は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメント

大須賀さんこんにちは

 冒頭のラーメンは、何というか下町の中華屋ではなく、上品な「ごちそう系ラーメン」の気がします。麺の整えられ方といい、澄んだスープといい......う~む、大須賀さんにマッチしていますね。

 さて今回の投稿の画像を見ると順調な生育が伺われます。間引きが必要なのも植物体が大きくなったせいであり、喜ばしいことですね。また相変わらず間引きの具合が丁度よく、センスを感じます。

 実食もしてみたようです。もっと大きければダイコンの辛みなどが分かったと思いますが、とにかくトライするのが重要です。

 追肥について、確かに与えすぎると委縮などの弊害があるのですが、コマツナもダイコンも割と許容範囲が広いので、よっぽどやり過ぎない限り大丈夫です。それにホウレンソウと違ってエグ味が強くなることもあまりありません。充分あげましょう。

 さあ心配は一点、虫害です。仙台で、この季節、虫害は珍しいことなんですが......特に暖かい日が続いたせいでしょうか。虫の種類は確定ではありませんが、頻度的に言えばコナガの確率が高いですね。葉の裏をよく観察して、虫が見えるでしょうか。まあ、視認できるくらい大きくなっていれば葉もよほど食われた後なんですが。

 成長と、虫害と、どちらが早いか......この時点ではまだ様子見でもいいでしょうが...... 虫害が拡大するようなら農薬の処理が必要かもしれません。農薬は当研究室にありますし、また投与にあたっては注意事項もありますので、その際にはご相談下さい。

 そして最後に「中間報告のお知らせ」がホームページに上がっていますので、見ておいて下さい。例年同じ「必要項目」「文字数」ですから過去記事が大いに参考になるでしょう。ただし、今はまだ書きなれていないと思いますので、書きたいことを文章として打ち込むだけでかなり大変と思います。そこをぜひ乗り切って下さい!

 ではまた、レギュラー投稿もお待ちしています。

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 コッペパンだけに語呂の悪いペコッぺこがいいですね

ラブスタッフ・オガタ