東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

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平成23年度活動ブログ

平成23年度活動ブログ養成講座の活動を記録しています。

2012年2月の記事一覧

2012.02.13

第9回 科学者の卵養成講座 の様子

科学者の卵のみなさん、こんにちは。211日(土)に行われた養成講座の様子をレポートします。

 

今回は、今年度受講生71名、エクステンド生4名の方々が参加しました。風邪が流行っていて急な体調不良により欠席する人が多かったようです。受講したみなさんは、受講できなかった人のためにも、是非ブログに講義の感想などを載せてくださいね。

 

1300からの養成講座 前半の講義は「ひと・科学・社会 ~身体を使って考える環境問題~」講師は、教育学研究科・准教授 谷口和也 先生です。

 

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今回の講義は、任意のグループに分かれ、実際に身体を使ったグループワークを行いました。その中で、環境問題へのアプローチは、科学による技術的手法のみではなく、『社会』『政治』『経済』の中にある要因も加味して問題解決にあたることの重要性をお話頂きました。

 

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また講義の中で、紙(資源)や道具(技術)を不平等に与えられた複数のグループ(国家)の間で、できるだけ多くの富を築くことを競うゲームを行いました。多くの紙と道具が渡されたグループとそうではないグループの間に生まれた格差を、みなさんはどう捉えたでしょうか?

 

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後半の講義は「複雑な構造を持つ天然有機化合物の合成」 講師は、理学研究科・准教授 佐藤格先生です。

 

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有機化合物といえばノーベル賞化学賞を日本人が受賞されたことで記憶に新しいところですが、以前行ったアンケートでは、「有機化学」の講義を受講したいという声が多く寄せられていました。難しい内容でしたが、興味深いお話をたくさん聞けたのではないかと思います。

 

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質疑応答では、「右回りと左回りはどうやって区別をつけるのか」という質問に、「握手をするときは、右手を出したら右手を出す方が握手をしやすい。それと同じ様に『どちらが結合しやすいか』で区別できる」というお話をして頂きました。

 

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以上、第9回講座のレポートでした。

 

 

★お知らせ.

次回は、いよいよ最後の講座です!

318日(日)(※土曜日ではなく日曜日ですので、注意してください。)

片平キャンパス さくらホールにて、平成23年度のプレゼン会議を行います。

詳細は随時ブログ等でご連絡しますので、チェックしてください。

発表を控えているみなさん、頑張ってくださいね。

 

いわぶち

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